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えだブログ

2018
Apr
15

エネルギー情勢懇談会の提言、最終版が発表されました

2018年04月15日

エネルギー情勢懇談会の提言が最終版となりました。
http://www.enecho.meti.go.jp/.../studygroup/en.../pdf/report.pdf
「はじめに」にこうあります。
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提言をとりまとめるに当たり、踏まえた点が 3 つある。
第一に、福島第一原発事故が原点であるという姿勢は一貫して変わらない。我が国は、原子力の位置づけを考察し続ける責務がある。2050 年のエネルギー戦略を構想するに際して、エネルギーの選択肢の一つである原子力の検証・検討は不可避であり、この提言は、福島第一原発事故の教訓をどういう形で示していくのかという問いかけへの回答でもある。 
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そして産業界の委員ともめた箇所はそのまま残りました!
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原子力の課題解決方針
・ 福島第一原発事故を経験した我が国としては、安全を最優先し、経済的に自立し脱炭素化した再生可能エネルギーの拡大を図る中で、可能な限り原子力発電への依存度を低減するとの方針は堅持する。 
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そして「我が国においては、更なる安全性向上による事故リスクの抑制、廃炉や廃棄物処理などのバックエンド問題への対処といった取組により、社会的信頼の回復がまず不可欠である」とあります。この社会的信頼の回復に向けての本気の実質的な取り組みが本当に進められるか、注視し、声を挙げてていきたいと思います。

 

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