ホーム > えだブログ > 9月12日朝5:30(ハンガリー時間)

えだブログ

2004
Sep
12

9月12日朝5:30(ハンガリー時間)

2004年09月12日

 昨日はあれから、テインター氏のインフォーマル・セッション(本当にインフォーマルだ、出席者が口々に質問したり意見を言って、テインター氏やだれかが答えたり、また意見を乗せていったりする)に出た。氏は古代文明を研究して、「複雑な社会の崩壊」という本で知られている。「ソ連の崩壊はどうだったのか?」「米国という帝国は崩壊するか? その予兆をどうみればいいのか?」など話がどんどん広がる。氏の複雑性の理論と支持する歴史上の事例はとても面白い。

 夕食時、だれもが好き勝手に座るのだけど、私の隣にテインターさんが来たので、またいろいろと話をした。私の3倍はありそうな巨漢なのだけど、そしてすごく頭が切れて鋭い人なのだけど、つぶらな瞳で「君はどう思う?」「君はどういうことをしているの?」「ここでも朝2時に起きてるの?」などと聞いてくれる。(^^;

 氏のプレゼンテーションで感心したのは、スクリプト(原稿)を用意していたことだ。ああ、私もあれぐらいきちんと準備していかなくちゃ、と反省する(ワークショップはパワーポイントを見ながらその場で勝手にしゃべったのだった)。

 原稿ファイルを送ってもらうよう、お願いした。氏の有名な本は、日本語にはなっていないという。少なくともこの話のなかみは訳して日本に伝えたい!と思ったのであった。持続可能性の新しい定義にもアランともども感心&納得。

 夕食の終わりにさしかかると、世話役のメンバーがグラスをフォークで鳴らして注目を呼びかける(みんなも鳴らす。最初は「お行儀悪い~」とびっくりした)。いよいよデニスへの感謝のセレモニーだ。

 私もみんなの祝福や感謝の行列のなかで立ち上がり、(適当なタイミングで立ち上がってしゃべりださないと、いつまでも順番がまわってこない)、「デニスに会って、バラトンに参加するようになって、どんなに自分の人生が変わったか」とお礼を述べ、扇子をプレゼントした。

 こういうときに「つまらないものですが……」なんて、けっして言わない(言っても通じない)。こういう場面では、いかに「つまる」ものであるかを、トクトクと演説しなくてはならないのだ。しかもジョークをちりばめて。(^^;

 私は予定どおり「風神のごとく持続可能性への旅路を導いてくれるデニスへ」というもったいをつけて、最後に「これでせいぜい風力発電に貢献して下さい」と言って渡した。みんな笑ってくれた。やれやれ、よかったことであるよ。(^^;

 

このページの先頭へ

このページの先頭へ