ブータンでのNew Development Paradigmプロジェクト、9～17時の会議が続いています。すごいなあ！と思うのは、首相もほぼずっと参加していらっしゃること。最初の挨拶だけで「公務のため退席」というのがよくあるパターンだと思うけど、さすが、ワガコトとして取り組んでいらっしゃる！ 　会議の進行はかなり大変なようすで、すごく単純化した言い方をすると、西洋型の考えや進め方と、ブータン/東洋的な考えや進め方がぶつかってしまって混乱している......私にもう少し力があれば、両側がわかる立場としてもう少し役に立てるのだけど......。 　緊迫した会議の合間の休憩とランチにほっと一息。会議場の庭に張られたテントで、おいしいミルクティーをいただくとほっとする(ブータンではどこにもたくさんの犬がいる。みんなお行儀がよくておとなしい)。 　そうそう、今日の「素敵な出会い」は、なんと、あのステグリッツレポートの生みの親(生みの親ということは雑談をしていてはじめて「そうだったんだよ」と教えてくれた)。幸せ研の勉強会でも取り上げたので、とても興味があって、お昼を食べながら「どうやって始まったの？」「どういう影響があったの？」「教訓はなあに？」といろいろインタビューさせてもらっちゃった！　そのうち幸せ研のサイトにアップしますので、乞うご期待！ 　聞けば聞くほどすごい人たちが集まっている会合なのだけど、見るからに偉い(かつ自分でもそう思っているらしい)人と、全然偉そうに見えないけど実はすごい人がいて、面白いなあ～と思っている。セヴァン・スズキのお父さんのデイビット・スズキ氏(本の監訳をさせてもらったご縁がある)も参加していらっしゃるけど、徹底的に後者。さすが～！ 　そしてティンプーの空はとっても澄んでいる。