会社の社員がみんなしあわせで、しかも普通のビジネスより利益も成長率も高い。 会社の持続性も高く、創業者の事業承継戦略としても有効性が高い――こんなすてきな「会社のあり方」が存在するってご存じでしたか?
しかも、それは夢物語や変わった一部の人たちがやっていることではなくて、米国ではすでに民間雇用の8%を担っているそうです!
会社を支えている社員がその会社の大株主になってしまう「コーオウンド・ビジネス」欧米では「エンプロイー・オーナーシップ」と総称されている会社のあり方です。
日本ではまだあまり知られていない「コーオウンド・ビジネス」をわかりやすく紹介する書籍を今月の読書会で取り上げます。事例もいっぱい載っているので、イメージや自分たちへの引きつけ方など、ヒントがいっぱいあると思います。一緒に学び、考えてみませんか?
短期的な経済的利益の最大化を求める現代の資本主義や企業のあり方が地球環境や社会・人間を損なっている。そうではない経済や社会のあり方に変えていかなくてはならない――幸せ研はこれまでも、このような問題意識で、その参考となりそうな書籍を読んできました。
今回取り上げる課題書はまさに、めざすべき「幸せな資本主義・幸せな会社のあり方」のひとつのモデルを示してくれるものです。
12月18日開催 「幸せと経済と社会について考えるオンライン読書会」『しあわせな会社』を読む
本書を読むまでは、私もco-owned(共同所有型)の会社があるとは知りませんでした。多くの方が知っているゴアテックスもその一社だということ。そして、日本の法制度や税制を見渡しても、コーオウンド・ビジネスを阻害するものはひとつも存在しないということ。そして、日本でも少しずつ、この「幸せな会社」の例が誕生していること!
読んでいてわくわくしました。2025年の締めくくりに、ぜひ一緒にこの「希望の星」を知って、考えてみませんか。
ご参加をお待ちしております。
https://www.ishes.org/news/2025/inws_id003694.html