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2007年11月21日
「デニス・メドウズから学ぶ『成長の限界』」ワークショップ 終了しました

※「デニス・メドウズから学ぶ『成長の限界』」ワークショップはおかげさまで
 ご好評のうちに終了しました。
 
『成長の限界』が1972年に刊行されて30年以上がたちました。デニス・メドウズ
氏がマサチューセッツ工科大学(MIT)教授であった1970年、ローマクラブから
の依頼を受けて、地球の人口、経済、環境などが相互にどのような影響を与える
かについて研究するチームを率い、システム思考に基づくシミュレーションをお
こないました。1972年にその研究成果をまとめて出版された『成長の限界』は世
界的なベストセラーとなり、日本でも多くの人々に影響を与えました。

経営者などとお話をしていても、「もちろん読みましたよ」「あの本は衝撃的で
したね」とおっしゃる方が多く、世界30ヶ国以上で読まれていることからも、本
当に大きな影響を与えた本なのだと思います。

私がこの本を最初に読んだ時、水晶玉を向こうからのぞいているような気がしま
した。「このままだと30年後にこうなるよ」「このままだと2000年にはこうなる
よ」といったシナリオが書いてあるからです。

たとえば、「2000年にはCO2の濃度は380ppmになる」というシナリオが書いてあ
ります。残念ながら、、、「ドンピシャ」ですね。人口は、そのシナリオに書か
れている70億よりはちょっと低めですんでいますが。。。

このように、30年後に起こりうるシナリオがいろいろなシミュレーションの結果
として書かれている本を、その「30年後」を超えた私たちが読むことは、とても
大きな学びがあり、同時に深く考えさせられます。

『成長の限界』が出された20年後に、新しいデータを盛り込み、当初のモデルを
その後の実際のデータを比較した『限界を超えて』が出版されました。

英語の原題は『Beyond the Limits』です。邦題は『限界を超えて』となってい
ますが、もし私がタイトルをつけたなら、『限界を超えた』としたでしょう。

『限界を超えて』というと、「限界は超えられる」というような、何となく希望
のメッセージのような感じがしますよね。でも、本の内容は、20年前に「ここま
まだと限界が来るよ」と言っていたことが、実際にもう来ている、いろいろな意
味で限界を超えてしまっている、というものなのです。

序章には、「この20年で学んだことを考えていると、さまざまな分野で成長傾向
が改まらないまま、時間だけが経過したために、限界に対する人類社会の位置が
変わってしまっていることがわかってきた」「多くの資源や汚染のフローは、す
でに持続可能性の限界を超えてしまっていることがわかった」とあります。

さらにそれから10年以上たって、2004年に『成長の限界 人類の選択』が出版さ
れました。最初の本に比べると、いろいろな説明やデータを加えてわかりやすく
書かれていますが、地球の現状とメッセージは30年前と変わっていません。

--「有限の地球で、無限の成長を続けることはできない。物質的な成長には限
界があり、人間にとっての資源やエネルギーの供給源としての地球も、排出物の
吸収源としての地球も、成長の限界を超えてしまっている。一時的には限界を超
えて成長を続けることができても、システム構造的に、必ず、限界以下に戻るこ
とになる。それが我々人間が意志と選択によって下げるからか、行き過ぎて崩壊
してしまうからかは別として」

この5月から9月にかけて開催している「骨太の枠組みをつくるための 環境必
読書を読む講座」の第1回で、『成長の限界』を取り上げました。自分でも読み
直し、参加者と議論するなかで、「成長の限界」という考え方が今以上に重要な
時代はないこと、単なるキャッチフレーズではなく、その構造をしっかり理解す
る必要があることを痛感しました。

また、デニスが30年以上にまえにこの本をどんな思いで書いたのか、そのあとの
すさまじいバッシングとどのように戦ったのか、30年を経ていま、地球の現状と
成長の限界をどう考えているのか、状況を好転させるための構造的な介入点はど
こだと考えているのか--ぜひ本人から学びたい!と思いました。私だけではな
く、多くの人にぜひ直に学んでほしい、問題の本質を考える一助にしてほしい、と。

「成長の限界をテーマとしたワークショップをしてほしい」とデニスにお願いし
ましたら、快諾してくれました。秋の来日時に開催いたします。

単なる講演ではなく、デニス特製のワークショップ(今回用にプログラムを作っ
てくれます)です。本邦(いや世界でも)最初で最後かもしれない貴重な機会で
す。ぜひお見逃しなくご参加下さい。

※なお、受講費から必要経費を差し引いたお金は、デニスが力を入れている教育
プログラムの資金に充てられます。


●●●「デニス・メドウズから学ぶ『成長の限界』」ワークショップ●●●


●日時
2007年11月21日(水)  
13:00     開場(受付開始)
13:15-17:15  ワークショップ

●場所 アサヒビール スーパードライホールビル4F(浅草駅徒歩5分)
http://www.asahibeer.co.jp/aboutus/summary/

●講師
デニス・メドウズ氏(インタラクティブ・ラーニング研究所所長)

マサチューセッツ工科大学(MIT)教授であった1970年、ローマクラブからの依
頼を受けて、地球の人口、経済、環境などが相互にどのような影響を与えるかに
ついて研究するチームを率いる。1972年に、研究成果をまとめて出版された『成
長の限界』は世界的なベストセラーとなった。その20年後、新しいデータを盛り
込み、当初のモデルをその後の実際のデータを比較した『限界を超えて』を出版。
2004年には、『成長の限界』から30年たってわかったことや最新データを盛り込
んだ『成長の限界―人類の選択』を出版。

●コーディネーター
枝廣淳子(環境ジャーナリスト/イーズ/チェンジ・エージェント)

●コース概要
『成長の限界』の内容はもちろん、その背景や書かれた経緯について著者自身か
ら聞きます。参加型ワークショップで、頭と体と心で『成長の限界』のメッセー
ジを理解し、私たちがこれから何を考えるべきかについて、学びます。
(逐次通訳つき)

1.どのようにして『成長の限界』が書かれたか
2.なぜ『成長の限界』が書かれたか
3.『成長の限界』のポイント
4.体験的に学ぶ~「行き過ぎと崩壊」とは
5.私たちの未来への意味合い
6.質疑応答


●参加費
15,000円/人(税込)

●定員
約60人

●主催
有限会社イーズ/有限会社チェンジ・エージェント

●お申し込み
以下申込書フォーマットにご記入のうえ、申込専用e-mailアドレス:
1121dmws@es-inc.jp までお送りください。折り返し、お支払い方法のご案内を
自動返信メールにて送付いたします。

++++++++++++申込書++++++++++++++

デニス・メドウズから学ぶ『成長の限界』ワークショップ(11月21日)

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※請求書または領収書をご希望の場合は、お宛名と送付先(ご住所・ご担当
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下記内容にて発行し、郵送いたします。
○適用:「デニス・メドウズから学ぶ『成長の限界』」ワークショップ」参加費
○金額: 15,000円(税込)

※なお、請求書をご希望の方には弊社銀行口座へのお支払いをお願いしており
ますので、イーズショップからのお支払手続きはなさいませんようお願いいたします。
(口座情報等につきましては別途ご案内いたします)

※領収書はご入金を確認後、郵送にてお送りいたします。発行日は入金確認日と
なりますが、他にご希望等ございましたら別途ご相談ください。

●お問い合わせ
有限会社イーズ
e-mail: info@es-inc.jp
Tel:03-5426-1128 Fax:03-6413-3762
担当:飯田、星野
※事務所移転に伴い、10/12より電話・Fax番号が変更になりました。ご注意ください。

本当に貴重な、またとない学びの機会になると思います。私もとても楽しみです。
ぜひ万障繰り合わせてご参加下さい~! またご興味のありそうな方にもぜひお
知らせ下さいな。よろしくお願いします。

 

 
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