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エダヒロ・ライブラリー環境メールニュース

2015年07月21日

東京都市大・市民講座「世界の現状、地元の取り組み~農と食を考える-世界と横浜の都市農業-」ご案内~ネパールの学校復興のご協力お願い(2015.07.21)

食と生活
 

先週は東京都市大学のエダヒロ研究室と、イーズの主宰する異業種勉強会の合同ゼミを行いました。

企業側は12社から14人が参加してくださって、事前に分担を決めて準備をしてきたゼミ生18人とのグループディスカションなど。学生にとってはもちろんのこと、企業の方にとっても「ふだんなかなか聞けない学生の声や率直な指摘が有益だった」とお役に立てたようです。

学食での懇親会も盛り上がり、あちこちで学生と企業の方がいろいろな話をしていました。「社会へ飛び出せ!」がキャッチフレーズのエダヒロ研、これからもこういう機会を創っていきます。

ゼミ生がレポートをアップしてくれました。学生からの合同ゼミのようす、よかったらご覧下さい。
http://www.yc.tcu.ac.jp/~edahiro-web/report/report11.html

また、先週末には、学外自主ゼミとして、小林武史さんが木更津で展開されている「耕す」という会社の農場を見学し、産みたての卵やとりたての野菜など、おいしいご飯をご馳走になってきました。竹を割る作業などに興じる学生たち、いつもとは違う横顔も見られて、楽しかったです。(こちらのゼミレポートも近々アップの予定です)

大学で行っている市民講座の企画を頼まれ、前から興味のあった「横浜市の都市農業」のテーマで開催することになりました。

横浜市は人口350万人を抱える大都市ですが、野菜の19%を自給しているということ、ご存じでしたか? 有名な「鎌倉野菜」の多くも、横浜市で栽培されているそうです。

私が「世界の農と食」についてお話ししたあと、横浜市の担当の方から、横浜市の都市農業についてお話をうかがい、実際に農家の見学へ行く予定です。

夏休みの半日、一緒に学びませんか?(自由研究にもぴったり!ですよ~)

~~~~~~~~~~~ここからご案内~~~~~~~~~~~~~~~~

参加費無料!

8月6日午後、東京都市大学 環境学部 新型市民講座「世界の現状、地元の取り組み~農と食を考える-世界と横浜の都市農業-」開催します。

世界的に大きな社会課題となりつつある食糧問題。世界の農と食はどのような現状なのでしょうか? 広がりつつある「都市型農業」とは? 

横浜市の先進的な都市型農業をご存じでしたか? 市内の農家は何を栽培し、どのような苦労があるのでしょうか?  

世界の現状から地元・横浜の取り組みまで、農と食について、学び、考えます。小学生の自由研究にも、中高生の自主学習にも、大人の学びにも、夕飯用の野菜の買い物にも(直売場にも寄ります!)絶好の機会です。どうぞご参加下さい。

開催概要
●日程:8月6日(木) 13:00~受付 13:30~16時ぐらい(横浜市営地下鉄・仲町台の農家にて現地解散)
●集合場所:横浜市都筑区役所6階 会議室(横浜市営地下鉄・センター南駅から徒歩5分:あざみ野から3駅)
●参加費:無料(移動時の交通費は自己負担)

○教員・専門家のお話+農家見学+対話・議論の多面的学び
○お子様(小学生以上)連れでも、中高生も、ぜひどうぞ!

プログラム
①「世界の農と食の現状は?」:枝廣淳子(東京都市大学環境学部教授・幸せ経済社会研究所所長)
②「横浜市の都市農業」:丸山知志(横浜市環境創造局みどりアップ推進部農政推進課) 
③農家見学と意見交換


お申し込みkankyoshimin(@)tcu.ac.jp まで【お名前・年齢】をお送りください
(お問い合わせもこちらにお送りください)。
※迷惑メール対策のため、お手数ですが(@)を@に変更してお送り下さい

FAX(045-910-2605)でも受け付けておりますが、その場合には連絡先をお書きください。

詳細: http://www.yc.tcu.ac.jp/news/20150715.html

~~~~~~~~~~~~~ご案内ここまで~~~~~~~~~~~~~~~~

最後に、同じ東京都市大環境学部のリジャル先生(ネパールご出身)からのメールと資料をご紹介します。先生の故郷の村もネパール地震で被害を受け、村の復興と学校の再建に奔走されています。私も支援しています。ぜひご協力下さい。

~~~~~~~~~~~~ここから引用~~~~~~~~~~~~~~~~

皆様、

いつも大変お世話になっており、誠にどうもありがとうございます。東京都市大学のリジャルと申します。NPOバル・ピパル奨学基金の代表もしております。

ご存じのように、ネパール地震により、500,000棟の建物が大きな被害を受けました。そして、建物の倒壊等により2015/5/30現在、8,691名が死亡し22,000名以上が負傷し、ネパール史上最大の国難をもたらしました。環境学部の岡田先生と私は5/17~5/24でネパール現地(カトマンズ盆地とダーディン郡サッレ村)に入り、被害状況の視察、意識調査、支援活動などを行ってきました。

故郷のサッレ村の被害は、思いの外、大きいものでした。

例えば、外側から一見すると大丈夫そうな住宅も、屋内からみるとひび割れが多く、建て直さないと住めない住宅が殆どでした。そのため、大半の村人は屋外に設置した簡易なテントに住んでいました。

この簡易なテントでは日本の梅雨の2倍近くの降雨がある雨期を乗り越えることは私の経験から出来ないと思い、村の60軒の住宅に8枚ずつトタン(屋根として使用する)を配りました。

同時に、ネパールのトリブバン大学建築学科の学生の協力を得て、村に5軒のかまぼこ型仮設住宅を建てました。また、壊れた校舎では小中高校生が安心して勉強できないため、学校が再開できるように、日本から持参した二つの大きな防水シートを使って、大型のテントを校庭に設置しました。

黒板も壊れていると村人から聞いていたので、黒板になるシートも持って行き、簡易黒板も作って参りました。加えて、学校の生徒1人1人にノート12冊と鉛筆も配りました。地震によりノートが壊れてしまった学生が多いと聞いていたからです。今回は、直近の雨期・数ヶ月を乗り切ることができるように小さな支援を行ってきました。

学校の再建、村の生活の復旧・復興にはかなりお時間と費用がかかりそうです。今後は学校の復興に向けて支援活動を行いたいと思っております。詳細について添付ファイルをご高覧ください。
http://firestorage.jp/download/4f1a2571cc067ae915a83f7557bc585f838fc5d4

<ご協力のお願い>
日本の支援によって建設・運営しているサッレ村のバル・ピパル学校(小・中・高)が地震で殆ど壊れました。学校の復興にご支援して頂ける方々に、ご寄付をお願い申し上げます。
http://barpeepal.com/

<振り込み先>
郵便振替口座 00930―4―265848口座名称
特定非営利活動法人 バル・ピパル奨学基金

どうぞ宜しくお願い致します。リジャル

東京都市大学 環境学部・環境創生学科
http://www.yc.tcu.ac.jp/~rijal_lab/
http://www.yc.tcu.ac.jp/~rijal_lab/nepal/vol1.pdf
http://www.yc.tcu.ac.jp/~rijal_lab/nepal/vol2.pdf
http://www.yc.tcu.ac.jp/~nepal_fieldwork/
http://www.yc.tcu.ac.jp/environment/
--
NPOバル・ピパル奨学基金 代表
http://barpeepal.com/
--

~~~~~~~~~~引用ここまで~~~~~~~~~~~~~~~~

ネパールの小中学生が安心して勉強ができるよう、学校と教室の復興にぜひご協力いただけますよう、よろしくお願いします!

14週つづけての授業は今週で終わり、来週は期末試験。大学のスケジュールにも少しずつ慣れてきました(でも夏休みはたぶんないのですよね......^^;)。

 

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