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エダヒロ・ライブラリー一日一題

魚介の水揚げ量が減ってからではなく、減らないように、高付加価値化を!

2018年01月03日

昨年末、12月30日の日経新聞に、「魚介水揚げ量 記録的低水準に 水産業、高付加価値に活路」という記事がありました。温暖化の影響など海洋環境の変化に加え、世界的に漁獲が増えていることもあって、サンマやスルメイカ、サケなど主要な魚介類の水揚げが記録的な低水準に落ち込んでおり、魚の値段が上昇。こういった状況に、水産業界では、加工に力を入れるなど、変化の芽も出始めている、という内容でした。

さて、クイズです。SDGs(持続可能な開発目標)の17目標の中で、この記事の伝えているところに関連しているのはどれでしょうか?

「ええとー、17の目標は何だっけ......?」という方に、すぐに見られるところに置いておきましたので、どうぞ!

SDGs(持続可能な開発目標)の17の目標

最も直接的に関わっているのは、「目標14」(海洋と海洋資源)ですし、「目標12」(持続可能な消費と生産)そのものでもあります。また、産業という面では、「目標8」(持続可能な経済成長)、食べ物という観点からは、「目標2」(飢餓)や「目標1」(貧困)、「目標3」(健康)にも関わっています。つながりをたどっていけば、すべてにつながっているのですが、直接的に関わっているものだけでもいろいろありますね。

ところで、この記事は、資源を獲りすぎたこともあって漁獲量が減っていること、産業界としてはそれへの対応として、加工など付加価値づくりに力を入れ始めた、ということですが、そういう対応は、「仕方なく」ではなく、意思を持って選んでいくこともできます。

海の中の資源が枯渇しないように、子どもたちも孫たちもずっと漁業ができるようにと、漁獲量に上限を設け、水揚げの売上を平等に配分し、漁獲量を増やすことではなく、付加価値を高めることで、同じ漁獲量からの収入や利益を増やしている素敵なお手本が日本にあります。ぜひご一読ください!

「漁獲量を増やさなくても売上は増やせる! ――「持続可能な発展」に向けての駿河湾の桜エビ漁の取り組み」

 

 

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