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エダヒロ・ライブラリー環境メールニュース

2011年02月05日

【短信】「幸せ経済社会研究所」とその活動についてのアドバイスをください(2011.02.05)

 

先日走りました(そして寄付金をたくさんいただきました! ありがとうございました!)湘南国際マラソンの写真が届きましたので、報告ページにアップしてもらいました。ゴールまであと7kmという、35km付近のようすです。(その割に元気そう? うれしそうです。そして、走り始めてからすっかり色黒になったこともよくわかります〜。^^;)
http://www.japanfs.org/ja/aboutus/event/pages/030597.html

さて、[No.1904] でご案内しました3月4日の幸せ経済社会研究所の設立記念シンポジウムに、たくさんのお申し込みをいただいていて、とてもうれしく心強く思っています。

「ビッグイシュー1冊」という参加費にもびっくりされた方が多かったようで、「イイやり方ですね」「刺激になりました」「どうやって思いついたのですか?」等コメントをいただいています。

少しまえのビッグイシューに、「「ビックイシュートレイン?」という、インターネット上で集まった人たちが、ビックイシューを買って、特定の日、特定の電車に乗り合わせて、ただ、雑誌を読むという、読者発案・主催のイベントの紹介が載っていたのですよ。お読みになった方、いらっしゃると思います。

第1回の11月21日、東京では山手線外回り池袋発10時の電車が指定され、池袋から、そして停車駅ごとにビックイシューを持った人が乗り込んできたそうです。

「だんだん増えてきて15人以上が雑誌を開くと、その他の乗客が不思議そうな顔をしたり、ひそひそ話をしたり。参加者同士は言葉を交わすこともなく、それぞれの駅で降りていく。でも電車を降りる一瞬、会釈するだけで、参加者同士通じ合った気がして笑みがこぼれます」

というレポートを読んで、「あー、私も一緒に乗りたかったなあ!」と思った瞬間、「そうだ!自分でもやればいいんだ〜」(^^; これが思いつきの背景です。

さて、シンポジウムのお申し込みの備考欄に、今回の幸せ経済社会研究所の設立について、そこでの活動について、感想やコメントを記入してくださる方もいて、とても励み・参考になっています。

そこで、ぜひそういう感想やアドバイスをみなさんからいただきたい!と思い、書き込んでいただくためのフォームを作ってもらいました。
http://www.tfaforms.com/191847

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ここから引用〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

http://www.tfaforms.com/191847

このたび「幸せ経済社会研究所」を設立し、活動を開始しました。「幸せ経済社会研究所」の設立の背景や問題意識は以下をごらんください。

ある意味処方箋が(実行できるかどうかは別として)明らかだったこれまでの環境問題に対して、「幸せ経済社会研究所」で取り組んでいこうと考えている「幸せ-経済-社会の関係性を問い直し、より望ましいシステムや指標を探る」活動は、“現段階では明確な答えのない活動”だと思っています。

それでも、「よくわからないから」「難しいから」「面倒だから」と目をつぶるのではなく、「明快な答えは今はないけど考えていこう、対話していこう」というスタンスで活動していきたいと考えています。

この「幸せ経済社会研究所」やその活動について、ぜひご感想やアドバイスをいただきたく存じます。問題意識そのものについて、そして、取り組んでほしいことや気をつけるべきことなど、今後の活動の糧にさせていただきたく、ぜひよろしくお願いいたします。

(個々にはお返事できませんこと、ご容赦ください。また、ご記入内容をとりまとめた形や匿名での引用として今後の活動で使わせていただくことがあるかもしれません。対話の一環としてご了承いただけましたら幸いです)

(★ここにコメント記入欄があります)

<幸せ経済社会研究所の設立について>これまで世界の大部分では、経済成長は社会のために必須だと考えられてきました。しかし、温暖化をはじめとする環境問題の影響が明らかになるにつれ、“経済成長”や“GDP”“真の幸せのための経済や社会のあり方”についてしっかり考えようという動きが盛んになってきました。

地球温暖化も生物多様性の危機も、問題の「症状」のひとつです。こうした多くの問題を引き起こしているのは、有限の地球のうえで、無限の経済成長を求める構造であるという認識が広がりつつあります。現在のかたちでの経済成長は真の幸せにはつながらないという認識や、経済成長を前提としない幸せのあり方を模索する地域や暮らしの取り組みが各地に広がりつつあります。

しかし、現在の社会や経済の構造が“成長”を基盤としているかぎり、経済成長をやめることは社会の安定を損なってしまいます。したがって、現状ではほぼすべての政府が「経済成長」「GDP成長」を国の政策の基盤に置いています。

「現在の経済・社会システムの中では経済成長を続けないと雇用や生活が不安定になってしまう」一方、「地球の資源やエネルギー、CO2吸収源などの限界を考えれば、永遠に経済成長を続けることは不可能である」という状況は、「経済成長のジレンマ」と呼ばれ、近年研究者のみならず、政治家も大きく取り上げるようになってきました。

日本でもこのテーマについて研究し、国内外に発信する機関が必要との思いから、このたび枝廣淳子が代表を務める有限会社イーズは環境NGOジャパン・フォー・サステナビリティの協力のもと「幸せ経済社会研究所」を設立しました。

「社会や経済を不安定にすることなく、どう地球の限界と折り合いをつけ、真に幸せな社会を築いていくか」「社会の真の進歩や幸せを何によって測るのか」は、今後の政府、自治体、企業をはじめとするあらゆる組織、そして私たち一人ひとりにとって避けることのできない課題です。

「幸せ経済社会研究所」はこのチャレンジに正面から向き合い、調査研究/情報発信/世論形成/対話/世界の動きとのネットワークづくりといった活動を展開していく所存です。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜引用ここまで〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

http://www.tfaforms.com/191847

ぜひどうぞよろしくお願いいたします。m(_ _)m

今日、久しぶりに20km走って来ました。懲りないヤツといわれそうですが2月20日に青梅マラソンに出るんですよ〜。(^^;

 

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