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エダヒロ・ライブラリー環境メールニュース

2012年06月07日

JFS「未来を育む学び in 東北」プロジェクト〜「世界が東北から学ぶ旅」参加者を募集します (2012.06.07)

新しいあり方へ
 

私が代表を務める「日本からの情報発信で世界と日本を持続可能な方向に進めていく」活動をしているNGOジャパン・フォー・サステナビリティでは、被災地支援の一環として、新しいプロジェクトをはじめました。

世界と日本の若者がともに学ぶ、という夏のイベントの参加者も募集しています。

プロジェクト全体と募集についてのお知らせを掲載します。ご興味のありそうな若者へぜひお知らせいただけたらうれしいです。よろしくお願いいたします。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ここからご案内〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

『JFS「未来を育む学び in 東北」プロジェクト〜東北の今に学び、未来への希望を育む〜』

2011年3月11日に東日本を襲った大地震・津波は、岩手・宮城・福島の東北3県に特に大きな被害をもたらしました。

それから1年、各地で懸命の復旧・復興の取り組みが行われていますが、地域の真の復興には時間がかかることも事実です。おそらく今後何年にもわたるであろう復興の取り組みを進めていくためには、「子どもたちが希望と夢を持ち続けること」「若者たちが復興を進めるために必要なリーダーシップを身につけ、活用していくこと」「世界に東北の"今"を伝え続け、東北の学びを世界の学びにしていくこと」が大切だとJFSでは考えています。

「持続可能な社会に向けた日本の先進的な取り組みを世界に発信することで、世界と日本を持続可能な方向へ一歩でも二歩でも推し進めていく」ことをミッションとして活動を開始して10年になる環境NGOジャパン・フォー・サステナビリティ(JFS)では、このたび、日本興亜損害保険株式会社の「Eco-Net 約款」等のご利用に応じた義援金から寄付をいただき、被災地支援を始めることになりました。

大震災の被害の大きかった東北3県を中心に、東北の今を見つめながら、子どもたちが未来への希望を育むことや若者たちの復興リーダーシップ力育成を支援し、東北の学びを世界の人々と共有するための以下の3つのプロジェクトを進めていきます。

■ プロジェクト1 「東北子ども未来公演」
東北の被災地の子どもたちが、大変な状況の中でも勇気と優しさを失わずにがんばっていることを応援し、被災地以外の人々や世界の人々にもその元気と知恵を伝えるため、被災地の子どもたちの演劇・芸能・音楽などの公演を中心とするイベントを被災地の人々とともに企画・実施します。

■ プロジェクト2 「世界が東北から学ぶ旅」
世界から6人の学生を東北への学びの旅へ招待し、東北の学生6人と共に被災地を訪ね、被災された人々や復興に取り組む人々の生の声に触れながら、3.11以降の軌跡と今を見つめます。旅の最後には、学生たちが被災地で得た学びと、未来への想い・希望を自分なりにまとめて世界に伝える場を設けます。

■ プロジェクト3 「復興を担う若手リーダー育成」
未来創造には、多様な利害関係者が関わりつつ、複雑な現実から問題構造のツボを見抜く「システム思考力」、利害関係者たちの間で共創的な対話を引き出す「対話力」、そして共有ビジョンを育む「ビジョン力」が求められます。そこで、東北の復興に向けて奮闘する若者たちを募り、これらの未来創造に必要なリーダーシップ能力を育む講座を開催します。

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プロジェクト2 「世界が東北から学ぶ旅」への参加者を募集中です。ぜひ奮ってご応募ください〜!

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http://www.japanfs.org/tohoku/ja/journey/pages/031939.html

参加学生募集の案内

世界と日本の持続可能性を高めるために情報発信を行っているNGOジャパン・フォー・サステナビリティ(略称JFS)では、2012年8月20日〜26日(※)に実施する、「世界が東北から学ぶ旅」に参加する学生を募集します。 ※20日都内集合、25日プログラム終了、26日解散

「持続可能な社会に向けた日本の先進的な取り組みを世界に発信することで、世界と日本を持続可能な方向へ一歩でも二歩でも推し進めていく」ことをミッションとして活動しているJFSでは、大震災の被害の大きかった宮城、岩手、福島の3県を中心に、東北の今を見つめながら、若者・子どもたちが未来への希望を育むことや若者たちの復興リーダーシップ力育成を支援し、東北の学びを世界の人々と共有するためのプロジェクトを進めています。その一つが学生を対象にした「世界が東北から学ぶ旅(ラーニング・ジャーニー)」です。

このプロジェクトでは、世界から6人、日本から6人の学生を東北への学びの旅へ招待し、被災地を訪ね、被災された人々や復興に取り組む人々の生の声に触れながら、3.11以降の軌跡と今を見つめます。今回の学びの旅は、震源地に近く、津波による被害がもっとも甚大であった宮城県を中心に訪ねます。組織学習の経験豊かなファシリテータが同行し、参加者の多様な視点を引き出す対話を重ね、学びを多層的なものとします。

旅の最後には、学生たちが被災地で得た学びと、持続可能な社会づくりに向けた未来への想い・希望を自分なりにまとめて世界に伝える場を設けます。学生たちの学び、成長、そして世界へのメッセ-ジを、映像と共に世界へ発信することで、若者たちの感受性や能力育成を支援しつつ、東北の学びを世界の人々と共有します。

参加する学生に求められるのは、現実の人や現場から本質を感じ取る共感力、他者を傾聴しながら自分の考えを英語で述べる対話力、新たなビジョンを創り共有していく意志をもっていることです。

この学習の旅のプロセスを通じて、国内外から参加する学生たちがリーダーに求められる未来創造の力を伸ばすことを狙いとしています。また、東北の今のありのままの姿から、海外と日本の学生たちの多様な視点から学び、未来へのビジョンを創造していく過程を記録し、世界に発信することによって、持続可能性に欠かせないレジリアンス(衝撃に耐え、再起する能力)についての貴重な事例を提供し、それぞれの国や地域の持続可能性に貢献することを狙いとしています。そして東北の今を世界や日本に伝え、フィードバックを受けることで、被災地の復興を進める一助となることも期待しています。

応募する学生は、参加学生応募要領を確認の上、応募書類を6月22日までに電子メールでtohokuproject[at]japanfs.org宛([at]を@に変えてください)に送付ください。

(応募要領・応募書類はこちらです)
http://www.japanfs.org/tohoku/ja/journey/pages/031816.html

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ご案内ここまで〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

海外からの参加者の募集を先行して進めていますが、世界各地から熱い思いと高い志を持った本当にすばらしい方々がたくさん応募してくれています。

国内の参加者にとっても、二度とないほど貴重な機会になることでしょう。

ぜひ東北の今を見つめ直し、世界とつながり、自分と日本・世界の未来を考えるために、ご応募をお待ちしています〜!

 

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