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エダヒロの本棚

がんばっている日本を世界はまだ知らない vol.1
著書
 

枝廣 淳子、ジャパン・フォー・サステナビリティ(共著)
海象社

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「日本の環境活動は遅れている」―本当にそうでしょうか?いいえ、日本には欧米にない素晴らしい取り組みがたくさんあります。でも、それを海外に伝えるノウハウやチャンネルがない。「だったら自分たちで発信しよう!」と立ち上がったのが、JFSことジャパン・フォー・サステナビリティ。JFSの海外向けニュースを元に作られたこの本には、ワクワクする日本、日本人も知らない日本がいっぱい。日本と世界を元気にする一冊です!

はじめに
日本の環境の取り組み情報を世界へ!

●ジャパン・フォー・サステナビリティ(JFS)の生い立ち
私は、同時通訳者、翻訳者、環境ジャーナリストとして仕事をしています。通訳とは、日本語と英語の間のコミュニケーションのお手伝いをする仕事です。他の分野もそうですが、環境の分野でも、情報の輸入過多――日本にはたくさん海外の情報が入ってくるけれども、日本の情報はほとんど海外に出ていっていない――を、日々の仕事の場で実感していました。
「スウェーデンでは」「アメリカでは」と通訳をしながら、「日本にもいい取り組みがあるのになぁ」「日本には昔ながらの知恵もあるし、江戸時代だって循環型社会だったんだけどなぁ」と思うのです。
 海外からの講演者や参加者と雑談する機会があると、私はよく「日本にもこういう取り組みがあるんですよ」「日本には昔からね」と話します。するとみんなびっくりします。「それは知らなかった!」「自分の国にその情報を持って帰って生かしたい」と熱く見つめられるのです。でも残念なことに、「その情報」はほとんどの場合、日本語です。なので、持って帰ってもらえません。「もったいないなぁ!」といつも思っていました。
 海外の人々にとって、「日本からの情報がない」ということは、「日本では何もやっていない」ということになります。だって情報がなければ、何かをやっていることも知りようがありませんから。「本当はいいことをいっぱいやっているのになぁ」と私は一人でくやしがっていたのでした。
 では、日本の情報は伝わらないのか、というと、そうではありません。きちんと英語にして伝えるべき人のところに伝えれば伝わるし、世界に流れるということを私自身経験したことがあります。
 数年前にワールドウォッチ研究所の研究者が来日した折、「オフィス町内会」(89ページ)のユニークな活動を教えてあげたことがあります。詳しい情報が欲しいというので、彼女の帰国後に、データなどを英訳して送ってあげたところ、翌年の2000年版の『地球白書』にその話が載っているではありませんか。『地球白書』は世界中の100万人に読まれています。「しかるべきところにきちんと英語で情報を届ければ、世界中に流れ、多くの人々の参考にしてもらえるのだ!」ということを実感したのでした。
 ワシントンDCにあるワールドウォッチ研究所では、毎年世界中の関係者を集めて『地球白書』のお披露目会が開催されます。朝から夕方まで、各章を執筆した研究員が研究発表をするのです。この会に参加して4年めに私は、「地球白書ならぬ日本の現状についての『日本白書』を発表したい」と10分の時間をもらいました。
 日本の政府や自治体、企業や市民の動きをいくつかのテーマにまとめて英語でプレゼンテーションしたところ、予想を超える大反響を得ました。各国の参加者が次々と来て「日本もじつはいろいろやっているのですね! そんなに進んでいるとは知りませんでした」「ぜひ今後も情報を送ってください」と名刺を置いていったのです。「ああ、それだけ日本の情報が届いていないのだなあ」と再び痛感したのでした。
もちろん日本にも、環境報告書を作成し、英語版も作っている企業はたくさんあります。政府や諸団体のホームページには英語ページが用意されているものもあります。しかし、実際にその情報を使ってもらえる人にその情報が届いていないことが多いように思います。英語情報があっても、「その情報を必要としている相手」や「出し手がその情報を伝えたい相手」にきちんと伝えるチャンネルがないために、せっかくの英語情報を生かし切れていないのです。
 ワールドウォッチ研究所の会から帰国して、「日本の環境の取り組みを継続的に英語できちんと世界に発信する活動が必要だ」という思いを、自分の出している環境メールニュースに書いたところ、「大賛成だ。そのためだけのNGOを作ってもよいと思う」と熱いエールを送ってくれたのが、ソニーの環境経営のキーパーソン、多田博之氏でした。
「そうですよね~」とヒトゴトのように返事をしたそのときには、多田氏とNGOを立ち上げることになるとは、夢にも思っていませんでした。人生、どうなるかわからないものです。何度も話し合いを重ね、数カ月間の怒濤の準備期間の後、東京大学の山本良一教授、千葉商科大学の三橋規宏教授、アースポリシー研究所のレスター・ブラウン所長に理事になっていただき、多くの発起人やボランティア、賛同者の応援やご支援を得て、2002年8月末にNGO「ジャパン・フォー・サステナビリティ」(JFS)が立ち上がったのでした。

●JFSはどういう情報を世界に発信しているか
JFSはポジティブな情報をどんどん出すことを活動の柱としています。日本にはもちろん問題もたくさんあります。「告発型」「糾弾型」の活動も必要ですし、実際に行われています。特に、実際に環境が目の前で破壊されつつある場合、その破壊活動をストップする必要がありますから、「○○反対!」という運動や取り組みもとても重要です。
 しかし同時に、「何に反対するか、何を否定するか」だけではなく、「では何に賛成するか、何を促進するか」という活動も必要です。目の前の破壊を止めつつ、「そもそもそういう破壊の起こらない社会や世界」に転換していかないといけないからです。ところが、「ではどういう世界にしたいのか」というイメージを伝える情報は、これまであまり出されていませんでした。そこで、JFSは「日本も世界も元気になれる、自分たちも! とやる気になる、励みや参考になるポジティブな情報」をメインに出していくことにしました。
 環境問題に関して、「何がいけないか」はもうかなりわかっています。「どうしたらいいか」もかなりわかっています。いわく、化石燃料から脱却せよ、使い捨て経済を変えよ、云々。今必要なのは、「必要なことを実際に行っている実例」と「そのような取り組みがどんどんと広がりつながっているという躍動感、自分たちも飛び込みたいと思えるようなワクワク感」を伝えることだ、と思うのです。
「何をしなくてはならないかを知っていること」と「すべきことを実際にすること」の間には、じつは大きな溝があります。多くの人や組織や国にその溝を越えてもらうためには、「もう行っている組織や地域があること」と「その結果、その組織や地域がどんなにイイ思いをしているか」を伝えることが役に立つと思っています。この私の信念は、4年以上にわたって、環境問題に関心のある方々へいろいろな情報や自分の学んだことを個人的にお伝えする「環境メールニュース」を出し、読者の方々とのやりとりをしてきた経験に根ざしています。
 日本では「当たり前」でも、世界に伝えるとびっくりされることもあります。たとえば、日本では、ほとんど毎日のように新聞でもテレビでも環境関係のニュースが流れています。じつは、世界にとってはこれ自体がニュースになります。アメリカの研究者たちに教えてあげると「本当か? 信じられない」とびっくりします。アメリカでは、タンカーが座礁したとか、よっぽど大きなことがない限りニュースにはなりません。また、近年、多くの日本企業が積極的に物流を再編し、トラックの配送から鉄道や船舶の利用へと切り替えています。そして二酸化炭素を減らすとともに、コストを下げているのです。これは、「環境への取り組みが企業の競争力を増強している」好例です。「環境は経済や競争力の足を引っ張る」とまだ信じている世界の人々にぜひ伝えたい! と思います。
 レスター・ブラウン氏をはじめ、多くの人が「経済と環境は両立しなくてはならない」と言います。そのために必須なことがいくつかあります。「環境」をコストにちゃんと反映することやモノを売るのではなくて、機能やサービスを売るということです。
 このようなことは、理論や本に書かれているだけではなくて、日本ではもう実際にいろいろな企業が取り組み始めています。たとえば、社内で環境税を取り入れている企業があります。人事評価で、個人個人の環境への取り組みを評価して、ボーナスや昇給に反映させている企業もあります。
 モノではなくて機能を売るということでは、「蛍光灯を売るのではなくて、明かりだけを売る」サービスや、「ガスファンヒーターではなく、冬の間の暖かさだけを売る」企業が日本にはすでにあるのです。世界の理論が日本では実例になっているのです。
 日本ではここ数年、さまざまな取り組みが進み広がっており、その成果があがってきたところもたくさんあります。世界の中でも、めざましい勢いで動きつつある国なのです。その取り組みや成果をどんどん世界に発信していけば、世界も日本ももっと進めるはず! なのです。

●JFSの二つの使命
ジャパン・フォー・サステナビリティ(Japan for Sustainability)という名前には、私たちのミッション(使命)が込められています。「日本」と「持続可能性」をつなぐ「for」に二つの意味を込めました。
 for には「~のために」 という意味があります。一つ目の意味は「世界の持続可能性のために日本にできること」です。日本のさまざまな活動を世界に伝えることで世界を少しでも持続可能な方向に動かしたい、という思いです。対象は「先進国」「発展途上国」そして「日本」です。
 スウェーデンやドイツなどの環境先進国だって、日本の取り組みや昔ながらの知恵などから学べることがあります。発展途上国なら、日本の情報が役立つチャンスはもっと大きいでしょう。たとえば、巨大な発電所や延々と伸びる送電線を作らずに、最初から太陽光発電や風力発電に「一足跳び」できる技術や可能性が広がっているのですから。そういう情報をどんどん届けて、負の遺産を抱えて動けずにいる先進国の先へと進んでほしい! と願っています。
 また、「日本の中で展開しているこんなにステキなワクワクする取り組み」を世界に伝えると同時に、日本の人々にも伝えることで、取り組みをさらに進める一助になりたい、と願っています。
「日本の取り組みは遅れている」「ドイツやスウェーデンを見よ」――マスコミや一般の認識でも、このような声をよく聞きます。通訳と環境ジャーナリストの立場で世界と日本の活動の情報に触れることが多い私は、決してそんなことはない! と思っています。確かに日本が遅れている部分もあります。たとえば、企業や市民を望む方向に動かしていくための政府のしくみづくりはヘタです。でも、自治体や個別の企業には、欧米には見られない素晴らしい取り組みがたくさんあるのです。そのような活動を世界に発信していけば、世界からフィードバックが返ってきます。これも自分の「環境メールニュース」の経験からの実感ですが、情報は出せば出すほど集まってきます。日本の情報を出せば、世界の情報が集まってくるはず。世界からのフィードバックや情報を、今度は日本に伝えることで、日本の取り組みももっともっと進めたいと願っています。

 もう一つ、forには「〜に向かって」という意味があります。「持続可能性に向かっている日本」という意味です。国際会議で、ヨーロッパや中国の代表者が「われわれは50年後の自分の国をこうしたいと思っている。そのために今、こういう政策を打っている」と話すのを通訳することがあります。ところが現在の日本には、50年後にどういう日本になりたいのか、持続可能な日本が実現した暁にはエネルギーや食糧はどうなっていて、物質の流れはどうなっているのか…というビジョンがありません。
先述したように、自治体でも企業でも、NGOでも個人でも、いろいろな環境への取り組みを進めています。「そのような取り組みをすべて統合したとき、私たち日本はどこに向かっているのだろう?」「持続可能な日本ってどういう形なのだろう?」――共有できるビジョンがあれば、それに向かうためのさまざまな努力が全部つながり、もっと効果的に進んでいくことができるでしょう。私たちは、そのような「持続可能な日本」のビジョンを作るための話し合いの場を提供していきたいと思っています。

●JFSの活動
主な活動として、二つの柱で世界への情報の発信をしています。ホームページと月次のニュースレターです。
ホームページでは、1カ月に30本、日本のさまざまな進んだ環境の取り組みを発信しています。自治体の取り組み、企業の新製品や技術、NGOその他、あらゆるセクターの情報を発信しています。「情報データベース」と名づけられたこのページでは、いろいろな組み合わせの検索ができます。たとえば「自治体」で「温暖化」への取り組みは何があるかな? 「製造業」の「環境技術」にはどんなものがあるかな? そのような複合検索もできます。また、A社に関する情報はどれぐらいあるかな? という検索もできます。
 同じ日本でも、地域の情報はお互いに届きにくいものです。新聞の地方版にステキな活動紹介が載っても、別の地域の人には届きません。たとえば、香川県に「どんぐり銀行」がある。どんぐりを集めて持っていくと、通帳をくれる。預金(?)の単位はD(どんぐりだから)。預金額に合わせて、そのどんぐりを育てた苗木と引き換えてくれる。そんな地方からのワクワクする情報もJFSがどんどん発信していけば、世界だけでなく、日本の人々にも届けられます。
 「情報データベース」のページはすべて、日本語と英語の両方で用意してあります。日本語ページから同じ内容の英語ページに飛べるので、英語の勉強に使っている方も多いようです。本文中にこのデータベースからの関連記事タイトルを紹介しています。
日本の基本的な情報を世界の方に知っていただくコーナーもあります。人口や産業構造など、「日本入門」コーナーです。その他にも、海外の方にはもちろん、日本人にもわかりにくい「環境法」を集めたページ、英語版環境・持続可能性報告書のリンクページ、日本の技術や匠の技を発信するページなどもあります。ハイムーンこと、京都大学の高月紘教授の環境マンガ「ゴミック」は、日本でも海外でも大人気のページです。
 ホームページにたくさんの情報を載せていくことも大切ですが、世界の人々に「こういうサイトがあります、日本の情報はここで取れますよ」とお知らせすることも必要です。また、個々の記事の集合を大きく俯瞰したときに、では日本では今何がホットなのか、どこへ向かおうとしているのか、日本の全体像はどうなのか、そういうことをまとめて伝えることも大切です。そのために、毎月「日本のエネルギー事情」「日本の環境報告書の動向」などの概説や、個別企業や自治体、NGOなどの取り組みを掘り下げて紹介するとともに、江戸時代の日本の循環型社会の様子などを伝えるニュースレターも出しています。
 このニュースレターをたくさんの人に読んでほしい! と、世界各国の政府、企業、NGO、大学その他、日本からの環境情報に興味を持ってもらえそうな人々に「お読みになりませんか?」とお誘いする活動も03年春に始めました。また登録された方が他の方にも紹介して下さるなど、自助努力と口コミのおかげで、現在154カ国の4000人を超える人々に毎月ニュースレターを届けています。

 本書は、立ち上げ直後の2009年9月~2003年12月までのニュースレターの記事と海外からのフィードバックを素材に、「日本での活動と世界がそれをどう見ているか」をぜひ多くの方々に知っていただきたい! と作りました。同時期に世界中から寄せられたフィードバックをはみ出し記事欄でご紹介します。ほんの一部ですが……。そしてこの期間に発信した記事の見出し一覧(176ページ)を見ていくだけでも、「今、日本で何がホットか」が感じられることでしょう。日本のあちこちで展開している取り組みを見て、一緒にクワクしていただけたら、そして多くの組織や地域での「私たちもやろうじゃないか」という動きのきっかけになったり、エールを送ったりすることができたらとてもうれしいです。
 本書は、もともと「日本のことをあまりご存じない海外の方に送る情報」として書かれた英文ニュースレターをもとにしています。なるほど、このように「日本人には当然のこと」も説明する必要があるんだなあ、という視点でも楽しんでいただければと思います。
JFSの活動は現在、約40社の法人会員、約250人の個人サポーターに支えられています。毎月30本の情報発信は、200人近いボランティアが多くのチームに分かれて、有機的なネットワークで作業を行っています。新しいタイプのネットワーク型組織です(ボランティアの組織については172ページのコラムをご覧ください)。「日本の取り組みを世界に発信することで、世界と日本を持続可能な方向へ動かしていこう!」という主旨に賛同いただけたら、ぜひご一緒に!(法人会員、個人サポーターのご案内は、196ページをご覧ください。)

ジャパン・フォー・サステナビリティ共同代表
枝廣淳子

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あとがき

 私たちが世界に発信している元気な日本発の情報を、日本の方々にも読んでもらいたい! こういうNGOが活動をしているということを知ってもらいたい! 世界からのフィードバックがどんなにワクワクするものか、一緒に感じてもらいたい!
 そんな思いから、「ニュースレターや世界からのフィードバックを盛り込んだ本を作ろう」と思ったのは、JFSを立ち上げて1年たつ頃でした。それから半年、実際の作業がはじまって1か月、こうして「あとがき」を書くことができ、とてもうれしく思っています。
 本書も、ほかのすべてのJFSの活動と同じく、強力ですてきなボランティアメンバーと事務局スタッフのおかげで完成にこぎ着けることができました。掲載したニュースレターの記事は、枝廣のほか、小林一紀さん、高橋彩子さん、長谷川浩代さん、八木和美さんが書いてくれました。
 この本の出版プロジェクトは、顔を合わせての打ち合わせは2回だけ。メールのやりとりでプロジェクトを進めましたから、最後まで一度もお会いすることなかったメンバーもいます。みんなが同じ目的地を見つめ、打てば響くメールでのやりとりは、とても楽しく豊かな時間でした。だれがいちばん冗談メールを飛ばしていたかはナイショです。メンバーの岸上祐子さん、小島和子さん、五頭美知さん、三枝信子さん、西条江利子さん、佐藤千鶴子さん、佐野真紀さん、中小路佳代子さん、楽しかったね! 校正が終わったらチーム解散です。お疲れさまでした。
 そして、いろいろな形で応援・支援してくれた法人会員・個人サポーター、理事、ボランティア、インターン生、そのほかJFSの発足からいままで見守ってくれているみなさま、ありがとうございました。一つ、足跡を残すことができました。
 NGOにとって、日本は資金的に活動が続けにくい社会だと言われます。欧米のNGOの話を聞くと、そうだなぁ、と思います。その中で、JFSは生まれた時から多くの方に温かく見守ってもらうことができて、とても幸せです。それでもまだ持続可能な運営には手が届いていません。もし思いが重なるところがありましたら、どのような形でもご一緒していただけたらうれしいです。
 本書のタイトルは、まさしく現状どおり『がんばっている日本を世界はまだ知らない』ですが、これから『がんばっている日本の声が世界に届きはじめた』『がんばっている日本に世界が応えはじめた』『がんばっている日本に世界が倣いはじめた』『がんばっている日本が世界を動かしはじめた』という続編をゾクゾクと出せるよう、私たちも楽しく(これが持続可能なコツです!)活動をつづけていきます。
 みなさんもそれぞれの地域や分野で、よろしかったらぜひごいっしょに!

2004年春
ジャパン・フォー・サステナビリティ共同代表
枝廣淳子
多田博之

 

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