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―岩波ブックレット『プラスチック汚染とは何か』刊行のお知らせ―
「すべての人が加害者で、すべての人が被害者」に
環境問題にとどまらないプラスチック汚染問題を考える

2019年06月04日
プレスリリース
 

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 有限会社イーズ(東京・台東/代表取締役:枝廣淳子)は、6月5日(水)、書籍『プラスチック汚染とは何か』を岩波書店(岩波ブックレット)から発売いたします。

 ここ数年、海洋プラスチック汚染の問題の顕在化によって、プラスチックごみ問題が世界中で注目を集めるようになりました。これは世界規模で起こっている深刻な環境問題であり、とくに海洋プラスチック汚染は「21世紀最悪の環境問題の一つ」とも言われています。

 日本では6月末に大阪で開催されるG20首脳会議において議論を進めるべく、行動計画や対策案をまとめている一方、世界ではSDGs(国連の「持続可能な開発目標」)の一つとして、また、次の競争優位性の戦場として、企業の取り組みも盛んになっています。プラスチック問題は「環境問題」であると同時に「資源問題」でもあり、欧州では「サーキュラー・エコノミー」(循環経済)に転換していくうえでの「産業政策」としても取り組まれています。

 プラスチックの何が、なぜ問題なのか? それに対して何をすべきなのか? ブックレットでは、海洋プラスチック問題だけではなくプラスチック汚染全般への取り組みを、データや具体例と共に紹介しています。

 だれもが使っているからこそ、だれもが考え、取り組むことのできるプラスチック問題を契機に、真の意味での持続可能な社会とはどのようなものなのか、私たちはその実現に向けて何に取り組むべきなのか、対症療法を超えた議論の一助にぜひ本著をお役立てください。

 

『プラスチック汚染とは何か』
【目次】
はじめに
第1章 プラスチックとはどんな物質なのか ―増える消費と廃棄
第2章 海洋プラスチック汚染 ―その現状と影響
第3章 プラスチック汚染を減らすために―世界の取り組みの動向
第4章 プラスチックごみ問題を考える視点と枠組み
第5章 日本の課題
おわりに

 

【書籍概要】
発売日:2019年6月5日
単行本:88ページ
出版社:岩波書店
価 格:620円+税
ISBN-10: 4002710033 
ISBN-13: 978-4002710037
https://www.iwanami.co.jp/book/b454600.html

 

【著者紹介】
枝廣淳子(えだひろじゅんこ)
1962年京都生まれ。東京大学大学院教育心理学専攻修士課程修了。
環境ジャーナリスト、翻訳家。幸せ経済社会研究所所長。大学院大学至善館教授。
東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会 街づくり・持続可能性委員会委員。
著書に『地元経済を創りなおす――分析・診断・対策』(岩波書店)、『「定常経済」は可能だ!』(共著)『アニマルウェルフェアとは何か――倫理的消費と食の安全』(ともに岩波ブックレット)ほか多数。
訳書に、レスター・R・ブラウン他『大転換―-新しいエネルギー経済のかたち』(岩波書店)、ウルリッヒ・ベック『変態する世界』(共訳、岩波書店)、アル・ゴア『不都合な真実2』(実業之日本車)ほか多数。
https://www.es-inc.jp/about_es-inc/profile.html

 

【本リリースに関するお問い合わせ】
有限会社イーズ
住所:〒111-0053 東京都台東区浅草橋1丁目19-10 PF浅草橋ビル 5F
電話:03-5846-9841
E-mail:info@es-inc.jp
https://www.es-inc.jp/

※PDF版はこちらをご覧ください

 

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