ホーム > えだブログ > 海と翻訳

えだブログ

2009
May
06

海と翻訳

2009年05月06日

GW中は、ハッピーに翻訳三昧。仕事という面では世の中が動いていないので、メールも来ないし、進めなくちゃいけないことも「ちょっと待っておく」ことができるので、じっくり時間の必要な翻訳などにぴったりなんだなー、ゴールデンウィークって。

2日間は海オフィにこもった。海がきらきらしていて、とってもきれい。ゴールデンウィークだけあって、浜にも道路にも人がいっぱい。にぎやかにバーベキューしている人々の上をトンビが舞っている。笑い声。子どものはしゃぐ声。波とたわむれる人たち。サーファー。白い蝶のように遠くの海に浮かぶヨット。窓の向こうのウキウキした世界を楽しみながら、私は海オフィから一歩も出ず、ひたすら翻訳してた。よほど好きなんだろうな〜、いくらやっても飽きないんだから。

昨日は自宅で。こうして3日間で合計30時間ぐらい、シュクシュクと翻訳の作業をやっている。これは、ドネラ・メドウズさんという私の(お会いしたことはないけど)先生のような方のエッセイ集で、何年も前からの「宿題」だったのだけど、ランダムハウス講談社が出してくれることが決まって、いつもお世話になっている編集者・オオモリサンと進めているものである。

ドネラさんは「100人の村だったら」で知られている。これも、ドネラさんが「世の中の構造」を一般の人たちに伝えようと、いろいろくふうして書かれたエッセイの1つなのだ。ドネラさんは、もともとはシステムダイナミクスの研究者だったのだけど、「研究では世の中は変えられない」と研究者をやめて、世の中に伝えるコミュニケーターに転身した。環境ジャーナリストとして、新聞のコラムなどを通じて、多くの人々に、システム思考やそこから見える世の中の構造、そして、本質的に大事なことを、わかりやすく伝えた。

まだまだこれから、という時に急逝されたのは本当に残念。仲良くしてもらっているアランをはじめ、バラトングループにはドネラさんの「秘蔵っこ」たちがいっぱいいて、よく話を聞かせてもらっている。生前お会いすることができたら、とっても重なり合う部分があって、学ぶことがたくさんあって、話が盛り上がったんじゃないかなーと思う。

というドネラさんの珠玉のエッセイを、残された数百編から選び、アップルという実践和訳チームに翻訳をしてもらったものを、私が仕上げているところ。

出版企画のために翻訳をする必要があったので、アップルに和訳をお願いしたのは何年も前のことだったが、いまこうして原文とつきあわせながら誤訳をチェックし、かつ読みやすく、トーンをそろえて、訳の仕上げの作業をしながら、アップルというチームは本当に力のある訳者がたくさんいるんだなあ、と今更ながら感心している。

そして、今日は、第1回の翻訳道場。7月までに3回開催予定なのだけど、今日の参加者にはアップルのメンバーも多い。アップルメンバーにも、Next Stage卒業生にも、今回初めて参加してくれるメンバーにも、次のステージに進むためのきっかけとなる1日になれば、と願っている。「もう一息!」の人たちを押し出せるよう、今日は1日トレーニング三昧の道場だ。

夕方にはへろへろになっているだろうけど、勉強法や仕事へのつなぎ方などについて、私も含め、みんなで情報や意見交換の時間を設けているので、勉強のやり方も次のステージに進んでほしい。

そして、、、終わったあとの懇親会も楽しみ。スタッフのセキサンがビール飲み放題のお店を見つけてくれたし!(^^;

 

このページの先頭へ

このページの先頭へ