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子どもたちの学びを止めない:パソコンやWi-Fi機器の無償で提供

新型コロナウイルス感染拡大をうけた休校期間中、「学びを止めない手段」として注目を集めたのが、インターネットやパソコンなどを活用したオンライン教育です。

ただし、子どもたちが家庭でインターネットやパソコンの使用できる率には、家庭環境により大きな差があります。OECDの「生徒の学習到達度調査」(2018)によると、「学校の勉強のために使えるコンピュータとインターネット回線がある」15歳の生徒は日本では60.2%と、OECDの平均88.8%を30ポイント近く下回っていました。さらに社会経済的に恵まれていない生徒の場合は、コンピュータやインターネットが使える割合は37.8%(OECD平均76.9%)と、非常に低いことがわかります。

この状況では、オンライン教育を進めればすすめるほど、「オンライン学習環境が整っている生徒」と「整っていない生徒」の間の差が開いてしまいます。こうした差異を緩和する取り組みとして、コンピュータやタブレットなどを無償で提供する取り組みがいくつかの団体によって行われています。

例えば、認定特定非営利活動法人カタリバでは、「キッカケプログラム(奨学パソコンつき学習支援)」として、自治体の就学援助を受けている世帯に対し、パソコンとWi-Fi機器を無償貸与する取り組みを行いました。このプログラムでは、平日の放課後と週末を中心に、オンラインでの居場所支援・学習支援を行っています。

その他、特定非営利活動法人のラーニングフォーオールも、6月から8月にかけて、困難を抱える子どもたちにタブレットやWi-Fi機器を配り、ボランティアの大学生らがオンラインで勉強を教える取り組みを行いました。

参照元
カタリバ「キッカケプログラム(奨学パソコンつき学習支援)」ウェブサイト
ラーニングフォーオール「新型コロナ緊急支援プロジェクト 中間報告」

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