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えだブログ

2007
Dec
09

ワシントン・ミニ歴史ツアー

2007年12月09日

レスターへの3回、計7時間にわたるインタビューを終え、アースポリシー研究所の理事会にも初めて出席させてもらった。

米国のNGOの理事会って、どういうのだろう?って興味津々で「静かにしているから座ってていい?」と頼んだのだけど、とても勉強になった。この1年の活動の財務報告、アウトリーチの報告、翌年の予算の承認などを進めながら、理事たちとの意見交換の場。

理事会後の特別ディナーは、近くのこじんまりしたホテルの部屋で、理事のほか、研究所のメンバーのそれぞれのパートナーや、特別ゲストもまじえ、20人ぐらいで、和気藹々と、まずはカクテルでおしゃべり、それからおいしい食事をいただきながらおしゃべり。私の隣は、理事会の議長さんだった。とてもすてきな女性で、レスターや研究所について話が弾んだ。

デザートの頃、レスターが立って、みんなへの謝辞を含めて、15分ぐらい世界についてのスピーチ。そのあと、スペシャル・ゲストを紹介してくれた。私と、もう一組。私の紹介はとても詳しくしてくれて、秘書さんが「もういいから、あとはジュンコにしゃべってもらったいいわよ」というほど(レスターは「だって、彼女は控えめで、あまり自分のことをしゃべらないから」って。^^;)。紹介のあと、ゲストが数分ずつスピーチ。

私が、レスターとの出会いやその後の活動などの紹介をして、「今回来たのは、2つの本のプロジェクトの相談だったのですが、そのひとつは、言ってみれば『レスター・ブラウンのつくりかた』みたいな本を考えています。悪化していく状況の中で、レスターのように、常に希望を失わずに、常に広い視野で全体像を見るにはどうしたらよいのか? そんなインタビューをしました」と。

最後を「ジュディ(理事長さん)と話していたら、この本に興味があるというので、みなさんも興味があるかもしれませんね。高くつきますけど、ご希望があれば、日本語で出版されたあと、英語に訳して差し上げましょうか?」と締めたら、みんな笑ってくれて、よかったよかった。(^^;

今日は土曜日。1日フリーだったので、インタビューを原稿に起こす作業をする予定だったのだけど、早朝、お風呂に入っているときに、ここ4ヶ月ほどやらなくてはと思いつつ、長い時間がかかるので、なかなか腰を上げられなかった仕事を「そうだ、今日やろう!」と思ったので、予定変更。

朝ごはんを食べに降りた(そして、お昼の分として、ベーグルやコーヒーをこっそり持ち帰った)ほかは、ずっと自室にこもって作業。。。6時間ほどして、ようやくほぼ完了。(肩、こった〜。。。)

こういう仕事って、大事なことはわかっているのだけど、なかなかまとまった時間がとれなくて、延び延びになってしまいがち。今日1日使えてよかった。この仕事は、私が8年まえにメールニュースを「よいしょ!」と始めたように、何年かするうちに、どんどん重要になってくると思うから。やっておいてよかった!と必ず思うから。

というわけで、夕方からはレスターのうちに、レスターの友だちといっしょに夕食に。レスターのお友だちは、こちらに来るたびに会っていて、気も合う人なので、まずは迎えに来てくれて、このクラブのバーで(レスターがいないところで)、レスターからは聞けないようないろいろな話を聞かせてもらう。インタビューのつづき。(^^;

それからレスターのうちまで歩いて行って、レスターのお気に入りのマンハッタンをいただきながら、おしゃべり。それから食事を作ってくれて、おいしく楽しくいただいく。3時間ぐらいおしゃべりしていたのかな。「じゃ、そろそろ」ということで、レスターが私の滞在しているクラブまで、送ってくれたところ。

途中のいろいろな建物や歴史的な出来事を教えてくれる。アル・ゴアさんの「不都合な真実」に、「小さい頃、田舎とワシントンと半々に住んでいた。ワシントンではホテルの一室がマイホームだった」という下りがあるのだけど、そのホテルが、このクラブの目の前のあるってことを教えてもらって、びっくり。明日写真を撮っておこうっと。

明日も1日夜までフリーなので、明日こそは、インタビューをテープに起こそうっと!(^^;

 

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