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エダヒロ・ライブラリー環境メールニュース

2008年12月11日

「日刊温暖化新聞」企業・団体パートナー募集のご案内(2008.12.11)

温暖化
 
昨年の1月15日に出した[No.1272] で、 > 『不都合な真実』の翻訳者としていただく印税は、温暖化の情報発信のための活 > 動の原資にさせていただこうと思っています(ウェブサイトを開設しようと考え > ています) と書きました。そして昨年12月に「日刊 温暖化新聞」のウェブサイトを立ち上げ、毎日世界からのニュースをお届けしています。(11月の見出しリストも、このメールニュースの最後につけておきますので、どうぞごらんください!) http://daily-ondanka.com/ コツコツと情報発信を続けるほか、温暖化の基本的な構造やデータ、さまざまなオピニオンリーダーの論考、伝える人を応援するためのツールキットなど、コンテンツも拡充を続けています。内外の重要レポートをサマリーでお届けするほか、イーズが実施する調査報告などもあり、多くの方々に見てもらえるサイトになってきました。(マスコミ関係者からも「必ずチェックしていますよ」とよくいわれます) 立ち上げて1年たち、発信内容やいただく反応にも手応えを感じる毎日です。でも、何の活動でもそうですが、続けるためには財政的な持続可能性が必要となります。ウェブサイトの立ち上げ費用はゴアさんの本の翻訳印税でまかなうことができましたが、残念ながら、印税収入はいつまでも続きません。(_ _; そこで、持続可能な形でこの「日刊 温暖化新聞」を運営していくとともに、企業の取り組みを一般の方々にも広く伝え、「本当に企業が考えるべきこと」を一緒に考えながら取り組んでいこうと、「企業・団体パートナー」の募集を始めました。 http://daily-ondanka.com/partnership/index.html 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ここから引用〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 日刊 温暖化新聞のプラットフォームにて自社・団体の取り組みを社会に向けて広く発信し、情報掲載費をご負担下さい。(10万円/年) ○日刊 温暖化新聞で「温暖化に取り組み、伝える企業・団体」としてご紹介し、その情報発信を支援いたします。 ○日刊 温暖化新聞のコンテンツを二次利用できます(非商用・社内向け) ○会員企業さま向けの勉強会やセミナー、社会のさまざまなステークホルダーとの会合などを予定しています(会費実費) 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜引用ここまで〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 現時点で参加・情報掲載をいただいている企業・団体パートナーの一覧は、トップページのほか、こちらにあります。 http://daily-ondanka.com/partnership/partner_list.html 株式会社INAX 株式会社電通 株式会社西尾家具工芸社 三国コカ・コーラボトリング株式会社 株式会社ギムニク パスワードを発行することによって、企業・団体は自由に情報をアップ・更新できますので、さまざまな告知などもタイムリーに発信できます。 ほかに、リコー、日立製作所、昭和シェル石油、日産自動車、花王、東京ガス、日本海ガス、損害保険ジャパン、日本コカコーラ、サントリー、大川印刷、NTN、サスティナブル・インベスター、ソトコト、山田養蜂場、グレイス、ランダムハウス講談社、高島油店、望月工業所、大地を守る会、スローソサエティ、大丸有環境共生型まちづくり推進協会などの企業・団体が参加を決めてくださって、掲載情報の準備を進めています。 大企業だけではなく地元でがんばっている中小の企業やNGOも、情報共有や勉強、情報発信のために、と参加して下さったり、環境に熱心に取り組んでいる企業のほか、マスコミや大学でも参加検討を進めて下さっているところがあります。 来年1月には、温暖化の研究者といっしょに「企業にとっての温暖化リスク分析」のワークショップを、パートナー企業・団体限定で開催する予定です。温暖化が進行したら、自社の事業領域にどのようなリスクが出てくる可能性があるのか、その予防や対策はどのように可能か、いっしょに考えてみませんか? また、社会のさまざまなステークホルダーに効果的に伝えるにはどうしたらよいか、といったコミュニケーションについても、実践と学びの機会を作っていく予定です。また、「日刊 温暖化新聞」のコンテンツを組織内の啓発用に使っていただけます。 というように、日刊温暖化新聞の活動をサポートしていただきつつ、きっとさまざまな点でお役に立てるのではないかと思っています。企業・団体の方、ご一緒に勉強し、取り組んでいきませんか。ぜひご参加下さい〜。 http://daily-ondanka.com/partnership/partner.html というCMのあと、11月の日刊温暖化新聞のニュース見出しの一覧です。 11月もさまざまな動きがありました。 見出しだけでもぜひごらん下さい。 2008年11月01日 ASEM閉幕:バローゾ委員長--金融危機は気候変動対策を怠る口実にはならない 2008年11月02日 WWF「生きている地球レポート」:気候変動の脅威が浮き彫りに 2008年11月03日 報告書:米国州別エネルギー効率化ランキングでカリフォルニア州1位 2008年11月04日 国際エネルギー機関 二酸化炭素回収・貯留技術の開発を世界に要請 2008年11月05日 オランダ環境評価機関 気温上昇緩和シナリオの必要性を主張 2008年11月06日 大気中のメタン濃度、2007年に再び上昇:MIT報告 2008年11月07日 2008年版FAO食料農業白書「バイオ燃料:可能性、リスク及び機会」発行 2008年11月08日 国連:砂漠化への対処が地球規模の危機を打開する 2008年11月09日 英国、電気自動車などのグリーンカー革命に向けた計画を発表 2008年11月10日 環境団体、オバマ氏の環境関係公約に大いに期待 2008年11月11日 オレゴン州知事 2009年の気候変動政策案を発表 2008年11月12日 欧州議会、カーボン・フットプリント30%削減を目標 2008年11月13日 大気中CO2は現在の削減目標を達成しても増加し続ける--長期的戦略が必要 2008年11月14日 ノーベル物理学賞のスティーブン・チュー博士:気象災害発生の可能性は「著しく高い」 2008年11月15日 国際電気通信連合加盟国、温室効果ガス排出削減で合意 2008年11月16日 研究報告:中国の食糧生産は気候変動影響を受けやすい 2008年11月17日 研究報告:強力な温室効果ガス、従来の推定量よりも多く大気中に 2008年11月18日 再生可能エネルギー促進のための国際機関創設へ 2008年11月19日 報告書:風力エネルギーで2020年までに100億トンのCO2削減が可能 2008年11月20日 フィンランド政府、エネルギー消費の抑制と再生可能エネルギーの利用拡大に向けた長期戦略を発表 2008年11月21日 米国環境団体、オバマ氏に気候変動対策を推奨 2008年11月22日 研究報告:気候変動がもたらす北大西洋の異変 2008年11月23日 EU研究報告:都市緑化が気候変動にもたらす効果 2008年11月24日 オバマ次期大統領、超党派知事の気候サミットにビデオメッセージを送る 2008年11月25日 中国 石炭燃焼が経済を後退させる 2008年11月26日 地域毎の気候変動適応策の評価ツール開発 2008年11月27日 ブリティッシュコロンビア大学:気候変動がサケ資源に与える影響を予測する手法を確立 2008年11月28日 メタン市場化パートナーシップ、インドに情報センターを設立 2008年11月29日 報告書:2020年までに英国の交通部門のCO2排出量26%削減が可能 2008年11月30日 米国初の「カーボンニュートラル・ゾーン」誕生 そういえば、まえに武田邦彦先生とのパネルトークの発言録を掲載しました。それを読んで「これはもっと議論すべきではないか」と思ってくれたある出版社で、本の企画が進んでいます。武田先生と私、そして温暖化を専門とする科学者との議論が本になりそうです。これも大仕事! 楽しみです〜。(^^;
 

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