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えだブログ

2006
Dec
27

抜け殻 Part II

2006年12月27日

書斎の片づけがほぼ終わったので、勢いでクローゼットとたんすの整理も進行中。

ハムスターのプチがそばにやってきて「何やってんの?」というので、「うーん、これまた、抜け殻の片づけっていうのかなー。天女が羽衣を片づけているって感じかなー」と教えてあげたら、「ははん、わかった。サイズが合わなくなったんでしょ」だって。あいたた。(^^;

昨日は久しぶりにエコ産業創出協議会の総会に出て、懇親会にも参加させてもらった。この会は面白い会で、その中でも面白い(ほめ言葉!)熊野さん、益田先生、大川さんたちに囲まれて、とても楽しい懇親会だった。

「エダヒロさんって一服の清涼剤だよね」と(注:このコメントは別にほめ言葉ではない)言ってくれた益田先生ってムーミンみたいだと思う。いや、ムーミン+スナフキンみたいなところもあるなぁ。(私はスナフキンが好き ♪)

帰りの電車は混んでいた。私はドア付近に立っていたのだが、少し離れた座席の人が具合が悪くなって嘔吐した(忘年会帰りなのだろう)。混んでいるはずなのに、そこだけ空間が……。まわりの人たちは、ハンカチで鼻を押さえたり、白い目で見ているだけ。

次の駅に着きそうになってもだれも動かないので、「しゃーないなー」と思った私は、つかつかと近づいて、しゃがみ込んでいる耳元で「降りますか?」と命令調で聞いた。かすかに頭が動いたので、腕を組んで立ち上がらせ(私よりずっと大きなお兄ちゃんであった)、「はいー、おりますー、通りますから、開けて下さいー」と大声で(まあ、しきるのは得意なので。^^;)ドア付近の方々にどいていただいて、ホームに下ろしてあげた。

ホームにへたり込むのを車内から心配そうな顔が見ている。駅員さんを呼びに行って、「1両目の3つめのドアの車内が汚れているので、車掌さんか次の駅に言っておいてくださいね」と頼む。駅員さんに「ベンチに行きましょう」と抱えられた彼は、一瞬立ち止まると、何とかこちらを向いて「ありがとうございました」と頭を下げた。酔っぱらっていても気分が悪くても礼儀正しい人なんだなあー。感心。「はい、ティッシュ」とポケットティッシュを渡して、次の電車で帰る。

なぜか今年は忘年会が続いている。昨年まではほとんどなかったのに。今年ばかりは年末年始に迫った〆切がないということを、どうして多くの人が知っているのだろう???(ちなみに、最初の本の〆切は1月7日である)

今日は、ゴアさんの『不都合な真実』の出版社の方々と、販促戦略会議を兼ねた打ち上げである。私もこの本でなかったら、あの厳しい条件ではやらなかったと思うけど、編集者の方も「この本だから使命感でがんばれた」と。訳者の手を離れてからが編集者の山場なのである。今回の山はほんとうに大変だったと思う。というわけで、使命×使命の打ち上げ、楽しみー。(そしてまた、どっかで具合の悪い人を拾いそうな気がする……。^^;)

 

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