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えだブログ

2006
Jul
16

読書の夏?

2006年07月16日

最近、割とよく本を読むようになっている。仕事の関連で読みたい本がどんどん増えるうえ、環境関係でたくさんの献本をいただくようになってきてありがたいことである。そのうえ、自分の関心が扇状に(?)広がってきているので、マーケティングや心理学の本なども「これから読む書棚」に増えている。

一冊読むと、その本に引用されていたり、参考書として載っている本も読みたくなるので、これは典型的な「自己増殖のパターン」で、つまりはどんどん増えるのである。

幸い、このごろはよく海のオフィスに出かけるので、その往復で本が読める。本って、読む時間が取れないと読めないんだよなー、と思っていたので、片道1時間、往復で2時間あると、だいたいの本なら1冊は読めるのがうれしい。

このあいだ、片道で十分読めて、面白かったのは、ムック本『あの人はいつ勉強しているのか』(PHP研究所)。

「時間がない」を言い訳にするな! ビジネスをはじめ、各界で活躍する16人が登場。そのあふれる知識はいつ、どこで、どうやって、身につけられたのか? 毎日のすべてを勉強に変えるプロたちの勉強法を公開。

という16人のうちのひとりとして、私も「できっこない理想を現実にする技術」というタイトルのページに登場しているので、出版社が送ってくれたもの。

自分のページはさして目新しいこともないので飛ばすが、ほかの15人の勉強法はいろいろと面白く、参考になった。アンダーラインを引きながらメモを取る。いくつかはやってみる。なるほどー。(^^;

もう1冊、最近読み直した、『ダイコン一本からの革命』(藤田和芳著)は、何度読んでも面白いー。

これは、ダイアリーにもときどき登場する100万人のキャンドルナイトをいっしょにやっている大地を守る会の藤田パパこと(って呼んでいるのは私だけだけど。^^;)、藤田会長が書かれた本。

いまでこそ、「社会的起業家」を政府も注目・応援しているぐらいだし、NPO(非営利組織)にも事業型NPOが増えてきているけど、企業に魂を売るとは堕落も甚だしい」との猛烈な批判を受けながらも、強い信念で、「運動と事業を車の両輪のようにして進む」大地を守る会を作ってきた藤田さん。

社会の問題に対して、拳を突き上げて反対するだけではなく(かつての藤田さんはそういう闘士だったみたいだけど)、「そのやり方でなくてもいいはず。こういうあり方もありえるはず」と、小さくても理想を描いて、現実化していくという、私の大好きなスタイルをずっと貫いていらっしゃることがわかる。

藤田パパはダンディで、恥じらいのあるとてもキュートな方である。素敵な男性がほかの男性と根本的に違うところは「自分の足で立っていること」なんだよねぇ。つまり、組織や肩書きにもたれていないってこと。

というわけで、今日も海のオフィスへ行こうと思っているので、電車のなかで何を読もうかなあ。今週はほぼ毎日海のオフィスへ行っている。「システム思考の入門書」を書き進めるためである。日本にはまだ入門書がほとんどないので、張り切って書いている。

お天気がよいときは、夕方になると、運動がてら、「離れ」まで20分ほど浜辺を歩く。サンダルで波打ち際を歩くのは気持ちがいい。

お気に入りの岩に腰をかけて、夕陽を楽しんで、また仕事に戻る。(仕事が進むわけである。^^;)

夕陽.JPG

 

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