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えだブログ

2006
Jun
23

ワシントンより(6月22日)

2006年06月23日

会議2日目。今日は聞いているだけなので、のほほんモードである。(^^;

午後1時に閉会となったあと、『The Inconvenient Truth』という映画を見に行く。これはアル・ゴア元大統領の映画なのだけど、バラトングループのメーリングリストでも「初日に行ったけど、よかったよ!」というメールも見ており、ぜひ、と思っていたのだ。テーマは温暖化。

昨日レスターも「見てきたけど、よくできている。いい映画だと思うよ」と。秘書さんも、オフィスのみんなが見に行き、みんな口をそろえて賞賛していたと言っていた。

朝乗ったタクシーの運転手さんも、「映画館って、近くにある?」と聞いて教えてもらった後、映画のタイトルを言うと、「あ、アルゴア映画だね。それだったらここでやっているよ」とすぐ教えてくれたぐらい、ポピュラーみたいなのだ。

レスターが「アルゴアがパワーポイントのプレゼンテーションをしている映画なんだけどね」というので、「パワーポイントのプレゼンテーションが映画になるとは想像できないけど」と言っていたのだけど、パワーポイントのプレゼンテーションの映画を見て、あんなにぽろぽろ泣いてしまうとは、想像できなかったのであった(まあ、ぽろぽろしながら見ていた人はそんなにいなかったようだけど)。

日本でもきっと上映されるのだと思うけど、お薦め!です。ぜひ。

同タイトルの本が出ていて(先日山本先生が読んでいる、と言っていた本)、空港の書店でもどこの書店でも、目につくところに並べてあった。

アルゴアもチェンジ・エージェントなんだ。その苦悩やフラストレーションをちらとかいま見せつつ、この時期にこの映画で打って出た、その影響と結果をぜひ見守りたいと思う。エールを送りたい気分である。

で、赤く泣きはらした目で、映画館のそばの喫茶店で、JFSなどでお世話になっているネイティブ翻訳者に会う。ワシントン在住で、「くるなら会いたい」と連絡が回ってきて、会議後に電話したら夕方に会おう、ということになったのである。

いろいろと話しているうちに、「この近くでエコフェアをやっているんだよ。面白いから行く?」と連れて行ってくれた。彼も会員だというZip Carというカーシェアリングの会社が中心になって、小さなお祭りだ。

この会社は数年前に、立ち上がってすぐにメールニュースで日本に紹介したこともあり、うれしかった。事務所に行って、きゅうきょ取材させてもらった。ガソリンの値段が上がってきて、カーシェアリングへの人々の関心も急上昇中!とスタッフがにこにこと教えてくれた。

さて、今日はいまからボストンへ移動。明日からのシステム思考の会合の前夜祭?に招かれていて、これまた楽しみである。

 

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