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セミナー「地域経済再生のしくみ~英国トットネスの取り組みから考える」のご案内

2017年06月19日
セミナー「地域経済再生のしくみ~英国トットネスの取り組みから考える」のご案内

Image by Manfred Heyde Some Rights Reserved.

https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Totnes_High_Street.jpg

英国のトットネスという町の名前を聞いたことがありますか?

トットネスでは、数年前から地域経済を取り戻す動きがさまざまに展開されていて、ずっと注目していました。実際にトットネスを訪問し、運動の中核メンバーやプロジェクトメンバーに詳しく話を聞き、町や周辺を歩いてプロジェクトの現場も見てきたお話をします。キーワードは「リ・ローカリゼーション」、わくわくすること間違いなし!です~。

トットネスは、ロンドンから南西へ、特急列車で3時間ほどの町です。海から10キロほど内陸に入ったトットネスは、かつて海運・造船業で栄え、農業地帯に囲まれていることもあって、「マーケット・タウン」と呼ばれていました。

現在の人口は8,000人ほど。町の周辺の15の村も併せて、1万2,000人ほどの人が暮らす地域が「トットネス地域」と呼ばれています。

英国の中では暖かく気候もよく、退職世代の人々などが移り住む人気の場所の1つでもあります。町の中心街「ハイストリート」には、個人経営のオーガニックのレストランやカフェ、お肉屋さん、洋服屋さんなどがこまごまと並び、行き交う人の目を楽しませてくれます。ハイストリートの坂道を下っていくと、すぐにダート川に行き当たります。ダート川の美しい風景もトットネスを代表する風景です。

また、デイリー・テレグラフ紙にオールタナティブな性格を持つマーケット・タウンで、ボヘミアンの影響が残っていると紹介されているように、「進んだライフスタイルの町」「ちょっと変わった人たちがイキイキと暮らしている町」「面白いところ」というイメージで目されている町でもあります。トランジション・タウン運動発祥の地として知られ、英国で最初に地域通貨を導入した地域でもあります。

同じくデイリー・テレグラフ紙によると、タイム誌は2007年に「トットネスはおしゃれなニューエイジの首都である」と紹介、ブリティッシュ・エアウェイの機内誌も2005年に「トットネスは世界でもファンキーな町のトップ10に入っている」と紹介しているそうです。

そのトットネスでは、数年前から地域経済を取り戻す動きがさまざまに展開されています。とても楽しそうですごく面白そうで、ずっと注目していました。

この3月末に念願叶って、実際にトットネスを訪問することができました! 運動の中核メンバーやプロジェクトメンバーに詳しく話を聞き、町や周辺を歩いてプロジェクトの現場も見ることができました。

キーワードは「リ・ローカリゼーション」。

食やエネルギー、しっかりした経済など、地域にとって必要不可欠のものを「再び地域の手に取り戻そう」という動きです。トットネスがすごいのは、さまざまな分野で実際に「再び地域の手に取り戻す」動きがいくつも進行していることです。

その秘密はどこにあるのか? 地域のキーパーソンたちに話を聞いてわかった「トットネスのすごさの秘密」を、本邦初公開!でまとめてお話をします。また、日本国内の参考になる地域の取り組み(取り組みが持続し、発展していくしくみ)についてもお話しします。

今回の特徴は、「いい取り組みですね~」という取り組みの紹介にとどまらず、なぜそのような取り組みが次々生まれ、続いているのか、どういうしくみを持っているからなのか、に焦点を当てることです。しくみがないために、一過性のイベントで終わってしまったり、補助金が切れたら終わってしまうこともよくあるからです。

どうしたら単発・一過性で終わらず、よい取り組みの好循環が創り出せるのか?その「しくみ」を知りたくて、あちこちに取材に行き、成功要因を分析してきました。その現時点での考えをお伝えします。きっとヒントになると思います。ぜひそれぞれの地域でのまちづくりの取り組みに活かしてください!

また、地方創生とICT/IoTの政策立案に関わっていらっしゃって、先日対談をさせてもらって素敵な豊かな時間をいただいた総務大臣補佐官・太田直樹さんも駆けつけてくださるとのこと。コメントをいただきながら、みなさんとさらに深めていきたいと思っています。本邦初公開、二度とない機会をぜひ!

(遠方やスケジュールが合わないなど、当日欠席の方も音声ファイルと資料で内容を共有いただけますのでぜひどうぞ)

エコッツェリア協会(三菱地所)との共催としての開催です。

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【丸の内de地方創生を考える】
~地域経済再生のしくみ 英国トットネスの取り組みから考える

■日 時:2017年7月4日(火)19:00~21:00(開場18:40) 
      終了後、30分程度交流会

■会 場:3×3 Lab Future
東京メトロ東西線・千代田線・半蔵門線・丸ノ内線・都営三田線
「大手町駅」(C10出口)より徒歩約2分

■解説・ファシリテーター:枝廣淳子(幸せ経済社会研究所所長、東京都市大学教授)

■プログラム(予定): 
1.はじめに(約10分)
2.トーク(約60分)
3.会場の皆さんとの対話&質疑応答(約50分)

■定員:約80名(先着順)

●お申し込みについて:事前に以下のチケットをご購入ください。

参加費 : 2,000円 (税込)

●お申し込み (Peatix 外部サイトに移動します)
https://peatix.com/sales/event/271253/tickets?ticket_744514=

お支払い方法は、クレジットカード (VISA・Masterカードのみ)・コンビニ・
ATMがお使いいただけます。お支払い完了後、イベントに関するご案内メールが、
自動返信でお手元に届きます。

■当日に関するお願い
・録音、カメラ、ビデオ撮影等はご遠慮ください。
・持ち物:筆記具をお持ちください。

■キャンセルについて
お申し込み後のキャンセル、ご返金はお受けできかねますので、あらかじめご了
承ください。

■主催:幸せ経済社会研究所(有限会社イーズ内)、

 エコッツェリア協会(三菱地所)

■共催:ジャパン・フォー・サステナビリティ


※当日はビデオ・写真の撮影が入る可能性がございます。撮影不可の方は受付にてお申し出ください。撮影された写真や動画はエコッツェリア協会ならびに幸せ経済社会研究所、ジャパン・フォー・サステナビリティのサイトやFacebook、資料などで使わせていただく可能性がございます。

■お問い合わせ

お手続きでご不明な点がありましたら、事務局までご連絡ください。

幸せ経済社会研究所 (有限会社イーズ内)
Tel: 03-5426-1128  Fax: 03-6413-3762
E-mail: Inquiry(@)ishes.org
※(@)は@に変更してお送りください。


※有限会社イーズは、2017年12月25日に移転いたしました。
この記事に関するお問い合わせ

 

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