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第9回 Q&A

 

<質問>
翻訳の勉強も進んできたので、そろそろ少し仕事をしてみたいと思いますが、どこから始めてよいかわかりません。なにかアドバイスをいただけませんか?

<回答>
「翻訳の仕事」といっても、分野(ビジネス、出版)、就業形態(在宅、オンサイト勤務)などによって、求められる力も違えば、仕事の探し方もさまざまです。

「翻訳」「仕事」というキーワードでインターネットを検索してみるといろいろな情報がありますので、まずは自分がどのような仕事をしていきたいのか、調べてみましょう。

求められる仕事の形態も内容も本当にいろいろです。ブログを書いている翻訳者さんもたくさんいらっしゃるので参考にしてみてくださいね。

仕事を探す方法としてよくあげられるのは、

(1)翻訳者として企業に就職(派遣)する。
(2)在宅翻訳者向けのトライアルを受けて、翻訳会社に登録する。
(新聞広告、インターネットにもたくさんでています)
(3)知人、友人の紹介

などがあります。

(1)、(2)は、方針が決まったら片っ端から自分のできそうな仕事、興味のある分野の仕事にチャレンジしていくことも可能です。

仕事を探す中で、その分野で必要な力や求められる経験、専門知識などが分かると思います。トライアルの文章を見て、歯が立たないと感じられるようでしたらもっと実力をつけてからということになるでしょう。

翻訳者(翻訳志望者)の勉強会や交流会へ参加してネットワークを広げることで、(3)のような仕事の機会に結びつくこともあります。オンライン、オフラインいろいろなネットワークがありますので、探してみてはいかがでしょうか?

ただし、エージェントの立場から見てみると、たとえトライアルに合格できるだけの力をお持ちの方でも、専門分野や経験がなければなかなか仕事の依頼はしにくいという実情があるようです。最初から有償の仕事を探すのではなく、まずは勉強会への参加やボランティア活動などで経験を積んで実績をつくるのも一案です。

いずれにせよ、プロの翻訳者として大切なことは、「受けた仕事の期限を守り、調べ物をおろそかにせず、相手の要望に合った質の高い訳文を提供できるよう、ベストを尽くすこと」です。がんばってください!



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