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えだブログ

2007
Jan
28

速読術

2007年01月28日

「今年こそ本を読もう!」と、毎年、新年になると決意するのに、なかなか読めずに数年間……。

アウトプットに関係なくインプットするうえ(読んでも読まなくても、読みたい本は買ってしまう)、献本してくださる方が増えて、毎月何冊も本が届くという、本好き少女だった私にはうれしい状況である。

というわけで、本棚が年々悲惨な状況となりつつあった。ざっと数えてみたら、読みたい本、読まなくてはならない本が600冊ぐらいある。。。

決意だけでは物事は進まないのはよく知っているので、今年は決意+くふうすることにしてみた。その結果、1日1冊という当初の無謀な目標には達しないものの、現在17冊、1月は20冊ぐらい読める勢いである。(それでも3年ぐらいかかる〜)

最初に、たくさん読めるようになろう、と速読術の本を何冊か買って読んでみた。私にとってとても役に立ったのは、斉藤 英治さんの『王様の速読術』。

なるほど! それまでの「読書」に対して自分が無意識にもっていた前提に気づき、不要なしばりを解いてもらった気分。

もっとも、もう1冊、「この本を読んでトレーニングすれば、この本も30分で読めるようになるでしょう」と書いてあったの速読術の本を私は25分で読んでしまったので、もともと読むのは速いのかもしれないなあ、と思った。考えてみれば、通訳時代から、大量の資料を短時間で読み、必要な情報を見分け、すぐに使える知識にするトレーニングは何年もしてきたからなぁ。

ただ速く読んでもしかたないのであって、いかに自分の知恵にするか、である。だから、速読術も手段であって、目的ではない。大前研一さんが「本を読んだら、読んだ時間の3〜5倍の時間をかけて考えよ」と書いているのだけど、これも「なるほどー」と思って、そこまでの時間はともかく、読んだら考える時間をとるようにしている。

というわけで、「読む・まとめる・考える」のサイクルを試行錯誤中。600冊読み終わる頃には、「エダヒロ流 速読・速解・速知恵化」の本が出せるかも。(^^;

まあ、もっとも、600冊読んでいる間にも、次々新しい本が書棚に加わるから、いつまでたっても終わらないだろうなぁ。(_ _;;;

今年の自分のテーマであるマーケティングの本も読んでいるのだが、ドラッガーを1冊読んで、「けっこう面白いじゃん! 次は教科書的なのを読みたいな、どれがいい?」と聞いたオダサンが推薦してくれたコトラーの本が届いた。

どっしり重いと思ったら、945ページもある! これじゃコトラーじゃなくて、「こら〜」だよ、なんて。(^^;

 

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