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児童書・一般書
星の王子さま

ときどき大事なことを思い出さなくちゃ、と思うと、この本を開きます。慌ただ
しい毎日からすーっと時空を超えた世界に吸い込まれて、浮き足だった自分の心
がゆっくりとしみじみと落ち着いてくる時間です。星の王子様のこの言葉、いつ
も忘れずにいたいと思うのです。“心で見なくちゃ、ものごとはよく見えないっ
てことさ。かんじんなことは、目に見えないんだよ。”

サン=テグジュペリ(著) 内藤 濯 (翻訳)
岩波書店

思考の整理学

初版は1986年発行、学生の頃に読んだ本が、ひょっこり出てきました。今のようにインターネットなどなかった時代に書かれた本ですが、どのようにしたら、日々の様々な情報や体験を「アイディアを生み出す」豊かな源泉にできるのか、いろいろと新たに学ぶことがいっぱい。最後まで読んでは最初に戻って、何度も繰り返して読んじゃいました。自分なりに工夫できそう--そんなヒントがいろいろ見つかります。

外山 滋比古 (著)
ちくま文庫(文庫)

見通す力

この先に何が起こるのか、どうなっていくのか、予測のつきにくい世の中になってきました。だからこそ、「見通す力」のある人とない人の差は、ますます大きくなっていくでしょう。見通す力はだれにでもある、と池上さんは言います。見通す力の4段階のテクニックを具体的に説明してくれる本書は、いろいろなヒン
トや気づきを提供してくれます。とても読みやすいです。

池上 彰(著)
日本放送出版

反貧困―「すべり台社会」からの脱出

ワーキングプアや派遣切りなど、雇用と貧困をめぐる問題が日本でも大きくなりつつあります。それはなぜなのか? 単に「だれが悪い」ではなく、その問題の構造をしっかり見つめ、構造から変えていくにはどうしたらよいのかを考えていく必要があります。本書は、日本の社会が「いったん足をすべらせたらセイフティネットに救われることなく、谷底まで滑り落ちてしまう」しくみになっていることをわかりやすく、事例も多く紹介しながら解き明かしています。「私は大丈夫」と思っていても、何かのきっかけで足を滑らせればきっと同じ状況になってしまいます。みんなで「本当に幸せになれる社会」「生きたい社会」を作っていくために、ぜひ問題の状況と構造を知ることから始めましょう。

湯浅 誠著(岩波新書)

つなげる力

「伝えること、つなげること」をミッション(使命)とする私はとてもうれしく心強く読みました。藤原さんとはパネルでご一緒したことがありますが、その風貌はまさしく「教育界のさだまさし」(^^;)。その藤原さんが、「確かにそうだよねぇ」という組み立てとリズム&フットワークの良さで「つなげること」が地域と社会を変えていくようす、一気に読めます。また、変化の激しい時代、単に情報を処理する力ではなく、そもそも正解のない問題にどう取り組んでいくのかという「情報編集力」が大事というポイント、その練習法、そして、未来を拓こうとする企画を潰そうとする抵抗勢力の切り抜け方など、とても役立ちます。

藤原和博

論語物語

高校生の頃から、何度か読み返しているお気に入りの本です。10年ぶりぐらいに読んでみて、やっぱりいいなあ!と。孔子やその弟子たちのやりとりや気持ち、考えが等身大で伝わってくるので、自分に引きつけて読むことができます。あわただしい時代だからこそ、変わらぬ真理の価値が大きくなります。読むたびにアンダーラインを引きたくなる場所が違っているので、その変化から、本を鏡に自分自身の「定点観測」をしているみたいです。

下村 湖人 (著)
講談社学術文庫

王様の速読術

読むべき本・読みたい本が山積み……。読む速度を上げるには? 読んで得られるものを最大にするには? と思っていて出会った本。「なるほど~!」と思いました。それまでの「読書」に対する自分の“思い込み”がわかって、変えられたため、読書がラクに、スピーディーに、そして「読んで活かせる」ものが増えました。

斉藤 英治 (著)
ダイヤモンド社

ふたりのロッテ

大好きなケストナーの本です。別々に育てられたふたごの姉妹ルイーゼとロッテがあるときばったり出会います。ふたりが別れた両親を仲直りさせるために立てた計画とは……? わくわく・どきどき。忘れていた何かを思い出させてくれるような、珠玉の一冊です。池田香代子さんの新訳も出ていますが、ここでご紹介しているのは、昔から大好きなこの雰囲気を醸し出してくれている高橋健二さんの訳です。小学生の頃はケストナーの『飛ぶ教室』が大好きで、100回ぐらい繰り返し読みましたー。

ケストナー(著)
高橋 健二 (訳)
岩波書店

動物会議

人間たちが会議ばかりやって、まったく平和な世界に向かって進んでいないことに我慢ができなくなった動物たちが世界中から一堂に会して、会議を開きます。
「ぼくたちがここにあつまったのは、人間の子どもたちの力になるためです。なぜか? 人間たちじしんが、このなによりもたいせつなつとめを、ほったらかしているからです! ぼくたち動物は、団結して、二度と戦争や貧困や革命がおきないことを要求します!」
当然ながら、人間たちは断固として動物たちの望みを拒絶します。動物たちはどのような作戦を練ったのでしょうか? 永久平和の条約に署名させることはできたのでしょうか? とっても楽しいストーリーをどうぞ読んで下さい!

エーリヒ・ケストナー
岩波書店

あめの ひの ピクニック (くまのアーネストおじさん)

アメリカに住んでいるときに見つけて、それ以来、だーいすき!な絵本です。アメリカではたくさん買い込んであちこちにプレゼントしていました。自分用に残すのを忘れたので(_ _;)、いまは日本語版を手元に置いています。

ガブリエル・バンサン, もり ひさし
ブック・ローン出版

野菜だけ?―目からウロコの野菜まるごと料理術 野菜料理大図鑑

雑穀を「つぶつぶ」とネーミング、素敵なお料理に変身させて次々と届けてくれる大谷ゆみこさんの野菜料理の本。これまたすごい本です。すぐに台所の野菜たちに会いに行きたくなるかも。こんなに力強くおいしそうな料理が、野菜だけでできるんだなあ、と感動。私のお気に入りは「蒸しダイコンのステーキ」。目のウロコもほっぺも落ちるおいしさですー。(^^;

大谷 ゆみこ
メタブレーン

図解 あの人はいつ勉強しているのか

「時間がない」を言い訳にするな! ビジネスをはじめ、各界で活躍する16人が登場。そのあふれる知識はいつ、どこで、どうやって、身につけられたのか? 毎日のすべてを勉強に変えるプロたちの勉強法を公開。(私も「できっこない理想を現実にする技術」というタイトルのページに登場しています)。ほかの15人の勉強法はいろいろと面白く、参考になりました。自分の勉強法を見直したり、新しいヒントやアイディアをもらうのによいきっかけになると思います。

PHP研究所

なぜ通販で買うのですか

 企業であれ、NGOであれ、個人であれ、自分が大事だと思っていることを「売りたい!」と思っている方々に、ぜひお薦めしたい本です。通販カタログにして、140万部というお化け雑誌でもある『通販生活』を出しているカタログハウスの斎藤社長がお書きになった本です。とても面白く、具体的な例やアドバイスが山盛りで、勉強になります。特に「本気で地球のことを考えて作ったのに、あまり売れない商品」「イイコトをやっているのに、なかなか広がらない運動」「一生懸命訴えているのに、なかなか理解してもらえない人」などに効きます。

斎藤 駿 著
集英社新書

 
やまびこのうた

こんなふうに、いろいろと考え、感じ、学んでおとなになっていくんだ……なんだかほっとするような懐かしいような、忘れつつある大事なものを思い出させてくれる本。

笹山 久三 (著)
河出書房新社

モモ-時間どろぼうとぬすまれた時間を人間にかえしてくれた女の子のふしぎな物語

「いちばん好きな本は何ですか?」と聞かれると、「エンデの『モモ』です」と答えます。高校生か大学生の頃から、ずーっと手元に置いていて、1年か2年に1度は読み返すほど好きな本です。

ミヒャエル・エンデ(著)
岩波書店