いろいろな展開の近況報告を少しと、いくつかのご案内をさせてください。
地元・熱海で立ち上がった観光局(DMO)の理事に選任されました。
https://atami-tb.com/
鹿児島県いちき串木野市の第3次総合計画策定のための市民×行政ワークショップ(まちラボ)のファシリテータを務めています。良い感じでスタートでき、バックキャスティングでのビジョンづくりを始めています。
https://www.city.ichikikushikino.lg.jp/seisaku6/shimin_ws.html
白馬村第6次総合計画・総合戦略の策定にむけての「村民ワークショップ」のファシリテータを務めています。
https://www.vill.hakuba.lg.jp/gyosei/soshikikarasagasu/somuka/kikakuchoseigakari/12/6th_comp-plan/workshop/250730_workshop.html
姫路の方々向けに「複雑な課題のつながりをシステム思考で読み解く! 企業経営・まちづくりの課題解決セミナー」を連続講座として担当しています。(姫路商工会議所都市まちづくり委員会、兵庫県立大学RREP推進室主催)
https://www.himeji-cci.or.jp/seminars_events/25080701.html
開学以来教鞭を執っている大学院大学至善館の副学長を拝命しました。
https://shizenkan.ac.jp/news/20250801/
就任のご挨拶。
「このたび、大学院大学至善館の副学長を拝命いたしました。四半世紀にわたって環境問題やサステナビリティの問題に取り組む中で、地球と社会と人間を大事にする経済への転換が不可避であると思うに到り、至善館の設立当初から教鞭を執ってきました。気候変動をはじめ、私たちの活動が地球の限界を超えており、混迷を極める先行きの見えない時代に、至善館の掲げる理念と実践が今こそ必要とされていると信じています。
私はこれまで、システム思考や持続可能性、東洋思想、ゼミ指導などを通して、次世代のリーダーたる学生たちの成長と社会的価値の創出に心を砕いてきました。今後は副学長として、担当科目を超えて、学生、教職員、卒業生、地域、社会との共創を通じ、至善館がさらに開かれた学びと挑戦の場となるよう尽力いたします。皆様のご指導とご支援を賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。」
至善館では「システム思考と持続可能性への挑戦」と「東洋思想」の科目を担当しています。この5~7月に行われた「東洋思想」の科目のコース評価でとても高い満足度の得点をいただいて、うれしく思っています。私が担当するようになって4年目ですが、勉強すればするほど、勉強したいことが出てきます。本当に広くて深い世界です。
ビジネスリーダー向けの東洋思想、大学院以外でも、というお声をいただき、6ヶ月のオンラインコースを行うことになりました。早々に多くのお申し込みをいただき、残席6とのこと、ご興味がある方がいらしたら、ぜひご一緒に!
「東洋思想で自己とリーダーシップの根っこを鍛える」
2025年9月~2026年2月の毎月最終日曜日 朝7時30分~9時30分
(各回終了後に講義部分の動画視聴サイトをご案内しますので、欠席されても大丈夫です)
<プログラム>
第1回:「天」と自分~自己の存在とそのあり方を考える
「中庸」「西郷南洲遺訓集」など
第2回:「修身」「知行合一」~自分をどう鍛え、高めたらよいか
「論語」「大学」「伝習録(王陽明)」「素直な心(松下幸之助)」など
第3回:「修己治人」~リーダーとしての自分を見つめる
「大学」「貞観政要」など
第4回:「無為自然」のあり方~水のようなリーダーシップとは
「老子」など
第5回:「三鏡」~人を見極め、自身を正す「鏡」を持つ
「貞観政要」「素直な心(松下幸之助)」など
第6回:「天は大きな使命を与える人に、あえて試練を与えて鍛える」~苦しいときこそ、試練を力に
「孟子」「西郷南洲遺訓集」など
もう1つ、自分合宿のご案内を。先日行われた「夏の自分合宿」はメールニュースでご案内する前に満席になったため、ご案内できませんでしたが、次回は1月10日に開催します。よろしければ、1年の計、一生の計を立てに、ぜひご活用ください!
「自分合宿 2026新春 @熱海&オンライン ~ビジョンを描き、レジリエンスを高める"自分マネジメント"の実践にむけて~」
また、今月の読書会は、「哲学対話」を取り上げます。対話に関心のある方、じっくり考えるやり方を身につけたい方、ぜひどうぞ!
8月20日(水)開催
『親子で哲学対話 10分からはじめる「本質を考える」レッスン』を読む
8月は、苫野 一徳氏の書籍、『親子で哲学対話~10分からはじめる「本質を考える」レッスン』を、課題書に取り上げます。
「本質」は何かを考えていく、「本質観取」という手法がいま注目されていて、地域や学校、オンラインなどで行われています。今回の課題書は、親子で10分間、「本質観取」をしたやり取りの様子が書かれている、とても読みやすい1冊です。親子での対話はもちろん、自分との対話、友人や職場での対話にも役に立つこと、間違いありません!
また、当日は参考文献の『哲学は対話する プラトン、フッサールの(共通了解をつくる方法)』から、
「本質観取」ってどんなものなのか、どんなプロセスやルールのもとに行われるのかなども紹介します。講師が解説しますので、参加者の方は参考文献は読まずに参加いただけます。
哲学者が考え、実践する「対話」とは? 実際に、読書会の参加者同士でもやってみながら、対話についてさらに考えていけたらと思っています。
本当に大事なこと、ゆっくりじっくり考えてみませんか。みなさんのご参加をお待ちしております。
枝廣淳子
■日時:2025年8月20日(水)18:30 ~20:30(開場18:15)
■会場:オンライン (ZOOM使用予定)
(お申込みいただいた方にアクセス用のURLをご案内いたします)
■課題書:『親子で哲学対話 10分からはじめる「本質を考える」レッスン』
(著:苫野 一徳)
■参加費:2,200円(税込)
■詳細・お申込みはこちら