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エダヒロ・ライブラリー環境メールニュース

2006年08月13日

スギダラケ倶楽部からのプレゼントをどうぞ!(2006.08.13)

 
今日は、とっても素敵な「夏休みプレゼント」のお知らせです!(^^; スギダラプロジェクトを展開中の「日本全国スギダラケ倶楽部」から、1周年を迎えた「月刊杉」WEB版の特別企画でプレゼントコーナーを設けました、とのお知らせが来ました。 「スギダラ」って何?ですって? > スギダラとは 「杉だらけ」の略です(略されているのは「け」だけという話も > ありますが)。 > > スギダラプロジェクトを一言で簡単に説明すると、戦後の植林によって杉だらけ > になってしまった日本の山林をやっかいもの扱いせず、材木としての杉の魅力 > をきちんと評価し、産地や加工者、流通、デザイン、販売など杉を取り囲むシス > テムを結びつけることで、杉をもっと積極的に使っていこうじゃないか! とい > う運動です。 > > つまり、これからは山じゃなくて、街や住まいを杉だらけにしていこう! とい > うことです。もちろん、ただダラダラと日本全国杉だらけにするの ではありま > せん。クオリティの高い、愛情のこもった、杉ならではのモノたちを世の中に広 > く行き渡らせよう、というプロジェクトです。 とのこと。杉だけで情報が溢れている楽しいウェブサイトがあります。 http://sugidara.jp > 日本全国スギダラ倶楽部 会員募集中 : あなたもスギダラ会員になろう! > > 杉に興味のある方、杉関係の仕事に従事している方、 > 杉の製品が欲しい方、ぜひ会員になりませんか? > 会員の方には特製会員証を差し上げます。 > 展示会やイベントの案内を始め、スギダラに関するさまざまな情報をお知らせします。 > 学生の方の参加も大歓迎です。 > 会員登録された方には本部から確認メールを差し上げます。 > 今なら会費無料です! ご興味のある方、ぜひどうぞ! http://sugidara.jp (このウェブサイトの一番上の杉の木にカーソルをあてると、タブがでてきます。その「入会」というところにあります) このサイトやプレゼントのお知らせを教えて下さった方のメールをご快諾を得て、ご紹介します。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ここから引用〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 枝廣さま 以前、このEnviro-Newsにも取り上げていただいた。日向木の芽会の海野です。 公共工事を地元の材を使ってイベントメンテナンスを行っています。 私たちの活動「塩見橋イベントメンテナンス」を原点に次第に広がりを見せました。 「塩見橋手すりのイベントメンテナンス」 「杉コレクション」 「富高小学校の課外授業 移動式夢空間」 「日本全国杉だらけ倶楽部の発足」 「上崎橋プロジェクト」 「月刊杉WEB版の発刊」 「杉の産地のツアーの開催」 などなど止まるところを知りません。 日本全国杉だらけ倶楽部会員もOL,学生、サラリーマンのほかに、建築家、木材関係者、デザイナーとさまざまな人が入って杉だら活動を行っています。現在、370人です。 吉野の会員も活動的ですよ。 チェーンソーアートの出来杉さん 吉野中央木材の石橋氏 私たちの活動の特徴は、杉に特化している点です。そして、この楽しい活動を通してそれぞれの会員が自分たちの仕事に生かしている点です。 私たちの町では、世界的な建築家内藤廣氏による日本初の杉の木造駅舎が12月には完成します。この駅舎だけでなく町全体のいたるところに杉のストリートファニチャーを配置する予定です。 ちょうど1周年を迎えた月刊「杉」web版 http://www.m-sugi.com/ が日向特集です。私も書いていますので読んでください。(プレゼント企画や付録企画もあります) 行政と地元の有志とデザイナーが互いに協力しいながら、まちを作ろうとしています。県と市の行政がこんなタッグを組みところは、日本でもないと思います。小さな町ですが、そのパワーは、とどまるところを知りません。 杉コレクション http://www.miyazakikensanzai.com/ 平成13年は、木青会の全国大会が広島で行われました。枝廣さんが講演会をした大会です。「絶滅危惧種」という称号をいただき、PRはどのような方法があるのかと常に考えていました。 当時、枝廣さんは、「だんご三兄弟」に続く「さかな、さかな」の話題曲にたとえられ、別の業界の取り組みを紹介していただきました。 世間から注目されるには、それなりの仕掛けが必要です。日向木の芽会がコツコツと作り上げているPR事業は、まだまだ続きます。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜引用ここまで〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 海野さんが聞いて下さった5年前の基調講演は、 「地球環境と木材〜絶滅危惧種と絶滅危惧業界の生き残る道」 という演題で、日本木材青壮年団体連合会の全国大会でおこなったものです。 (内容はこちらで読めます) http://www.es-inc.jp/lib/lecture/050530_054138.html 500人以上というおおぜいの木材関係者のまえで話をするのははじめてだったのですが、それでも「目を覚ましてほしい!」という強い思いから、あえて「絶滅危惧業界」というカゲキなタイトルをつけさせてもらいました。 当日は生卵か木片が飛んでくるかも、と思いつつ講演しました(何も飛んでこなくて無事でしたが......それはそれでまた心配になったのでした......) 2001年12月17日のメールニュース[No. 612] で、その後の話をひとつ紹介しました。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ここから引用〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 先日、『山林』という森林・木材関係者向けの雑誌の12月号からのコピーを送って下さった方がいます。東大名誉教授の杉山英男先生が書かれた論考に、今年の6月に日本木材青壮年団体連合会(木青連)広島大会での私の基調講演に関する記述があったためです。 杉山先生はウッディレターという木青連の機関誌で私の講演録をお読みになったそうですが、こう書いてありました。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜  枝廣さんの演題は「地球環境と木材」で、その副題として「絶滅危惧種と絶滅危惧業界の生き残る道」という言葉が掲げられているのが私の目を引いた。この副題は枝廣さんご自身がおつけになったものと想像するが、木青連の会員を前に「絶滅危惧」という言葉を持ち出した枝廣さんの勇気と見識に頭が下がるのである。またこの副題を受け容れた木青連の大会実行委員会筋の度量と時代感覚に感心させられたのであった。(中略)  枝廣さんは林業・林産とは無縁な方のようだから、それで率直に「絶滅危惧」という言葉を口になさったかと推察されるが、私は長い間の林産・木造建築との縁故が「しがらみ」になり、率直に私見が述べられないままにこの年齢まで来てしまった。しかし枝廣さんの講演要旨を読み、ここらで林産・建築の両棲人間として本音を言わなくてはならないと痛感したのであった。(後略) 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜引用ここまで〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 このように受け取っていただき、うれしく思ったのでした。 吉野の木材業者さんにも、「どうせ、わかってもいない環境ジャーナリストが意味のない話をするんだろうから、突っ込んでやろう、と斜に構えて聞き始めましたが、気がついたら夢中でメモを取っていました」と、そのあと地元に何度も講演などに呼んだり山の見学に連れていってくださった方もいらして、うれしい出 会いも生まれました。 一方、ある大きな木材業界の団体が、大会の講演者の候補に私の名前がでたときに、「わが業界を絶滅危惧種呼ばわりするようなヤツは呼ぶな」と却下したという話もあって、「愛が伝わらなかったんだなあ......」と。(>_<);;;; でもこうして、海野さんのように、刺激や参考にして下って、「PRについてつねに考えている」方がいらして、とてもうれしいです。 さてさて、お待たせしました。プレゼント・コーナーの時間です。(^^; > 杉の魅力を語るさまざまなプレゼントを用意しました。応募資格はありません。 > 欲しい方は、どなたでもどんどん応募ください。 > 応募〆切は、8月31日。抽選の上、当選者は9月号で発表します。 http://www.m-sugi.com/12/m-sugi_12_presents.htm 私もさっそく応募しました。抽選で当たるといいなぁ〜。 とっても素敵なお皿や小物入れなどのほか、杉の屋台もあります。 ここからまた何か始まるかもしれませんよ〜。ぜひご応募ください!
 

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