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【募集中】2020年1月22日-23日 社会変革セミナー「変化の理論(TOC)~なぜ、どのように変化が起こるのか」

2019年07月24日 更新
現在募集中
 

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国際的に定評のあるコースで変化の理論への理解を高め、自組織での取り組みをレベルアップ

変化の理論(Theory of Change: TOC)を策定するための方法論を学び、実際に関係者を巻き込んで変化の理論を策定することによって、以下のようなメリットを目指します。

  • どのような成果を、なぜどのように創り出すのかの戦略・計画を明確に示し、変化に対するそれぞれの役割、責任、順序立てを組織内外の関係者の誰もが理解できる枠組みを提示する。
  • 新規案件策定や既存案件の見直しにおいて、プログラム/プロジェクト/組織戦略の骨格を示すことで、資金、人員、その他必要なリソースやサポートを関係者から得られる。
  • 期待する成果・効果を定義し、範囲を定めることを支援する。時間範囲に応じた適切なプログラムの評価を可能にして、また、適応や学習の素地をつくる。
  • 多様な利害関係者にそれぞれにとって重要な成果を示すことで参画を促し、共通理解を広げ、それぞれの自立的な行動を後押しする。

変化の理論(Theory of Change)とは

「変化の理論(Theory of Change: TOC)」とは、社会システムに関わるプログラムの計画、評価、そして利害関係者たちによる参画の方法論です。具体的にはある文脈の中で望ましい変化が、なぜ、どのように起こるかを包括的にわかりやすく描写した理論、あるいはストーリーです。

ビジネス事例になりますが、アマゾンを創業したジェフ・ベゾスは、1990年代半ばからeコマースを通じて「顧客に良質の体験を提供することでアクセス数が増え、それによって商品を提供するサプライヤーが集まって品揃えが広がり、それによって顧客への良質な体験をさらに広げられる」というストーリーを周囲の人たちに繰り返し語りました。

また、ピーター・センゲと共に組織学習の普及に邁進したダニエル・キムは、「関係性の質の高まりが、思考の質、行動の質を高め、それによって結果の質が高まることでますます関係性の質が高まる」という法則を見いだし、「組織改革の成功エンジン」と名付けました。

こうした人や集団の行動の本質をふまえたわかりやすいストーリーは、多くの関係者たちを巻き込み、望ましい変化を創り出す上で、それぞれの関係者が、時間経過と共にどのような役割を果たし、変化が築かれていくかの共通理解を広げます。「戦略ストーリー」にも似ていますが、変化の理論という呼び方は、いわゆる「共創」、あるいは「コレクティブ・インパクト」と呼ばれるような、多様な関係者たちの参画とコラボレーションを必要とする際に使われます。

社会課題への取り組みに「変化の理論」づくりが求められる

もとより、変化の理論は利害関係が複雑に絡み合う社会課題の解決の文脈で慈善活動や国際協力を支援する組織や財団などで活用されていたものです。こうしたソーシャルセクターでの広がりが、ビジネス界でもCSVやソーシャル・イノベーションを推進する企業や起業家の間でも広がり始めているのです。

近年は、気候変動対策に資金提供する緑の気候基金(GCF)をはじめ、多くの基金、財団、資金助成団体などが、プログラム申請の際に変化の理論の作成添付を必須条件としています。

この背景には、社会課題が、いわゆる政府セクターだけではリソース面でも能力面でも限界があることが認識され、ますます市民セクターや民間セクターの関与への期待が高まっていることがあるでしょう。そして公共のための資源をより効果的・効率的に配分する説明責任を果たす上で、明確な変化の理論を持っているかを重要視するようになってきたことがあります。

もしあなたの企業が本業を通じて社会課題解決に取り組む事業に取り組もうとしているなら、あるいは、そうした分野で活動するNPO・NGOへの支援や連携を行っているなら、資金を提供する機関、経営陣、ほかさまざまな利害関係者から変化の理論を求められる機会が増えてくることでしょう。

実績豊富なNEFコンサルティング社との共同開発セミナー

しかしながらこれまで、「変化の理論」をどのように作ればよいのか、その方法論について学べる場や機会が日本国内ではほとんど存在しませんでした。そこで、ソーシャル・イノベーション分野で豊富な実績をもつニューエコノミー財団のシンクタンク、NEFコンサルティング社(英国)の提供する人気定番コースを日本に導入することにしました。さらに、チェンジ・エージェント社の強みであるシステム思考を加味して共同開発した新コースが、「変化の理論(TOC)~なぜ、どのように変化が起こるのか」です。

1日目は変化の理論とは何か、また、他にどのような手法があるのかを踏まえた
上で、変化の理論にはどのような意義があるかを学びます。ついで、変化の理論
の作成には欠かせない、システム思考について紹介します。システム思考では、
未来を考える前にまず現状の社会システムが、どのように振る舞っているのか、
なぜそのように振る舞うのかを理解します。セミナーではそのためのステップと
ツールを紹介し、参加者の実際の課題も基づいて実践的に進めます。

2日目は、現状の理解をベースとして、望ましい変化は何か、システムへの介入
策を探る演習を行います。その上で各組織の取り組みが、どのように、なぜ望ま
しい変化を築くかの変化の理論を作成します。グループ別に実課題について
書かれた変化の理論を発表・討論し、また、実践上有用となる理論の検証とコミュ
ニケーションについて学びます。

社会課題解決の事業化や社会価値を創造するCSVに取り組む方、ソーシャルビジネス、NPO/NGO、財団、中間団体などソーシャルセクターの役員・職員の方におすすめのコースです。

事例、実績が豊富な英国のプログラムを、日本にいながらにして、また日本への応用を加味して受講できるセミナーです。また、多くの業界・セクターから参加者が集まる、一種のマルチステークホルダープロセスを疑似体験できる機会でもあります。

社会価値の創出に向けて、あなたの組織やプログラムの「変化の理論(TOC)」を考えるための方法論を一緒に学びませんか?

お申込みは こちら (※有限会社チェンジ・エージェントのサイトに移動します)


< セミナー概要 >

1日目

  • 計画策定と評価における変化の理論(TOC)の役割

  • アウトカムについて語る:TOC対「ログフレーム」

  • TOCのデータ収集:ステークホルダー・エンゲージメント

  • システム思考入門

  • ツール演習(1)今何が起こっているか

  • ツール演習(2)なぜそれが起こっているか

2日目

  • 前日振り返り

  • ツール演習(3)システムへの介入策を考える

  • TOCフレームワークの実践

  • 発表と討論

  • 発見の検証とコミュニケーション

  • TOCまとめと振り返り

※プログラムの内容は一部変更となる場合がございます。

< 講師/ファシリテーター>

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枝廣淳子

大学院大学至善館教授、有限会社イーズ代表取締役・幸せ社会経済研究所所長、有限会社チェンジ・エージェント会長

映画『不都合な真実2』(アル・ゴア氏著)の著書翻訳をはじめ、環境・エネルギー問題に関する講演、執筆、CSRコンサルティングや異業種勉強会等の活動を通じて、地球環境の現状や国内外の動き、新しい経済や社会のあり方、幸福度、レジリエンス(しなやかな強さ)を高めるための考え方や事例を伝え、変化の担い手を育む。島根県隠岐諸島の海士町や北海道の下川町、熊本県南小国町等、意志ある未来を描く地域のプロジェクトにアドバイザーとしてかかわり、「つながり」と「対話」でしなやかに強く、幸せな未来の共創をめざす。

パリ協定長期成長戦略懇談会メンバー、東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会 街づくり・持続可能性委員会委員、経済産業大臣主催エネルギー情勢懇談会メンバー(2017年8月~2018年4月)、日本学術会議 連携会員

主な著訳書

『プラスチック汚染とは何か』(2019年6月 岩波書店(岩波ブックレット)
『ぶれない軸をつくる東洋思想の力』(2018年12月 光文社新書 田口佳史共著)
『人生のピークを90代にもっていく!――折り返し地点から、「死ぬまでハッピーな人生」をつくる』(2018年11月 大和書房)
『アニマルウェルフェアとは何か――倫理的消費と食の安全』(2018年8月 岩波ブックレット)
『地元経済を創りなおす-分析・診断・対策』(2018年2月 岩波新書)
『不都合な真実2』『不都合な真実』(2017年 実業之日本社、2006年 ランダムハウス講談社)
『成長の限界 人類の選択』(2005年、ダイヤモンド社)
『学習する組織―システム思考で未来を創造する』(2011年、英治出版)
『レジリエンスとは何か-何があっても折れないこころ、暮らし、地域、社会をつくる』(2015年、東洋経済新報社)
『データでわかる 世界と日本のエネルギー大転換』(2016年、岩波書店)ほか多数

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小田理一郎

(有)チェンジ・エージェント代表取締役

オレゴン大学経営学修士(MBA)修了。多国籍企業経営を専攻し、米国企業で10 年間、製品責任者・経営企画室長として組織横断での業務改革・組織変革に取り組む。2005年チェンジ・エージェント社を設立、人財・組織開発、CSR経営などのコンサルティングに従事し、システム横断で社会課題を解決するプロセスデザインやファシリテーションを展開する。デニス・メドウズ、ピーター・センゲ、アダム・カヘンら第一人者たちの薫陶を受け、組織学習協会(SoL) ジャパン理事長、グローバルSoL理事などを務め、システム思考、ダイアログ、「学習する組織」の普及推進を図っている。サステナビリティの科学者と実践家たちの国際ネットワーク「バラトン・グループ」役員。大陸横断で持続可能な食料システムを目指すコンソーシアム「サステナブル・フード・ラボ(SFL)」の中心人物たちと親交を重ね、世界資源研究所(WRI)の生態系サービスレビュー実務に携わる。また、JICA で国内外の専門家に研修を実施するほか、インドネシアなど途上国でのサステナビリティ・リーダー養成に携わる。

主な著訳書
『なぜあの人の解決策はいつもうまくいくのか』(東洋経済新報社)
『「学習する組織」入門』(英治出版)
『企業のためのやさしくわかる生物多様性』(技術評論社)
『社会変革のためのシステム思考実践ガイド』
『敵とのコラボレーション』(いずれも英治出版)他多数。

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チェンジ・エージェント講師/ファシリテーター

大学卒業後、企業の人事制度構築運用、目標管理制度の導入運用、就業規則作成運用、労務顧問(労使紛争対応)等、人事労務の専門家として実務を重ねた後、学習する組織に関するサービス提供とさらなる探求を目的に独立、2015年よりチェンジ・エージェントに参画。企業に対してシステム思考、学習する組織のアプローチをベースとしたコンサルティングに従事する傍ら、システム思考を用いた地方の社会問題構造化のファシリテーション等も担当している。2018年には、JICAで専門家に向けたシステム思考、TOC研修を担当。

 

< 募集要項 >

日時:2020年1月22-23日(水木) 9:30-17:30

場所:田町グランパークカンファレンス(JR田町駅より徒歩5分)

募集人数:約25人~30人前後

対象:本セミナーは「変化の理論」について理解し、活用したいと考えているすべての人にご参加いただけます。

  • 非営利組織の役員・メンバーなど
  • 財団・中間組織の役員・メンバーなど
  • 社会的企業の役員・メンバー
  • 企業のCSR・CSV責任者、プログラム・事業担当者

参加費

  • 一般価格 70,000円(税抜)
  • NPO割引価格 49,000円(税抜)

セミナー終了時の消費税率を適用させていただきます。
※NPO割引は、フルタイム職員向けとなります。
NPO割引は特定非営利活動法人またはそれに準ずる方が対象となり、割引きには事前審査がございます。
※100km以遠の方は遠方参加者割引制度がございます。
ご利用に際しては、必要事項をご案内しますので、詳しくは事務局 seminar@change-agent.jp までお問い合わせください。
※割引きの併用不可

< お申込み/コース詳細 >

下記募集ページより詳細情報をご確認いただきお申込みください(有限会社チェンジ・エージェント社のページに移動します)

https://www.change-agent.jp/events/2019/001236.html

< 主催>

有限会社チェンジ・エージェント/有限会社イーズ

共同開発:NEFコンサルティング社(英国)

< お問合せ>

有限会社チェンジ・エージェント/有限会社イーズ
担当:岩下
東京都台東区浅草橋1-9-10 PF 浅草橋ビル5階
seminar@change-agent.jp


 チェンジ・エージェント社CSR・CSV実績

2005年の創設時から企業のCSR方針・戦略策定、CSRマネジメントシステム、CSRレポートなどによるコミュニケーションを支援するコンサルテーションを展開。特に、マルチステークホルダーとのエンゲージメントに関して、CSR各分野の専門家や市民とのダイアログの企画、ファシリテーションなどを提供してきました。

また、国内外の環境、社会、ガバナンス諸分野の専門家と広く交流し、国際的なネットワークを築き、世界のESG、SDGs、CSV、サステナビリティなどの潮流に関してのリサーチ、勉強会、講演などを多数実施。2010年から「サステナブル・フード・ビジネス研究会」を主宰し、食品業界の方が企業やセクターの枠を越えて学び、協働するためのプラットフォームを運営しています。

 NEFコンサルティングとは 

英国のソーシャル・シンクタンクNew Economics Foundation(NEF)の立ち上げた社会的企業で、「人と地球」を意思決定の中核に据えるために、社会的・経済的・環境的インパクトを測り、改善するためのコンサルティング・研修等の事業を展開しています。SROIの方法論を開発したのもNEFコンサルティングです。現在、SROIの国際的な認証制度を運用している Social Value International の主要メンバーでもあります。

アセスメント・見える化ユニットとは

イーズでは「測り、見える化することによって変化を起こす」必要性と重要性を認識し、「大事なもの・変えたいもの」を測定し、見える化する「アセスメント・見える化ユニット」を立ち上げています。専門スタッフがその知識とスキルを活用して、環境負荷、ソーシャルインパクト、幸福度、地域経済の現状などを測定・計算し、効果的に「見える化」するお手伝いをしています。


 

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