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えだブログ

2009
Jul
26

ソーシャル・ビジネス

2009年07月26日

海オフィにこもってじっくりと執筆&翻訳三昧の2日間を送った。

1日目は、書籍『企業と生物多様性』の原稿。今年の1月に企業向けの「企業と生物多様性」セミナーを開催したとき、定員を超える申し込みをいただき、当日の関心もとても高かったことから、「もっと広く伝えたい」と書籍の企画を始めたのだった。

それから半年、出版社が決まって執筆を開始してから3ヵ月ほど、ようやく最後の仕上げの段階である。当初のイメージよりも、事例やシステム思考的な考え方もきちんと入ったしっかりしたものになっていて、うれしい。共同執筆者のオダサン、編集的なサポートをしてくれているコジマサンともども、「も、もう少し……。がんばろう!」という状況。締め切りは月末。打ち上げが楽しみであることよ。

2日目は、英国の『リサージェンス』という、とっても骨があって、アタマとココロへの刺激たっぷりの正統派マガジンの記事から抜粋した翻訳書の仕上げを12時間ぐらいやっていた。

ナマケモノ倶楽部の辻さんと「いつかは日本で出したいですよね」と話し、マイプロジェクトとして構想を練り始めてから数年。リサージェンスの編集長のサティシュ・クマール氏が秋に来日するのに何とかあわせて出したいと、オフィススタッフのホシノサン(シューマッハに留学したことがある)ががんばって、プロジェクトが実現することになり、急展開での作業となったのがこの春。これまた締め切りは月末。

下訳の作業は終わっているのだけど、それをチェック・修正してくれているゴトウサンからあがってくる翻訳を、私が最終的に監修しながら、翻訳も仕上げていく。20数編あるうち、昨日は休憩もとらずにかなり詰めてやったので、6編ほど終えることができた。こちらももう少しだー。

それにしても、海オフィは仕事が進む。ほかに遊ぶモノもないし、自宅やオフィスだったら気が散ったり、席を立つ口実になる机の上の片づけモノなどもないし。あと、海の音がいいんだろうなー、と思う。

海オフィの前の浜は遊泳禁止区域なので、にぎやかな夏のざわめきもなく、遠くにヨットやウィンドサーフィンが白い蝶々のように水面に浮かんでいるようすを見ながら、聞こえるのは波の音だけ。これが揺らぎのあるリズムを送ってくれているようで、続けて仕事をしていても疲れない気がする。

もっとも、海オフィでの食事は超ずぼらである。一度海オフィに入ったら、帰る時まで一歩も出ないので、食材を買い込んで入るのだけど、料理にかける時間もエネルギーもないので、シンプル料理なのだ。

たとえば:
朝:グレープフルーツ1個、人参1本(スティックでかじる)、ネギ3本(弱火で焼いて塩をぱらぱらふって食べる)、小松菜とワカメのスープ
昼:豚コマとニラのペペロンチーノ
夜:小松菜炒め、豆腐1丁(冷や奴)、生ひじき、人参1本(2本入りだったので……)

生ひじきはスーパーで見たときには小さなパックに見えたのだけど、移してみたら丼いっぱいになった! スプーンで黙々と食べる。まあ、全体的に、野菜や海草の量が多くて、ヘルシーかなー。

今日は自宅で作業。「企業と生物多様性」の第8章を書かなくちゃいけないのだけど、そのまえに来週の企業でのセミナーの準備。

今回のお題は「ソーシャル・ビジネス」。社会的起業家や事業型NPO、コミュニティビジネスなどは世界だけではなく、日本の中でも注目が集まってきているが、今回は「大企業にとってのソーシャル・ビジネス」がテーマなので、これまた面白い。

ふだん話していることなら、パワーポイントも資料もたくさんあるのだけど、今回のように新しいお題をもらうと、ゼロから作っていくことになる。といっても、テーマ設定をした瞬間から、「あれも使える」「これも関連している」……といっぱい、アタマの中のあちこちの引き出しから、出てくるのだけど。それを整理し、枠組みを考え、メッセージを明確にし、必要な事例を探しにいったりしながら、「伝えたいことを伝えられるプレゼン」を作っていく。

この時間はとっても楽しい時間である。こういうときに、シナプスがプチプチとつながり、それまで気づかなかった理解と伝えるための枠組みが浮上し、社会や世界で起こりつつあることをつなげて説明できるようになっていく。自分的にはほとんど「直感と後付け」でやっているのだけど、これが「考える」ってことなのかなあ?と思ったりする。(ちなみに、心理学では「考えるとは何か」というのはとても大きなテーマである。「考えるってどういうこと?」と聞かれてもなかなか答えられないでしょ?)

という至福の作業を早朝から3時間ほどやってきたところだ。そろそろまとめに入ろう(まとめるより考えている方が好き)。

午後にはジムへ行って、それからカットに行きたいと思っている。本当はapbank fesの前に行くはずだったのだけど、行けなくて。芝生でライブを楽しみながら、いつバッタが飛び込んでくるんじゃないかと心配だったよ。まえに、河原で花火を見ていたとき、私のぼさぼさの頭にバッタが飛び込んできたことがあったのだ。もう花火シーズンだからね、ちゃんと髪ぐらい切っておかないとね。(^^;

 

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