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えだブログ

2009
Feb
15

GNS

2009年02月15日

先週の木曜日のお昼は、オフィス町内会の半谷さんと「作戦会議ランチ」。

数年前から勉強会などをして、間伐材の利用促進をする「森の町内会」の立ち上げや運営に少し関わらせてもらっていて(私は応援団長なのである)、私もいろいろサポートしてもらっていて(JFSを立ち上げたときに、真っ先に法人会員になってくれたことは涙が出るほどうれしいことだった)、ときどきこうやって情報交換や意見交換の時間を作ってくれる。

作戦会議ランチ、おいしく楽しく、コラボレーションできそうなアイディアも出て、あっと言う間であった。

私は、既存の枠組みや自分の立場にしばられず、本当に自分がやりたいことを突っ走る「やんちゃ」な人が好きなのだけど、半谷さんは「直感的・頭脳的・気配り型やんちゃ」さんである。(^^;

午後からは、多くの自治体が集まっている都市行政問題研究会で講演。今回はパワーポイントはなしでトークだけで、ということだったが、自治体の温暖化やエネルギー問題への取り組みに対する視点が以前よりシャープになってきたので、伝わったみたい。バラトンメンバーに刺激を受けて考えた内容も盛り込んで、手応えあり。終了後、何人か「うちの市でも講演をぜひ」と名刺交換に来て下さったのでうれしかった。

そのあと、ホテルのロビーで2時間ぐらいメールをやって時間をつぶしてから、麻生総理の温暖化懇談会に出席。福田さんのときから通算して、今回が7回目なのだけど、今回がいちばん疲労感が強かった。やりきれなさって疲れるのねー。。。

私はふだんはあまりやりきれなさに直面することはないのでどっと疲れたのだけど、政府でも企業でも市民でも、日常的にやりきれない状況に出会う人も多いと思う。。。そう考えたら、めげていてはいけない。どうやったら変えていけるかを考えて、進めていくのみ。

今回も、懇談会に向けて、資料や情報やコメントや切り口を寄せてくれる仲間がいて、とてもありがたく、助かった。いつもはそれぞれの現場(NGOや企業、行政など)でがんばっている人たちで、こういうときには惜しみなくいろいろなものを提供してくれるのだ。追加の資料を急いで作ることになって、短時間でリクエストに応えてくれたTさん、ありがとう!

首相懇談会が30分ちょっとで終わった後、イーズやチェンジ・エージェントや日刊温暖化新聞や私の森などのサイトを作ってくれているグラムさんへ。アカイケサンとウェブ関係の打ち合わせ。

19:30過ぎに着いて、靴を脱ぎながら「疲れたー!」とぼやいたら、おいしい釜飯をとっておいてくれたのだけど、「ビールもいる?」って持ってきてくれて、一息ついたのであった。よくわかっていてくれて、ありがたいことであるよ。

話しているうちにだんだん元気を取り戻し、22:30ごろ失礼する頃には、すっかり元気になっていたのであった。

池尻大橋の駅に着いたら、電車が行ってしまったところだったので、25段の階段を7往復した。途中、駅員さんの心配そうな視線に気づいたのだが、知らん顔して続けていた。この日は都内の地下鉄の乗り換えが多かったこともあり、1日で800段! なかなかの快挙である。(^^;

金曜日は、あまり頭が動かなかったので、ジムへ行って身体を動かす。頭が動かなくても身体は動くんだよね。

そのあと、JFSのサカモトサンと米国大使館へ。インフォーマルな意見交換。米国大使館に入るのは初めてだったので、興味深かった。意見交換も勉強になり、今後JFSと米国大使館のコラボ企画もできそう。とっても楽しみ。

よく思うけど、こういうときの基本は「互恵」である。What can we do for you? と、お互いに互いのために何ができるか、そこに重ねてできることは何か、と考えていくのだ。今回は両者にとって役立つアイディアが浮かんだので、話はスムーズに進んだ。4月ごろかな、お楽しみに!

そのあと、「本当の幸せと持続可能性を考える」連続講座の第2回。ブータンでご一緒した平山さんをお迎えして、今回も深い学びと気づきが得られたと思う。

前回の広井先生も今回の平山さんも、受講者がカフェスタイルで話し合ったあとに出してくる質問やコメントの深さ・鋭さに感動していらした。「学ぶ力」も身につけられるものなのだ。カフェスタイルはそのためにとても役立つやり方である。

昨日の土曜日は、1日家で仕事。いつものように下らないだじゃれを連発する私を見て、ハムスターのプチが「世の中に笑いを提供するのも大事だよね」と珍しくフォローしてくれた。「アンタはブータンのGNHならぬGNSを増やそうとしているんだよね」というので、GNSってなあに?と聞いたら、Gross National Smile だって。確かに、これが高い国は幸せな国に違いないことであるよ。(^^;

そういえば、昨日、春のセミナーなどの告知をいくつか始めた。

「1年の計を立て、自分マネジメントを身につける」ワークショップ(4月11〜12日)

「生物多様性をシステム思考とこころで学ぶ」ワークショップ(4月14日)

「実践型トライアルを兼ねた翻訳道場」(5月6日)

「持続可能なビジネスモデルを考える力を身につける集中ゼミ」(5月15〜16日)

「1年の計」ワークショップは、1年ぶりの開催である。(なかなか時間がとれなくて、、、)

翻訳道場は30人限定での開催だが、告知メールを流した15分後から申し込みが入り始め、まだ1日もたっていないのに、すでに半分以上埋まっている。みなさんの関心ややる気の高さをひしひしと感じる。

1日だけのスパルタ道場だが、各自のペースで進めるしくみなので、自己流にせよある程度翻訳の勉強をしている人なら参加できる。初心者向けには、5月10日に「翻訳セミナー」を開催する予定。こちらも用意ができ次第、お知らせしますー。

 

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