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えだブログ

2004
Sep
19

松葉杖

2004年09月19日

 昨日の夕方、久しぶりに運動でもしようかなー、と思ったら、左足のふくらはぎに、バッドで殴られたような痛みが走った。あら、イヤな予感……?

 痛くて足が着けられないので、ケンケンしながら戻り、急遽冷やしながら、救急外来へ直行。看護婦さんが、ぐるぐると冷やすために巻きつけてあるものを取ってくれたとき、ちょっと心配だった。

 「まあ! こんなに腫れてしまって!」
 「いえ、右足も同じぐらいです。モトモト太いんです……」
 というお笑い展開を予想してしまったのだった。

 やさしい看護婦さんはそうは言わなかったのでお笑いにはならず、お医者さんは「どこが切れているかわからないので、軽いと思いますが、肉離れでしょう」とのこと。
 
 うーむ、「肉離れ」って、なかなかリアルな表現である。英語ではナント言うのだろう??? とお医者さんの顔を見ながら考えていたら、お医者さんは看護婦さんと、私には大人用の松葉杖がよいか、子供用がよいか、と相談している。「ビミョーなところですね」とお医者さん。(^^;

 ノーメイクで、Tシャツに短パンのまま、湿布をして板を付けて固定して、足をグルグル巻きにされて、松葉杖をつきながら、「お世話になりました」としおらしく挨拶しながら緊急外来を失礼しようとしたら、若い方の看護婦さんが「あの、本を書かれた方ですか?」と。(^^;

 あちゃー、なかなかスゴイ格好での出会いになってしまった……と思いつつ、「はあ」と私。「とても刺激を受けました。また書いて下さい!」と激励してもらってしまった。地元の病院で読んで下さっている方がいるとはうれしいことである。

 かくして、2週間の安静、という松葉杖生活となったのだった。あ、ついでにいうと、「肉離れ」は pulled muscle とか torn muscle とか言うみたい。(帰宅してまず調べてしまった。ハムスターのプチは、「職業病だー」と呆れているので、ついでに「職業病」も調べてあげた。ついでのついでに、松葉杖は crutch である)

 こうしてみると、あちこちにある階段、玄関のわずかな段差から家の狭さまで、つくづく障害者フレドリーになっていないこの社会に気づく。

 お医者さんに「松葉杖の使い方はわかりますか?」と聞かれて、「はい! 高校3年の時に使ったことがあります!」と元気よく返事した。だいぶ古い話であるが。(^^;

 高校3年の1学期、体育の授業でバレーボールをやっていた。私はこの身長にも関わらず、華麗なるスパイクを決めて、着地した瞬間、転んだ。着地した下に、仲間の足があったのである。

 駆け寄る先生、チームメイト……。すべては足を踏まれた仲間に駆け寄って心配している。まあ、そうだわね、ふつう。ところが、放っておかれた私の足のほうが膨れてきて、「念のためね」と連れて行かれた医者で「折れてます」とのこと。あら。痛くもなかったのでわからなかった(当時から鈍感だったようだ。いまも、足が固定されて不便ではあるけど、痛くはないし……)

 石膏ギブスをはめられ、そこで松葉杖デビューを飾ったのであった。ちなみに、当時はエレベータのない団地の5階に住んでおり、そうでなくても、片道90分かけて、ぎゅーぎゅーの満員電車で通学していた私は、あっさり「しばらく休もうっと」と学校にお願いし、1ヶ月ほど、5階から出ずに空中生活を送った(古文の先生の授業だけはすばらしいものだったので、友だちに頼んでテープに録音してもらい、テープを聴きながら勉強した)。

 「準備体操をしなかったせいかなー、久しぶりだったからかなー」と言っていたら、「なるときはなるもんなんです」とのこと。じゃ、しょうがないかー、という感じである。幸い、この1週間はほぼ自宅とオフィスでの仕事なので安静にしていられそう。

 翌週の最初は、浦和で「テレビ埼玉」の「美女とヤジウマ」という番組に出演する予定。うーん、さすがにテレビでの松葉杖デビューは避けたいものである。(^^;

 

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