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エダヒロ・ライブラリー環境メールニュース

2006年12月27日

世界のレジ袋をめぐる状況 その2(2006.12.26)

世界のわくわくNews
 

2ヶ月ほどまえに、[No. 1243] の「世界のレジ袋をめぐる状況〜バラトン合宿でのプチ調査」で、

> このメールニュースは現在、8000人ほどの方々が読んで下さっていますが、海外
> に在住の方もたくさんいらっしゃいます。もしよろしかったら、「私の住んでい
> るこの国ではこうだよ」「私の地域ではこんな取り組みがあるよ」等、情報を寄
> せていただけたらうれしいです〜。(ご自身のご存じの範囲でけっこうですので!)
>
> 世界のレジ袋をめぐる状況、寄せていただいた情報をまとめて、第2弾もお伝え
> できたら!と思っています。

とお願いしましたところ、たくさんの情報をいただきました! お寄せ下さった方々、どうもありがとうございました。まとめてお届けします。最後に、やはり情報を教えていただいて知ったバングラデシュの話も載せます。

さあ、レジ袋の世界一周の旅へどうぞ!

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ここから引用〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

【英国】

英国の(大型チェーン)スーパーでは、それぞれ、(比較的)丈夫な買物袋を売っています。だから、人によっては、それを買って使う人もいます。

一方、スーパーそれぞれに、そのスーパーのカードがあって、そのカードを呈示する事で、ポイントを貯める事ができます(大雑把に言って、買物の額の 1% 弱が還元される感じです)。そして、(すべてのスーパーかどうか知りませんが)そのスーパーの買物袋を持参して、レジ袋を使わない、とレジで宣言することで、(そのスーパーのカードに)若干のポイントがプラスされたりします。

見ている感じでは、実際にそうしている人はほとんどいないような印象を受けます。......もっとも、購買層は時間帯によってかなり異なるでしょうし、地域差も大きいでしょうから、あくまで僕の見たごくごく狭い範囲の印象ですが。

ちなみに、大手スーパーの一つ Sainsbury では、先日、organic food を○○£以上買った人には(丈夫な)買物袋をプレゼント、というキャンペーンをしてました。


【英国】

さて、レジ袋ですが、イギリス滞在中(2001〜2004年)、「あれ?なんで」と思っていました。というのも、20年くらい前イギリスに旅行で行った時には、スーパーはレジ袋持参、ない人はお金を払って袋をもらうというスタイルだったからです。

なのに、いつの間に、戻ってしまってんだろう???とずっと思っていました。残念ながら、居住中、調べそこなってしまったのですが、機会があったらイギリス人の友人に聞いてみます。


【英国】

ALDI という安価で売るスーパーのチェーンがあります。
http://www.aldi.co.uk/
http://www.aldi-stores.co.uk/
この店では、無料の買物袋は置いていません。だから、買物袋を持参していない客は、商品を手に持って出るか、レジの横にある買物袋を購入する必要があります。2、3種類ある袋の中で、一番安いいわゆる普通のビニール袋の型で 1袋 6円程度でしたか(記憶があやふや......すいません)。再利用が念頭に置かれたと思しきものは、もっと丈夫ですが、若干値は張ります。

ALDIの webサイトの FAQ には、こうあります。

http://www.aldi.co.uk/frequently_asked_questions/start.html
| Why do you have to pay for carrier bags at Aldi?
|
| There's no such thing as a free carrier bag. Many retailers add his
| cost into the prices of their products and so you pay for them
| indirectly. At Aldi the decision to pay for carrier bags is yours.

ちなみにこの ALDI という店、なかなか面白い販売戦略を取っています。店に出すのは、ALDI ブランドのものだけなのですが、入れ替わりが極端に激しいのです。つまり、ある商品をある個数作ったら、それを売り切って、その後、補充しない、つまりすべて売り切るようです(中には定番商品もあるかも知れませんが――私は滅多に行かないので存じません)。

そんな商品自体は格安なので、人によっては、ALDIの webサイトを定期的にチェックして、興味のあるものが入荷すればすぐ店に出向くそうです。売り切れる前に買わなければ、次に入荷する機会が果して来るのかどうかさえ分からないわけですから。特売商品は、ごったまぜにして、ワゴンで売られているので、おそらく最後のひとつまできれいに売り切れるのでしょう(無論、食品など、有効期限があれば別にして)。

作ったものを無駄にしないという意味でいいかなぁ、とも思ったのですが......、保証や修理がどうなっているのかが気にかかります。つまり、あるものを買って、壊れた時に、すべて売り切り戦略を取っている以上、先方で修理部品を確保しておくなんて手間のかかることはしないかも知れませんね。


【スイス】

1980年から2001年までほぼ毎夏をスイスで過ごしました。最新のスイス情報ではありませんので、現状と異なっていましたら訂正してください。

リオでの地球サミット後の1993年ごろからレジ袋の無料配布がなくなり、1994年には、買い物袋を持参しないと、1枚150円-200円の厚手のビニール袋を買うか、ばら売りのリンゴなどを入れる中サイズの薄手の紙袋に詰め込むしかないような状況になりました。

ペットボトルなどのデポジット制もこの頃に始まったような記憶があります。日本のビール瓶1本5円と言うようなものではなく、1本50円の前払いですから、回収率は良くなりますし、国際空港などで売っているワンウェイのボトルは2リットルで150円ほど割高になりますので、一般店舗ではリターナブルの厚手PETボトルです。ガラスボトルは重いので、プラスチックを好まない少数の人々向きです。汚れの落ち易いテフロン加工のリターナブルプラスチックミルクボトルがありましたが、一時ほど見られなくなりました。

スイスの場合、自治体により指定の厚手のゴミ袋が1枚80円-150円ほどですので、一戸建てはもちろん、集合住宅でも生ゴミコンポストや豚飼育をして、生ゴミ削減に努力しています。豚飼育はユニークで、集合住宅の生ゴミで飼育した豚は、皆で食べることになります。

指定ゴミ袋の価格を高くするのは、効果的とは思いますし、EU非加盟で、独自の体制を維持できるスイスならではのことと思いますが、食べ残りなど流せるものはすべてトイレに流してしまう人たちもいます。

【ベルギー】

ベルギー在住です。数年前はまったく認識なしだったようですが、最近スーパーでエコ袋売り出しました。近所のカルフールでは、レジ袋廃止になり、持参のエコ袋を忘れたらスーパーのエコ袋を買うしかないみたいです。

デレーゼというスーパーでは、独自のエコ袋を販売していますが、レジ袋もおいてあります(以前のレジ袋よりビニールの質はおちましたが・・・)エコ袋持参のさいは、ポイントがもらえます。(たしか1ポイントだと思いましたが、はっきりとはわかりません・・ちなみに500ポイントで5ユーロの買い物券と引き換えです)

他の安いスーパーでは、レジ袋などはなく、ダンボール箱が置いてあります。

以前、ドイツにいたのですが、(約10年前です)私のいた地域ではエコ袋持参が普通で、スーパーのレジ袋は有料でした。しかも、けっこう高かったように記憶しています。ドイツはエコに関する意識がすすんでるな〜と感心した覚えがあります。その後、ベルギーに移って、その頃まだ、スーパーではレジ袋使い放題だったので、違和感を覚えました。


【アメリカ】

アメリカ在住17年です。北カリフォルニア、ロードアイランド、ミネソタ、オレゴンの四州に住みましたが、たまたま大学町ばかりに住んでいるせいか、布製買い物袋を持って買い物に行ってレジ袋を使わなければ5セント返してくれる、というのは常識だと思っていました。

ほかには、レジ袋を使わなければ、その店での商品券が当たるくじ引きに参加できるという店や、紙のレジ袋自体に「この袋をもう一度使えば、5セント返します」と大きく印刷して宣伝してある店、店のロゴ入りの布の買い物袋を販売してレジ袋を使わないよう奨励しているところもあります。


【アメリカ】

レジ袋に関して、アメリカ、シカゴの状況をお伝えします。こちらでは、レジ袋は当然のように使っています。しかも、薄くて穴があいてたりするので(特にスーパーのもの)、ゴミ袋として使うには2枚重ねしないと使えません。ほとんどは車で買い物なので、スーパーから家までもてば十分で、丈夫な袋でなくても良いみたいです。

Whole Foodsというオーガニックの物がたくさん売っているスーパーでは、自分の袋を持っていくと10セント引いてくれます。そして、レジで紙袋かビニール袋か聞いてくれます。(ちなみにこのビニール袋はわりと丈夫です)

私はこちらに2年ほど住んでおり、今までアメリカ人はあまり環境に興味なさそうだなーと感じていました。が、最近になって、実はシカゴ市ではいろいろ取り組みがなされていることを発見しました。

先日はHistoric Chicago bungalow and Green Home Expo '06 というイベントも開催されました。普通の家具や銀行の出展もあったのですが、カーシェアリングや環境に優しい家などおもしろい出展もたくさんありました。

また、C3(Chicago Conservation Corps;www.cityofchicago.org/Environment/C3)という、環境問題を改善するコミュニティリーダーを育てる研修も始まっています。(ちなみに10月に始まったトレーニングに私も参加していますが、英語力もさることながら、自分の積極性のなさにちょっと自信をなくしつつあります・・・)そこでの参加者はレジ袋は使わず、自分の袋を持っていく、と言っている人もいました。しかし、全体としてはレジ袋は当然使うもの、という意識が強いように感じます。


【アメリカ】

シアトルのPCCという生協では、紙袋(リサイクルペーパー使用)、ビニール袋(Biodegradable)とも"Bag Donation"という形で一枚に5セント払わないといけないので、大半のお客さんが袋を持参してきているように思います。お店のほうでもオリジナルの布製買い物袋を売っていて、袋持参を勧めているように思います。それから、お店の入り口にビニール袋リサイクル箱が置いてあるので、もし、家から買い物袋を持ってくるのを忘れても、ここからビ二-ル袋を取って使って良い仕組みになっています。

シアトルの中型のチェーンスーパーですと、紙袋、ビニール袋とも無料ですが、自分の買い物袋を持参すると5セントや10セント、買い物額から値引きしてくれるところもあります。

大型の格安スーパーでも、レジ袋は無料です。こういうスーパーでは客が自分で買ったものを袋に入れる仕組みなので、レジ袋は使い放題で、袋を2重に使っているお客もみかけます。


【オーストラリア】

(前回のメールニュースでは)

> 【オーストラリア】
> レジ袋については何もしていませんよ。

とのことですが、ニュージーランドと同じく、それほど強く販促をしているわけではありませんが、スーパーではレジのすぐそばでグリーンバックを100円足らず,場合によっては50円くらいで売っています。

また、レジ係は『袋が要りますか?」とまず尋ねることが教育されているスーパーが増えました。『レシートが要ります」と言わなければもらえない所も多いので、レシートと袋の要求はお客側の責任となっていきつつあります。

建築工具やガーデニングの大手スーパーをはじめとして袋をあげない、と決めている店も増え、そこではエコバッグを売っています。これはもちろん、お客のニーズをふまえてのことですし、また土地柄もあります。

クイーンズランド州やウエスタンオーストラリア州など、環境を売り物にする観光業が盛んなところでは、小学校から環境教育がよく施されています。ごみはほったらかしておくといずれはみんな海に出てしまい、特にビニ袋などは亀を殺してしまう(と言ったらアボリジニ原住民は笑いますが。。。アボリジニにとっては亀は珍味なのです。)ということはケアンズの小学生達には常識です。

さらに、エコバッグをもっと使いやすくするため、大きいサイズのものが出回るようになりました。たとえば学校関係の教習会で、スタッフは教材と一緒にエコバッグをもらったりするのですが、それが去年あたりからA4サイズのコピー用紙オーダーボックスがそのままどっかりはいるサイズになり、私などはそれを重宝しています。


【オーストラリア】

たぶん、オーストラリアの状況については、ある程度、詳しく把握されていると思うのですが、少し、コメントさせてください。

スーパーマーケットの「ウールワース」とか、薬局チェーンの「シティーファーマシー」などでは、独自のグリーンのリユースできる袋を販売していて、レジ袋を減らす取り組みをしていたと思います。ホームページでも、紹介されていたはず、・・・・。(すみません、常時接続ではないので、簡単に調べられない環境です、・・。)

パプアニューギニアは、「発展途上国」です。スーパーマーケットでの取り組みは、オーストラリアよりも遅れています。

ただ、市場(マーケット)では、ほとんどの人が、買い物袋を持って、買い物に来ます。レジ袋はあるのですが、1袋50トヤ(20円)ほどで、有料販売されています。

マーケットでは、バナナが一房(10本以上)で、2キナ(80円)程度なので、80円の買い物のために、20円の買い物袋は高すぎる、という、感覚が働くので、レジ袋は、ほとんど売れていないです。

パプアニューギニアにも、「シティーファーマシー」があって、独自のグリーンの袋の販売もしています。

オーストラリア「ブリスベン」から、パプアニューギニア行きの飛行機に乗ったことがあるのですが、多くのパプアニューギニア人は、オーストラリアの「ウールワース」のグリーンのリサイクル袋を、お土産として購入しているようです。機内は、「ウールワース」のグリーンのリサイクル袋を持った人でごった返していました。

「シティーファーマシー」のグリーンの袋は、パプアでも入手できるのですが、「ウールワース」は、パプアに支店が無いため、オーストラリアに行かないと、入手できません。

パプアニューギニアでは手に入らないので、「オーストラリアへ行って来た!!」ということを証明するための、グッズとなっているようです。


【オーストラリア】

オーストラリアのレジ袋の取り組みということでご参考までにクイーンズランド・サンシャインコーストでの生活体験を書かせていただきます。

レジ袋は無料で、「Do you need a bag?」と聞かれる以外とくに対策はあるようには思えませんが、コールズ、K-mart、ウールワースなどの大規模なチェーン店ではどこでもそして、自然食品店など一部の小規模な店舗でもレジの近くの目立つところにエコバッグが販売されています。チェーン店ではお店のロゴ入りの緑や青のバッグが1ドル(90円)程度、小規模な店舗ではオリジナルデザインで10ドル前後です。最近は大規模店でも、少しデザインのかわいいカラフルなものが3ドルくらいで売っています。

大きさは統一規格のようで、縦横30cm、幅18cm程度と厚く、生地も厚めでけっこうたっぷり入ります。日本のエコバッグにも似ていますが、違うのは、清算時にレジの人に渡し、エコバッグに買った物を入れてもらう点です。(こちらではレジの人がレジで買ったものを袋に入れてくれます)使っている人がかなり多い(30%まではいかないかもしれませんが)ので、たまにエコバッグを忘れてレの人に渡すバッグがないと、なんとなく「かっこわるい」気持ちになります。

統一規格なので、どの店で買ったものでも、どこでも使えますし、レジ袋より丈夫なので破けず便利なのです(レジ袋自体は日本の数分の一の薄さで食品の袋の角がぶつかったくらいですぐに破けます)。ドイツ同様、レジ袋の質の悪さが、エコバッグの普及にもつながっていると思います。

また値段も安いので、忘れてもその場で衝動買いもできるし、デザインもかわいいものが多くなっているので日常的にもいろいろ入れて歩くのに便利です。みんなが買い物以外でも当たり前に街中で使っているので、「エコ」ぶっている雰囲気もありません。

こちらに来る前は、オーストラリア人は日本人よりエコ意識が高いから、エコグッズが普及するのだと思っていましたが、来てみると一般的に日本人より特別意識が高いとは思えません。

「みんなが使っている」「使っていないとむしろかっこわるい」「エコバッグは割安で、レジ袋より便利」このあたりの実用性が普及の秘密かな、と思っています。車社会なのでいつでも車に積んでおける、というのも大きいですけどね・・・

日本でももっと丈夫でかわいいエコバッグをレジで「格安」で売ってくれると違うのではないでしょうか?レジ袋にかけているお金をまわせば実現不可能ではないですよね、きっと!


【ニュージーランド】

ニュージーランドにもう4年近く住んでいて、紹介していた情報と自分の印象がちがうので、参考にしていただければ幸いです。

ニュージーランドでも、安さを売りにしているあるスーパーでは袋は有料で頼まなければレジ袋はくれません。もともと環境にやさしいのが目的というよりはサービスを減らした分、商品の値段を下げるのが目的のようです。

他のスーパーは確かにグリーンバックを売っていて、私自身も使っていますが、使って居いる人を見る事はどちらかと言うと稀な気がします。私の住んでいるウェリントンは全体的に環境に関心がある人が多いですが、レジ袋に関する関心は低いようです。

そもそも、ニュージーランドではゴミの回収、リサイクルなどがかなり未発達なので、友達なども、レジ袋を家のゴミ箱に入れて使ったりするので、レジ袋が必要な事も多いようです。


【パラグアイ】

パラグアイ滞在6ヶ月目で首都アスンシオンしか知りませんが。レジ袋を使っています。

スーパーのほか、市場でも路上販売の野菜果物もあのレジ袋のようなものを使っています。スーパーでは野菜、果物、豆、粉、砂糖、塩、洗剤、パンなど量り売りで買うことが多いので、品物の数だけ大きなポリ袋を使います。

毎回、レジ袋とその何倍ものポリ袋とで大量の袋が溜まっていきます。スーパーに入るときに預けてあるリュックサックに入れるようにしてレジ袋をもらわないようにしているのですが店の人はものめずらしそうに見ています。路上販売の人に持参のレジ袋を差し出して入れてもらっても無表情です。こちらが現地の言葉が思うように話せないせいかもしれませんが。


【韓国】

先週、ソウル(韓国)へ3日間行って来ました。コンビニで買い物をすると、レジ袋が要るか要らないか聞かれます。要らないと答えれば、商品はそのまま渡されます。小さなものの時は聞かれずにただ、ハダカの商品が渡されました。

要ると答えると、微々たる金額と思うのですが、レシートにオンされて袋代を取られます。(私は一度ももらわなかったので、金額が不確かです。申し訳有りません。)

一流百貨店である「ロッテ百貨店」の地下食料品売り場でも袋を要るかどうか聞かれます。そこでは、ビニール袋でいいのか、紙袋がいいのか聞かれました。多分値段が違うのだと思います。

いずれも袋を買わなかったので値段が分かりませんが、日本でもコンビニだろうがスーパーだろうが、デパートでも、袋は有料にすれば良いのにと、強く思った次第です。例え微々たる料金でも取られれば、レジ袋の利用は格段に減ると思いました。


【韓国】

韓国で主婦をしていた経験があるので、ソウル近郊でのレジ袋についてご紹介したいと思います。

韓国の環境省では数年前から取り組みを始めました。中でも、レジ袋削減のアイデアを主婦に人気のあるインターネットサイトで公募して一位に賞金100万ウォン(約12万円)を出すなど面白い試みもありました。

一応法律では有料化されていて、一袋20-30ウォン(2.5〜3.7円)を払う必要があります。

が、実際には近所の小さいスーパーで商品を買うと、店のおばさんが何も言わずにレジ袋に入れてくれる場合が多いです。たまにレジのそばに、おばさんお手製の「募金箱」のようなものがあり、「レジ袋の代金を入れてください」という趣旨のことが書いてあります。

小さいスーパーではお客が減ることを恐れてこういう苦肉の策をとっているのだと思います。

また、路上のお店や八百屋さんなどでは当然のように袋に入れてくれます。

一方、中型スーパーや大手ストアに行くとレジのところで、レジ袋はいくらです、とはっきり言われます。私の見るところでは、買い物袋を持ち歩く少数の人以外は、レジ袋を買っています。レジ袋が高くないと感じるか、買い物袋を持ち歩く習慣がないためと思います。

大手ストアは車で買いに来る人が多いため、(アメリカ式のように)レジの先に段ボール箱が用意されていて、客が自分で箱を組み立ててそこに買った商品を入れて持ち帰ることが多いです。

コンビニでも有料化されていたと思います。(少しうろ覚えです。)

韓国では、一般のゴミ袋もずっと前から有料化されているので、レジ袋の有料化も割と受け入れやすいのだと思います。(最初はいろいろお客の不満も寄せられたようですが。)環境意識の高まりも背景にあると思います。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜引用ここまで〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

さまざまなレジ袋事情がわかりますねー。情報提供、ありがとうございました。まだ紹介されていないよ、という国や地域の情報がありましたら、ひきつづき、お待ちしておりますので、どうぞよろしくお願いします〜。

さて、バングラデシュの話です。廃棄物学会編集委員会『市民がつくるごみ読本C&G』のNo.10 「特集 めぐる世界のモノとごみ」に、まんがライターのオーシロカズミさんが寄稿されている記事からのご紹介です。

バングラデシュにレジ袋が登場したのは15年ほど前のことだったそうですが、そのうちごみとして路上に捨て置かれるようになりました。環境汚染を憂いた政府は、2001年にディーゼル車とレジ袋の廃止を宣言したそうです。買い物の際は昔ながらのジュート麻の袋の持参を国民に呼びかけたのです。

2年後の2003年にこの方がダッカに降り立ったところ、数年前まで町を埋め尽くしたレジ袋が一枚も見当たらず、人々は明らかに再利用とわかる白い布袋をさげていたそうです。マイバックを持たない人には、店が無料で布袋を分けてくれるのですって。

国として「レジ袋廃止」を打ち出し、実行している国もあるのですね。

たかがレジ袋、かもしれませんが、レジ袋ひとつにしても、そのスタンスやつきあい方が、個人でも、お店や企業でも、地域や国でもいろいろなのだなあ、と。

では翻って、自分は、または自分の組織や地域は、どのようなスタンスやつきあい方をしていくのがよいのだろう?......そんなふうに考えるきっかけになりますね。レジ袋に限った話ではなく、あらゆるモノについても。

 

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