今週も幸せな一週間であった。

パネルディスカション、講演・ワークショップ、会合２件、インタビュー３件、打ち合わせ４件、出版企画会議２件、写真撮影、オフィスの慰労食事会、パーソナルトレーニングなどなど、いつもながら盛りだくさんの週であった。

会合に出て自分の発言を考えていたり、インタビューの問いに答えているときに、ぷちっとシナプスがつながる音が聞こえることがあって、そういうときはわくわくする。また今週は、政府の「政策手法分科会」に出ていて、とても大事な勉強をした。謙虚に受けとめたい。本物に近づくために。これまでもっと勉強しておけばよかった、と思うけど、まあ、今こうやって勉強の機会をもらっているので、精いっぱい学んで今後に役立てようと思う。

写真撮影は、東洋経済新報社から５月に出る翻訳書の帯に、訳者の写真をいれて下さるそうで、そのための撮影だった。著名なポートレートカメラマン、タツ・オザワ氏のスタジオにうかがい、メイクもきちんとしてもらっての撮影。いつになっても撮影は慣れないのだけど、さすがベテランのカメラマン、リラックスさせながら、自然な笑顔になるよう、じょうずにリードしてくれた。

最初に、「ふつう女性だと好きな食べ物の話をするといいんですよね」と「好きな食べ物は何ですか？」と聞いてくれたのだけど、「うーん……」と考え込んでしまった。これじゃ、自然な笑顔にはならない。最終的に、何の話で盛り上がって、最高の笑顔になったのかはご想像にお任せする。(^^;

今週うれしかったこと。企業の経営者向けの雑誌からインタビュー依頼があったのだけど、テーマが「ＧＮＨと幸せ」だったこと。グループ会社での私の講演を聞いて下さって、ぜひ、と思って下さったとのこと。こうして景気が厳しい中だけど、だからこそ、本当に大事なことを経営者に考えてもらうきっかけになったら、とってもうれしいことであるよ。

今週とってもうれしかったこと。かつてあるプロジェクトでいっしょに活動していたメンバーに再会したこと。彼は自分の活動の中でいろいろと大変なことがあって、心身共にきつい状況になってしまって、そのあと、「農業をやる」と地方に行ってしまった、と聞いていた。風の便りで「土をいじっているうちに元気になったらしい」と聞いていたけど、その彼が、私も出ていたパネルディスカションの場に来ていたのだ。

いい色に焼けて、目がきらきらして、とっても元気そう！　うれしかった。有機農業をやって直売所をやって、これからは自然エネルギーを本格的に導入していきたいと語っていた。

帰り際に、「エダヒロさん！」と私を呼び止めて、「僕の作った野菜、食べて下さい」といっぱい渡してくれた。とってもうれしかった。涙がこぼれるほどおいしかった。