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えだブログ

2008
Sep
06

北海道から大阪へ

2008年09月06日

2日は、オフィスでマンスリーのミーティング。ミーティング前に、何となくオフィスを眺めていたとき、10人近くのスタッフが忙しく立ち働いているようすに、思わず「会社みたい!」とつぶやいてしまった。(^^;

近くにいたオダサンに、「何言ってるんですか、会社ですよ、ここは」と言われてしまったけど、まるでままごとのように私とスタッフ1人で始めた会社が、いつのまにかジャックの豆の木のようにすくすくと育って、こんなに会社らしくなって......と、ひとり感傷にふけっていたのであった。会社を作らなかったら生み出せなかったものをたくさん生み出しつつあること。そして、これからもたくさん生み出し続けるであろうこと。なんともありがたいことである。

3日は、JFSの6周年法人会員への報告会と懇親会だった。せっかくなので、「私たちはどのような世界に突入しつつあるのか」私がプレゼンをして、ワールドカフェ方式でディスカションをする時間ももってみた。

にぎやかな懇親会を楽しみつつ、思えば6年もたつのねー、と。こちらもまたありがたい気持ちでいっぱいである。いっしょに活動してくれているスタッフやボランティアのみなさん、そして支えてくれているサポーターや法人会員の方々。6年前にはなかった何かを着実に世界に創りつつある。

7年前には自分が会社だのNGOだの組織を作って、チームワークで自分一人に比べて数百倍の活動ができるなんて、夢にも思わなかったけれど、組織を作るなんて自分にはとてもじゃないけど大それたことに思っていたけど、こうして因幡の白ウサギのように来し方を振り返ってみると、意外にカンタンなんだなー、と思ったりする。

1.使命と思いを掲げ、伝える
2.使命と思いを掲げ続け、伝え続ける
3.使命の遂行に支障のありそうな問題や状況には自分の責任で厳しく対し、それ以外は任せる

私がやってきたコトって、この3つぐらいだもの。それでも、思いを重ねてくれる人が、いろいろなご縁でつながり、集まってきてくれ、いっしょに進んでいこうと手を貸してくれるのだ。ありがたいことである。

さて、4日は高崎の企業での社内講演会。昨日5日は札幌へ。工学フォーラムのパネルディスカションに参加。基調講演は、小池百合子氏だった。(とても工学フォーラムには来そうにない芸能レポーターまで会場に来ていたとか!)

始まるまえに「小池さんが、エダヒロサンも来てるの?っておっしゃってますよ、挨拶に行きますか?」と主催者が言ってくれたので、小池さんの控え室へ行って、ちょっとおしゃべり。相変わらず、華麗な花のような、華やかさと元気さと優しさを感じさせるたたずまいである。そして、講演はとてもわかりやすく、芯が通っていて、内容的にも伝え方という点でも、とても勉強になった。

パネルには、バルセロナの金メダリストの岩崎恭子さんも参加していて、控え室でいろいろとおしゃべり。JOCの環境アンバセダーをしていらっしゃるとのこと。子どもたちに水泳を教えるかたわら、環境について教える機会もあるそうで、「じゃ、子ども向けに書いた本がありますから、お送りしますね!」と約束。

終了後、千歳空港でスープカレーを食べてから、関空へ。ホテル入りしたのは22時過ぎ。

今日もパネルディスカションへの参加である。今日は大阪市と朝日新聞の主催で、ヒートアイランドがテーマ。

パネルディスカションは、短い時間をいかに有効に使って、いかに伝えたいことを効果的に伝えるか、事前に考えたり予想していない展開や質問に対して、いかに迅速に自分の中の引き出しから、もっとも役に立ちそうなものを取り出して差し出せるか、コーディネータや他のパネリストとのやりとりのなかで、いかにこれまで気づいていなかったことに気づき、それを瞬時に意識化・言語化するか、という、知的な一人格闘技?みたいな楽しさがあって、好きー。

今日も楽しんできます〜。今日の夜遅くに帰宅。

明日は1日、自分の成長を考えるためのシステム思考入門セミナーとワークショップ。終わったらオフィスに戻って、夜はスカッシュの予定。

 

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