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【世界からのニュース】野菜を食べながら野球観戦? サンフランシスコ ・ジャイアンツが菜園建設

2013年09月05日

Triplepunditというサイトに「サンフランシスコ・ジャイアンツが本拠地球場AT&Tパークに約280平方メートルの菜園を建設するという計画を発表」という楽しい記事が載っていました。この記事とホワイトハウスの発表をあわせて、ご紹介します。

2013年7月、米国のオバマ大統領は、ホワイトハウスで開催されたサンフランシスコ・ジャイアンツの2012年ワールドシリーズ優勝記念行事の席上、同チームが本拠地球場AT&Tパークに約280平方メートルの菜園を建設するという計画を発表した。大統領は「地元の若者が野球場でも健康的な食べ物を食べることができるようにする取り組みだ」と述べた。

このジャイアンツ・ガーデンは、レフトとライトの観客席に挟まれたセンターの壁の後ろ側、現在は交換用の芝が栽培されている場所に作られる。建設は、2013年のオフシーズンに着工され、2014年の開幕日までに完成予定。センターの壁と背景はバッターの視線を妨げないように暗色でなければならないと定めたメジャーリーグ野球の規則があるため、背面からは透明に見える壁を採用する見込み。

水耕栽培施設、コンクリートのプランター、ブドウ棚なども備えた本格的な菜園では、イチゴ、ハーブ、アボカド、トマト、レモン、食用の花などを栽培する。菜園の有機農産物は球場内の売店で販売されるほか、菜園の近くに建設予定の野外レストランやコミュニティ教室でも使われる。

ジャイアンツは球場の売店運営会社Bon Appetitと協力してこの計画を進める。同社は、ジャイアンツ・ガーデンを通年利用可能なコミュニティスペースとし、オフシーズンには家族連れや子供向けの教室やツアーに利用する構想を抱いている。

オバマ夫人が推進する子供の肥満対策キャンペーンLet's Move!に敬意を表したこの菜園は、観客が野球を観戦しながら菜園で収穫された食べ物を楽しめるようにすることで、健康的な食事と持続可能な農業の奨励を目指す。

ジャイアンツは長年にわたって持続可能な取り組みを行っている。2012年のワールドシリーズの期間中は、試合が行われる日に出るゴミを8割以上再利用し、サンフランシスコ市のリサイクル率全米1位達成に一役買った。


※参考サイト
http://www.triplepundit.com/2013/08/buy-peanuts-kale-sf-giants-build-edible-garden/
http://www.whitehouse.gov/blog/2013/07/29/world-series-champion-san-francisco-giants-visit-white-house


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文字通りの地産地消(フードマイレージは数メートル?)、新鮮なイチゴやアボカドを食べながら野球観戦ができるなんて、すてきですね!

日本では野球よりサッカーチームのほうがカーボンオフセットの試みなど、環境や持続可能性に取り組んでいるイメージがありますが、さて、日本のジャイアンツも同じようにわくわくする取り組みをしてくれないかな~?

 

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