えだブログ

2008
Jun
07

ふー

2008年06月07日

昨日は名古屋で講演、静岡に移動して宿泊。今日は午後、島田市で講演して、すぐに東京に移動して、NHKへ。19:30-22:30、NHK総合テレビの生番組「日本の、これから〜どうする?私たちの温暖化問題〜」に出て、いま帰宅したところ。

うーん、難しかった〜。(_ _;;;

どういう質問が来るかはわかっていたので、昨日から今日にかけて、いろいろと勉強して準備をしていったのだけど、まず、「ノートもメモも何も持たずにスタジオ入りして下さい」と言われちゃった。まあ、悠長にメモを見て詳しい話ができるような場面でないことはすぐにわかったけどね。

そして、スタジオにそれぞれ一家言ある30人の市民が先を争うように発言し、米国と中国とも衛星回線でリアルタイムでの国際的な意見交換をする中で、それぞれのテーマに言いたいことはあっても、三宅アナウンサーに気づいてもらって指名してもらい、短い時間で伝えたいポイントを伝える、というのはなかなかチャレンジングであった。「あ、あれも言いたかったんだった……」と思っても、あとの祭りである。かなりの真剣勝負。(^^;

でもいろいろと勉強になることがあって、面白かった。まず、スタジオでは放送開始時間の30分以上前から、みんなが席について、まずはNHKのスタッフの方が、途中から本番の司会を務める三宅アナウンサーがいろいろとみんなを盛り上げて、発言しやすい雰囲気作りをしていくのねー。なるほどー、こうやって場をつくるんだなー、と笑いながら感心。

それから、私もよくパネルのコーディネータをやるけど、せいぜい5〜7人だよね。でも今日の三宅アナウンサーは、スタジオの市民30人、私たち前に座っている5人、そしてアメリカの5人と中国の5人と、計45人を相手にコーディネータを務めていた! 

これはすごいことである。しかも時間ぴったりに終わった。さすがプロだなー。カメラの前ではにこやかな笑顔の三宅さんが、カメラに映っていないときには、「発言していないのはだれか」「どういうタイミングでだれに振るか」と時計と台本を見つつ、どんなに真剣な顔で次の展開を考えられているか--それにも感動していた私であった。

短く話すように言われていたので、短時間に議論を整理しつつ、自分の伝えたいことを言う、というのはよい訓練になった。なかなか難しかったけどー。植田先生はさすがだなー、短い時間でとてもわかりやすく伝えていらした。ビデオを観て、勉強させてもらわなくちゃ。鴨下大臣の「思い」もよく伝わってよかったなー。(それにしても、市民の政府への不信感って、すごく強いのねー。。。)

あと、15分間の幕間には、「エダヒロさんの回収ルートをたどる旅を読みましたよ」「まえに講演に来てもらったことがあります」「またお会いしましたね!」「まえに情報をメールで送って返事をもらいました」などなど、市民代表でいらしている何人もの方々に声を掛けてもらって、ちょっとうれしいびっくり。

そうそう、番組の最初と最後に、藤原紀香さんが登場されたのだけど、本当にきれいで、華があって、でも親しみやすい感じで、素敵だったー。“有識者”の男性陣も釘付けになっていたことを、隣にいて感じましたー。(^^;

スタジオを出て、出口に向かいながら、“有識者”として出られていた東京電力の桝本さんが「エダヒロさん、がんばってくださいよ!」と声を掛けて下さる。桝本さんはいつも私のことを応援して下さって、本当にありがたいなーと思う。

これで一つの山を越えた、と。明日の朝は、レスターとデート(ホテルの朝食を食べながら、だけど)。そのあと、レスターにインタビューという仕事。あさっては、ピースボートでごいっしょした池上彰さんの番組にゲストとして読んでいただいていて、そのあと、JFSの海外プレス・大使館向けの記者会見。

そこまで終わると、一息つけそう。

もっとも、水曜日から日曜日まで、大阪〜沖縄出張の旅。日曜日は少しゆっくりして帰京しようかと思っていたのだけど、午後にデンマーク大使館でのクローズドの円卓会議に招待されたので参加させていただくことにして、朝に戻る予定。移動時間に一息つけるかなー。(^^;

 

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