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エダヒロ・ライブラリー環境メールニュース

2011年04月26日

幸せ経済社会研究所主宰「幸せ経済社会研究会」6月期会員募集のご案内 (2011.04.26)

 

4月29日から10日間ちょっと、被災地支援に入ることになりました。国際協力NGOであるJENの石巻現地事務所でお手伝いをしてきます。
http://www.jen-npo.org/

先日、JENの事務局長の木山さんと打ち合わせをさせていただき、現地の状況をいろいろ教えてもらいました。どのくらいお役に立てるかわかりませんが、木山さんには「システム思考を駆使して下さい!」と言っていただき、できるだけ、目の前だけではなく、いろいろなつながりから少しでも全体像を見るように心がけて、効果的なお手伝いができるよう、がんばってきます! 

そして、きっと「本当に幸せって何だろう?」と考えさせられる場面も多いのだろうなあと。目と心を開いて、しっかり考えられたら、と思っています。

通信状況と現地での時間的余裕が許せば、現地からのレポートもお届けできたらと思いますが、29日以降しばらくおとなしくなると思います。(^^;

さて、震災・原発事故対応でばたばたしていましたが、幸せ経済社会研究所の活動も本格的に開始いたします。こんな問題意識で活動を展開していきます。(ウェブサイトより。http://www.ishes.org/ )

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ここから引用〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

これまで世界の大部分では、経済成長は社会のために必須だと考えられてきました。しかし、温暖化をはじめとする環境問題の影響が明らかになるにつれ、"経済成長"や"GDP""真の幸せのための経済や社会のあり方"についてしっかり考えようという動きが盛んになってきました。

地球温暖化も生物多様性の危機も、問題の「症状」のひとつです。こうした多くの問題を引き起こしているのは、有限の地球のうえで、無限の経済成長を求める構造であるという認識が広がりつつあります。現在のかたちでの経済成長は真の幸せにはつながらないという認識や、経済成長を前提としない幸せのあり方を模索する地域や暮らしの取り組みが各地に広がりつつあります。

しかし、現在の社会や経済の構造が"成長"を基盤としているかぎり、経済成長をやめることは社会の安定を損なってしまいます。したがって、現状ではほぼすべての政府が「経済成長」「GDP成長」を国の政策の基盤に置いています。

「現在の経済・社会システムの中では経済成長を続けないと雇用や生活が不安定になってしまう」一方、「地球の資源やエネルギー、CO2吸収源などの限界を考えれば、永遠に経済成長を続けることは不可能である」という状況は、「経済成長のジレンマ」と呼ばれ、近年研究者のみならず、政治家も大きく取り上げるようになってきました。

日本でもこのテーマ「経済成長のジレンマ」について研究し、国内外に発信する機関が必要との思いから、枝廣淳子が代表を務める有限会社イーズは環境NGOジャパン・フォー・サステナビリティ(JFS)の協力のもと設立したのが「幸せ経済社会研究所」です。JFSは主に海外発信を担当します。

「社会や経済を不安定にすることなく、どう地球の限界と折り合いをつけ、真に幸せな社会を築いていくか」「社会の真の進歩や幸せを何によって測るのか」は、今後の政府、自治体、企業をはじめとするあらゆる組織、そして私たち一人ひとりにとって避けることのできない課題です。

「幸せ経済社会研究所」はこのチャレンジに正面から向き合い、調査研究/情報発信/世論形成/対話/世界の動きとのネットワークづくりといった活動を展開していきます。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜引用ここまで〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

情報発信については、来月グランド・オープンするウェブサイトを中心に展開していきます。日本語のサイトにつづき、英語サイトもオープンする予定です。

世論形成や対話は、少しずつ活動を始めています。

エネルギーについて考えるための対話シートを作成しました
http://www.ishes.org/news/2011/news_id000014.html

「日本の今後のエネルギーに関する国民の意識調査」結果を発表しました
http://www.ishes.org/news/2011/news_id000011.html

そして、いよいよ研究・勉強の場を立ち上げます。幸せ経済社会研究所(略して幸せ研)の活動を支えつつ、一緒に勉強し、考えていこうという研究会のメンバーを募ります。ぜひ一緒に、この時代の最大のテーマについて学び、問題意識や時代感覚を共有する仲間とじっくり深めていきませんか。

研究会会員は、年10回開催される研究会に参加することができます。研究会は6月にスタートし、ほぼ月1回のペースで開催します。「遠方など参加できないが一緒に勉強していきたい」という方は通信会員になっていただくことができます。

いずれも、年会費は幸せ経済社会研究所の活動およびウェブサイト維持更新のための費用に充てさせていただきますので、「サポートだけでもするよ」という方も、ぜひよろしくお願いいたします!

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ここからご案内〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

■幸せ経済社会研究所主宰「幸せ経済社会研究会」6月期会員 募集のご案内

幸せ・経済・社会のつながりを統合的に学び、考えていく「幸せ経済社会研究会」の会員を募集します。

○6月期会員の会期は2011年6月〜2012年5月です

○会員は研究会に実費(3,000円)で参加できます

○研究会は年間10回開催されます

○1年間に参加できる研究会の回数に制限はありません

○研究会には1回のオブザーバー参加(5,000円)をのぞき、会員のみが参加できます

○研究会の効果を考え、定員を設ける場合があります。その場合は、先着順に受付いたします

○当日参加できず、ご希望の場合は、実費(3,000円)で配付資料・レクチャー部分の音声ファイルをお送りします

○2ヵ月先までの開催予定を会員へのメールならびにウェブサイトでお知らせします

●初年度は、主に読書会形式で研究を進めていく予定です

●年会費は幸せ経済社会研究所の活動およびウェブサイト維持更新のための費用に充てさせていただきます

●幸せ経済社会研究所が開催するオープンセミナーその他には通常の参加費が適用されます

年会費:1口10,000円 (年会費は幸せ経済社会研究所の活動およびウェブサイト維持更新のための費用に充てさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします)

※事務管理の都合上、会員の会期は「6月〜翌年5月」「12月〜翌年11月」の2種類となります。7月以降に参加ご希望の場合は、6月期会員としてご入会いただくか、12月期会員の募集までお待ち下さい。

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■幸せ経済社会研究所主宰「幸せ経済社会研究会」6月期通信会員 募集のご案内

幸せ・経済・社会のつながりを統合的に学び、考えていく「幸せ経済社会研究会」の通信会員を募集します。

○6月期通信会員の会期は2011年6月〜2012年5月です

○通信会員には研究会の配付資料・レクチャー部分の音声ファイルをお送りします

○当日参加できる場合は、事前申し込みにより参加できます。その場合の配付資料・音声ファイルの送付はありません。

○研究会は年間10回開催されます

○2ヵ月先までの開催予定を会員へのメールならびにウェブサイトでお知らせします

●初年度は、主に読書会形式で研究を進めていく予定です

●年会費は幸せ経済社会研究所の活動およびウェブサイト維持更新のための費用に充てさせていただきます

●幸せ経済社会研究所が開催するオープンセミナーその他には通常の参加費が適用されます

年会費:40,000円(年会費10,000円+10回分の参加費)

※事務管理の都合上、会員の会期は「6月〜翌年5月」「12月〜翌年11月」の2種類となります。7月以降に参加ご希望の場合は、6月期会員としてご入会いただくか、12月期会員の募集までお待ち下さい。

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幸せ経済社会研究所主宰「幸せ経済社会研究会」 担当:飯田
E-mail:Inquiry@ishes.orgTEL:03-5426-1128/FAX:03-6413-3762

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ご案内ここまで〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

初年度の研究会は読書会形式で始めます。

前半:課題図書についてレクチャーまたは発表後半:ディスカション

以下のような本を読んでいく予定ですが、とりあげる本や順番は、参加者とも相談しながら決めていきます。(以下に挙げてある書籍は、取り上げたい書籍の一部を例として出してあります。これらをすべて取り上げるわけではなく、ここにない書籍も追加していきます)

<課題図書グループ1:幸せや経済成長に関わる経済学や社会学について>
・幸福の政治経済学
・グローバル定常型社会
・アマルティア・セン 経済学と倫理学
・「豊かさ」の誕生
・足るを知る経済
・豊かさの条件
・豊かさとは何か
・ニュー・エコノミクス
・移行期的混乱
・経済成長って何で必要なんだろう?
・経済成長という病
・幸福論――"生きづらい"時代の社会学
・懐かしい未来
・経済成長がなければ私たちは豊かになれないのだろうか
・幸せってなんだっけ
など

<課題図書グループ2:幸せ・経済・社会に多大な影響を与えている貨幣や代替
通貨について>
・エンデの遺言
・エンデの警鐘
・パン屋のお金とカジノのお金はどう違う?
・不思議の国のNEO
など

<課題図書グループ3:新しい経済や社会のあり方について>
・シェア <共有>からビジネスを生みだす新戦略
・第三の消費文化論
・「豊かなる衰退」と日本の戦略
・「人口減少経済」の新しい公式
など


6月と7月の研究会では『幸福の政治経済学 人々の幸せを促進するものは何か』をじっくり読みます。

幸福の政治経済学―人々の幸せを促進するものは何か
ブルーノ S.フライ (著), アロイス・スタッツァー(ダイヤモンド社)

第1部 幸福をどうとらえるか
 第1章 幸福とは何か
 第2章 経済学における幸福のとらえ方
 第3章 幸福に影響を与えるさまざまな要因

第2部 経済的条件が幸福に与える影響
 第4章 所得と幸福の関係
 第5章 雇用と幸福の関係
 第6章 インフレと幸福の関係

第3章 政治的条件が幸福に与える影響
 第7章 現行の政治経済プロセスと幸福の関係
 第8章 政治体制と幸福の関係
 第9章 政治への参加と幸福の関係

第4部 結論
 第10章 幸福の政治経済学


幸せに影響を与える経済や社会のシステムについてしっかり勉強していきたいと思っています。

同時に、幸せに影響を与える心理的な要因(アイデンティティや自尊心・自信、他人との比較、メディアの影響など)についても、心理学出身の私はとても強い興味を持っています。実はレバレッジポイント(システムを大きく変えることのできる介入点)はこちらに(も)あるのではないかと思っているのです。

心理学的な側面についても勉強していきたいと思っています。

ぜひご一緒に。そして幸せ経済社会研究所の活動を支援いただけたらうれしいです。どうぞよろしくお願いいたします。

※メールニュースの引用・転載は出所を添えて、ご自由にどうぞ(枝廣淳子の環境メールニュース http://www.es-inc.jp


※有限会社イーズは、2017年12月25日に移転いたしました。
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