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エダヒロ・ライブラリー環境メールニュース

2006年06月08日

今年も夏至はキャンドルナイトを(2006.06.07)

 

今年も夏至に向けて、「100万人のキャンドルナイト」が始まっています。
http://www.candle-night.org/

自分の思いがロウソクのような灯りになってきらめく「キャンドルスケープ」、今年は、日本だけではなく、世界スケールになっています。ここにメッセージを登校していただくと、これから時々お送りするニュースやメッセージをお届けできます。ぜひどうぞ〜。

それから、各地でイベントを企画中の方、イベント情報を載せませんか? 今年はすでに300を超えるイベントが登録されています。ご自分の近くで素敵なイベントがないか、見てみませんか?

そして、手弁当で活動しているキャンドルナイトを続けていくために、賛同金もぜひよろしくお願いします〜。お礼の気持ちとして、フライヤーやポスターのほか、ロウソクなどを送らせていただきます。「100万円スポンサー」もありますが、一口○円からぜひサポートをいただけたらうれしいです。
http://www.candle-night.org/charity/

呼びかけ人代表として、私もメッセージをアップしてもらいました。
http://www.candle-night.org/yobikakenin/

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ここから引用〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

ロウソクは、自らを燃やして、光となり、灯りとなる。

長いロウソクもあれば、ちっちゃなロウソクもある。
元気のいい灯りもあれば、弱々しくもけなげに輝いている灯りもある。
風の中でもがんばっている灯りもある。
どのロウソクも、自らを燃やして、光となり、灯りとなっている。

最後まで燃え尽きるロウソクもあれば、途中で消えてしまうロウソクもある。
でも、どのロウソクも、燃えているその瞬間は、光であり、灯りなのだ。

人もそうなのだ。
大都市の雑踏のなかでふとたたずむとき、
見ず知らずの人たちのそれぞれの中に、それぞれのロウソクを感じる。

元気のいい灯りもあれば、弱々しい灯りもあるだろう。
長いロウソクもあれば、ちっちゃなロウソクもあるだろう。
でもみんな、生きているその瞬間は、自らを燃やして、光になっているのだ。

信号が変わり、ふと深呼吸するように一拍おいて、雑踏が揺れる。
みんな、それぞれの灯りを胸に抱いて、あちらへ、こちらへ、交差して歩いていく。
たくさんのロウソクたちが歩いていく。

自分のロウソクはいつまで燃えているのかわからないけれど、
途中で消えてしまうかもしれないけれど、
この世に生まれてきてよかったなあ、
こうして、たくさんのロウソクたちと交差しながら輝くことができてうれしいなあと思う。
私は、天からみたらそれはそれは美しいきらめき絵図の、ちっちゃな一点なのだ。

キャンドルナイトの夜――
愛おしいロウソクたちに、乾杯!

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜引用ここまで〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

呼びかけ人代表のおひとりで、もともとの言い出しっぺのおひとり、藤田さんが会長をされている大地を守る会のニュースレターで、キャンドルナイト特集がありました。呼びかけ人代表が4人でわいわいがやがやしゃべっているようすを、じょうずにまとめてくださったものです。ご紹介しますね。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ここから引用〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

100万人のキャンドルナイト 
2006年6月17日(土)〜21日(水) 夜8時〜10時

夏至と冬至の時期に、夜8時〜10時の2時間、電気を消して、キャンドルを灯してゆっくりした時間を過ごそうとよびかける「100万人のキャンドルナイト」。2003年に全国的なよびかけを開始以来、わずか3年で東京タワーなど2万2,000箇所以上が消灯し、664万人が参加するまでに成長しました。その仕掛け人とも言える「100万人のキャンドルナイト幹事」の方々に、キャンドルナイトへの思いを聞きました。

話を聞いた方(登場順)
辻 信一さん(明治学院大学教授)
藤田 和芳(大地を守る会会長)
枝廣 淳子さん(環境ジャーナリスト)
マエキタ ミヤコさん(コピーライター)

■キャンドルナイトのはじまり

辻:私は世話人として、NGO「ナマケモノ倶楽部」をやっているぐらいだから、ナマケルものを探していたところ(笑)、2001年に北米で起こった自主停電運動を知って、電気を怠けるのはいいなと思いました。

藤田(以下、藤):辻さんの取り組みを聞いて、普通の人たちが自分の部屋で、食卓で参加できる、そんなささやかな取り組みが、日本にも世界にも大きな変化をもたらすことができると思いました。

枝廣(以下、枝):でも藤田さん自身も変わりましたね。

藤:本当は、エネルギーや平和など自分の主張を乗せたかったけれど、みんなに反対されました。それでは広がらないと。

前北(以下、前):キャンドルナイトには、ユーモアや、やわらかさがある。それで新しい世の中を作ってきたのですよね。

枝:あえて目的を定義しない強さを感じますね。それを全国が感じていて、ここまで広がっているのでしょう。

■キャンドルを灯してみると

辻:だけど、キャンドルを灯すのは大の大人が気恥ずかしいところもあります(笑)。

藤:私も、他の人に参加してと言っているくせに、自分でやるのは、大の大人がなんと軟弱なと思いました(笑)。ある意味、私は自分の人生にレールを引いて、その上を歩いているけれど、キャンドルのむこうにふと妻の顔が浮かんだ時に気恥ずかしくなってしまう。でもそれは決して嫌な感じではないのですよね。

枝:藤田さん、かわいいですねー。

前:ロマンスを取り戻している気がしますね。若いころの時間はいつでも取り返せるのですよね。

枝:キャンドルを灯すと、どんな人でも思いが動くのですよね。普通、活動はある方向にセットされているので、そこに合わないと動きません。

前:まさに、多様性と自発性のムーブメント。

辻:どっちに動くかわからないけど、思いが動くこと、それ自体に希望があると思います。

■火

辻:電気を消すことももちろんだけど、火を灯すことも大事。たき火やキャンプファイヤーなど、私たちは火とともに育ってきました。けれど火を失ってきてしまいました。

前:火はメディア。思いを伝えられる媒体なのに、消防法など色々な規制で、今の社会からは奪われてしまっています。大江戸火災などで木造の家が多く燃えたトラウマからだけれど。

藤:それにしても日本は火を規制しすぎ。ミャンマーでは、道路で点々と、火を炊いておかゆを作っていました。

枝:火を遠ざけることが解決策ではない。私は心理学を勉強してきたけれど、炎は人間の精神安定に役立つのですよ。

■大地を守る会会員へのメッセージ

辻:キャンドルナイトで時間を取り戻しましょう。何もかもが効率化する今の世の中で私たちは時間を奪われています。でも、人を愛することは手短にはいきません。1年に1回だけでも、ゆっくり人を愛する時間を取り戻しませんか。特に大地の人たちには、食卓の大切さを思ってほしい。本来命をはぐくむ場所のはずだった食卓は、今では殺伐としてしまいました。逆に、食卓さえ戻ってくれば、人の心や環境問題は半分解決したようなもの。フードマイレージも自分の食べるものを変えることほど有効な省エネはないということだしね。ぜひ食卓でキャンドルナイトを。

藤:食卓でのささやかな時間が、世界とつながっていることを実感してもらえれば。

枝:子どもたちにキャンドルナイトやろうよとは言わずに、自分でやっていると子どもも参加してきます。朝2時起きなのでキャンドルモーニングですが(笑)。自分が楽しければ、子どもにも伝わるのですね。キャンドルナイトに理由は必要ないのです。まずやってみたら、何かが生まれます。火の元にさえ気をつけたら、失うものは何もないのだから。

前:スローは不思議な呪文。ちゃんと時間が使えているか自分に問うことができる。

枝:忙しいと「スロー」に警戒感を持つ人がいるけれど、何もかもスローにしようというのではなくて、メリハリをつけること。自分で自分の時間の手綱を取ること。キャンドルナイトはそのきっかけになりますよ。

前:だまされたと思って、一度やってみてください(笑)。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜引用ここまで〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

大地を守る会では、6月18日(日)に、増上寺でキャンドルナイトイベントをおこないます。去年大好評だったフードマイレージ縁日も実施します。そのまま夜8時の東京タワーカウントダウンに参加するものいいですね! 詳しくはこちらをどうぞ。 http://www.daichi.or.jp/pc/candlenight/happyakuyatou06.html

今年のキャンドルナイトのメイントピックスのひとつは、「日本から世界へ」。

先日の幹事会には、わざわざ韓国から「いっしょにやりましょう」と韓国女性環境ネットワークのメンバーが参加してくれました。モーリシャスでも始まります。(こちらがモーリシャスのサイトです)
http://www.freewebs.com/ncnm/index.htm

カナダやオーストラリア、そのほか、あちこちから「私たちもやります」という声が届いています。「スペインでもキャンドルナイトを開きたいのですが、何から始めたらいいでしょうか」「インドにキャンドルナイトのメンバーや機関はありますか?」という問い合わせなどなど。

もっともっと、世界に広がったらいいなあ!と思っています。そこで、私がチーフをつとめる「キャンドルナイト海外展開チーム」では、キャンドルナイトを海外へ広めるお手伝いをいただける方を募集することにしました。

主な活動内容は、
1)英文ニュースレター・ダイジェスト版を海外の知人へ転送していただく
2)海外のサイトにキャンドルナイトについてのお知らせを告知していただく
  (こちらは英語でのやりとりが可能な方にお願いできればうれしいです)

詳しい活動内容ややり方は、海外展開チームのリーダーのもと、いっしょに進めていきますので、「面白そう!」「いっしょにやってみよう」と思っていただけたら、本文に「ボランティア希望」と明示の上、ご希望の活動(両方選択可)と氏名、Eメールアドレスを添えて、eninfo@candle-night.org まで、メールを下
さいな。

ロウソクの灯りとゆっくりとほんとうに大事なことを考える大切な時間を、世界へつながる・つなげる活動をぜひごいっしょに!

 

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