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えだブログ

2005
Jan
10

「一年の計」ワークショップ1日目

2005年01月10日

 前泊し、何度も迷子になりながら会場などを下見し、ワークショップのプロットを整えて、参加者を待つ。今回は12人定員で、男性が5名、女性が7名。私のWSはふだん女性が圧倒的に多いので、どんな感じになるのか、楽しみである。

 昨日参加者リストを見ていたら、なんと、愛媛、大阪、石川、兵庫、奈良、岐阜、茨城、東京、長野からの参加者。2日間のWSはもちろんだけど、飛行機や特急や前泊などにもお金も時間も投資してきてくれる方々に、「ああ、きてよかった」と言ってもらえるWSにしなくちゃ、ともう一度プロットを見直し、手直しをする。

 このような少人数で、ビジネスライクというより自分の心を振り返ったりするWSは、どんな人たちが参加するかによって、その場の雰囲気も参加者間のダイナミズムも大きく異なる。和気藹々とした雰囲気で始まる。

 自然に囲まれた、世間から隔絶された「場」の力を感じる。ゆったりした会議室(会議室、というより、おしゃれなおうちのリビングルームの大テーブルを囲んで、という感じ)。それぞれで自分を振り返ったり、考えたりする時間を長く取り、外でもロビーでもカフェでも、好きな場所で作業してもらう。

 今回のグループ、とっても素敵なグループだった。あっという間に私は皆さんのことが好きになったし、皆さん同士もそうだったみたい。今回は時間的制約から、個人作業をメインにしたので、お互いにコメントしたり感想を言ったり、という時間は取れなかったのだけど、それぞれが気づいたことを発表している時、温かい支持の雰囲気を感じたことだろう。ほかの人の真剣さや悩みや望みや気づきに、素直に触発され、自分をもう一度見直しているようすが伝わってくる。

 予定を大きく過ぎて、18時まえに1日目を終える。1日目は、これまでの自分を振り返る作業と、ビジョニング(ビジョンづくり)の作業から、「本当にやりたいことにつながる」1年でやりたいことに絞り込むところまで。

 18時からレストランの個室で夕食懇親会。12人だと、2人ずつ隣の人とも喋れるし、3人ぐらいで喋ったり、12人全員でひとつの話をしたり、ということができるサイズで、楽しい時間だった。

 そのあとすぐに、ホテルのチャペルでコンサートがあるというので、みんなで聞きに行った。サックスとピアノの生演奏を食後酒をいただきながら楽しむ。とっても素敵。最後のアンコール曲「マイウェイ」のときに、チャペルのドームが開いた! 

 うー、寒い~。氷点下何度という冷気が入ってくる。演奏者の人、寒いだろうなあ、指動くかなあ、と心配になる。でも目を上げれば、しんと凍り付いた森。そのうえに満天の星。

 それぞれの「北極星」を探しに、そこへの道を探しに来ている私たちにとって、北極星と「マイウェイ」なんて、サイコーの贈り物だなあ、、、とうるうる。(でも星が多すぎて、北極星がどれかよくわからなかった……。私は天上でも方向音痴らしい。^^;)

 こうして1日目が終わった。

 

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