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えだブログ

2007
Sep
16

1日目の終わり

2007年09月16日

バラトン合宿の1日目の終わりが近い。とうに私の通常の就寝時間は過ぎているのだが、運営委員会(私もメンバー)を21:15からやるというので、ビールを飲みながら待っているところ。(^^;

今日の「温暖化のサイエンス」の議論もなかなか興味深かった。2つめのプレゼンは、「Climate Prediction: priceless or worthless?」という刺激的なタイトル。気候変動に関する予測は、大変に貴重なものなのか、それともまったく役に立たないものなのか。プレゼンもそうだが、そのあとのディスカションも興味深かった。私も最近、温暖化に関して、不確実性をどのように扱うのか、企業のレベルにしても、伝えるという自分の役割にしても、考えているので、関連する議論だった。

今回は、翻訳すべき原書を1冊持ってきているので、午後のフリータイムは翻訳を進める。夕方にまた有志のディスカションがあって参加。バラトン合宿のよいところは、だれであってもいつもの立場や肩書きを脇に置いて、好きなことを考えたり言ったりできる、ということなので、議論がいろいろと発展して面白い
(私みたいに、ふだんから立場や肩書きをまったく気にせずに言いたいことを言う人もいるけど、多くの人はそうではないからね)。

夕食は、スウェーデンでナチュラルステップの立ち上げに関わり、いまはユネスコで持続可能性教育の推進にあたっているスウェーデン人と、ニューヨークの国連で途上国の温暖化対策への支援に関わっている中国出身の女性と、アランとおしゃべりしていた。

スウェーデンからの参加者とは初対面だったので、「どうしてこういう活動をするようになったの?」と聞かれて、「ええと、通訳をやっていて、こういう分野に興味が出てきてね」と説明をし始めたら、アランが「ちょっと割って入るけどね、この人は自分では言わないから、ボクが代わりに説明してあげるよ」と、まあ、心理学をやっていて、2年間米国に住むことになったとき、同時通訳をめざして、2年間でなってしまって、そのあと、それをきっかけに環境の通訳・翻訳を手広くやるようになって、そして組織を3つも立ち上げて……と、手短に私の歴史?を説明してくれた。ああ、そういえば、そうだっけー、と本人がなるほどモードで聞いてしまった。(^^;

そのあと、アランと2杯目のビールを飲みながら、お互いの近況報告をしながら、明日の朝、いつものように、早朝ミーティングをしよう、と約束。今朝は日本との時差を計算し間違えて、目覚ましをセットする時間を間違えてしまったので、明日は気をつけなくては。(^^;

で、あと5分で運営委員会が始まる。さ、行ってこようっと。

 

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