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出光興産株式会社

お知らせ

取り組み

出光グループのサステナビリティ

当社グループでは、事業を通じて社会に貢献することを大切にしています。社会発展に貢献しながら、人々のライフラインを支えるエネルギーを供給し続けることが使命です。昨今、エネルギー利用における環境負荷が大きな社会課題となっており、当社グループにとって、地球環境・社会との調和は重要かつ喫緊のテーマと認識しています。そこで、当社グループのマテリアリティとして、長期的視野の下、中期経営計画期間中に優先的に取り組むべき重点課題を特定しました。
 グループ一丸となって、マテリアリティの解決を図っていくことで、地球環境・社会と当社グループの持続的発展を目指していきます。

当社グループのマテリアリティ
■ 収益基盤事業の構造改革
■ 成長事業の拡大
■ 次世代事業の創出
■ 地球環境・社会との調和
■ ガバナンスの進化
■ デジタル変革の加速

マテリアリティとSDGsの関連性

特にゴール達成に寄与できる領域

特にゴール達成に寄与できる領域

 

当社グループでは、マテリアリティおよびマテリアリティに結び付く主な取り組みの推進を通じたSDGsへの影響を検討しました。17ゴールが相互に関連し合うSDGsに対し、当社グループは程度の大小はあるものの、全てのゴールに影響すると認識しています。その中でも特に、事業活動を通じてゴール達成に寄与できる領域は、上記の3つと考えています。
 ゴール達成に取り組む一方で、達成への推進が資源利用やGHG排出量の増加などにつながる面もあるため、ゴールを遠ざけ、負荷を与え得る可能性を考慮し、対応策を検討するなど真摯に取り組んでいく必要がある領域があることも認識しています。
 当社グループでは、これらの社会課題に与え得る負荷を最小化、または打ち消すための取り組みを検討していきます。具体的には、石油資源の利用や気候変動リスクにつながるGHG排出量に対し、削減目標を設定し達成に向けた施策検討を進めていきます。また、プラスチックなどの石油化学製品、ソーラーパネルの再資源化に向けた検討もグループ一丸となって進めていきます。

 

成長事業の拡大 ~再生可能エネルギー発電の拡大~

再生可能エネルギーの拡大想定

再生可能エネルギーの拡大想定

 

当社グループは2019年11月末現在で海外ではベトナムで、国内では新潟、大分、神奈川、青森などの各地で太陽光・地熱・バイオマス・風力の再生可能エネルギー発電所を運営しています。これまで蓄積してきた運営ノウハウを基盤として、2030年に向けて国内外で再生可能エネルギー電源を大幅に拡大していきます。

2019年度の活動
■ ベトナムで49.5MWのメガソーラー発電所を完工
■ 徳山事業所におけるバイオマス発電の事業化を決定
■ 米コロラド州で100MWの太陽光発電プロジェクトを開始
■ 米カリフォルニア州で50.5MWの太陽光発電プロジェクトを開始

 

次世代事業の創出 ~サーキュラービジネス~

プラスチックリサイクルの概要図

プラスチックリサイクルの概要図

 

当社グループでは循環型社会実現の目的を、これまでの大量生産、大量消費、大量廃棄の社会を変革し、天然資源の消費を抑制し、環境への負荷を可能な限り低減する社会を形成することと考えています。再生可能な資源は、その再生能力の範囲内で消費し、再生能力のない資源については、最大限有効な形で消費するとともに、長期時間軸では使用を抑制しつつ、再生可能な別の資源へシフトしていけるよう、さまざまな取り組みを推進しています。
 当社グループは、再生可能な資源をできる限り再利用し、事業サプライチェーンの中に取り込むことで、持続可能なサーキュラービジネスの実現を目指しています。具体的には、プラスチックリサイクル、ソーラーパネルリサイクル、長期的視点ではCO2を資源として取り扱うカーボンリサイクルの取り組みを行っています。

 

地球環境・社会との調和 ~CO2削減の取り組み~

CO2削減の3つの指標

CO2削減の3つの指標

 

CO2削減を考える際には、環境面への貢献だけでは不十分と認識しています。環境貢献と同時に、将来の低炭素社会への移行を見据えた、より低炭素なエネルギーを供給するという社会面への貢献、ならびに事業ポートフォリオの転換を図りつつ収益を上げ続けるという経済面への貢献、という観点も重要だと考えています。
当社グループは、化石燃料事業と併せて、再生可能エネルギーや環境対応商品の開発関連事業、社会課題解決に向けた研究を進めています。これらの活動は、当社グループ事業のバリューチェーン全体を通じて、地球規模でのCO2削減に貢献しています。今後、自社グループのCO2排出量削減と並んで、本領域の重要性がさらに大きく
なっていくと認識しています。
 上記認識の下、当社グループでCO2削減を推進していくために3つの指標を設定し、取り組みを加速させていきます。指標1のCO2削減に関する目標値については、2030年の日本の国別削減目標の中で、当社が所属する業界団体の目標を大きく上回る形で設定しています。また、指標2については、お客さまが必要とするエネルギーを安定的に供給することが前提となります。

 

地球環境・社会との調和 ~人権基本方針、ダイバーシティ&インクルージョン方針の策定~

 当社グループは、人が持つ無限の可能性を信じ、多彩な従業員が多様なステークホルダーとの共創を通じて新しい価値の創造に挑戦し、人々の明るく豊かな生活に貢献したいと考えています。
 当社グループでは「人権の尊重は全ての判断や行動において根底をなすもの」と認識し、「人が中心」という企業姿勢を示し、且つ企業価値に大きなダメージを与えることが無いよう、起こりうる人権侵害のリスクを分析、把握し、排除するを目的に、「出光グループ 人権基本方針」を制定しています。
 また、当社グループにおけるダイバーシティ&インクルージョン(D&I)の意義・目的を明確にし、共通認識をもって推進していくため、「出光グループ ダイバーシティ&インクルージョン方針」を制定しています。

 

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企業・団体データ

本社東京都
Webサイト出光興産株式会社
CSR・サステナビリティ・環境報告書:
出光サステナビリティレポート2019
 
 

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