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| デニス・メドウズ氏講演会のご案内「成長の限界」の打開に向けて~問題構造の理解とコミュニケーションの果たす役割~(2010.08.11) |
<内容> ■私たちがこれからおこなっていくこと~持続可能性革命について ■9月4日 デニス・メドウズ博士 講演会のご案内「成長の限界」の打開に向けて --------------------------------------------------------------- ■私たちがこれからおこなっていくこと~持続可能性革命について 「持続可能性革命」について、デニス・メドウズ氏らの著した『成長の限界 人類の選択』から引用します。 ~~~~~~~~~~~~ここから引用~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 紀元前六〇〇〇年頃の農民に、今日のアイオワ州のトウモロコシ畑や大豆畑を予測することはできなかったように、一八〇〇年のイギリスの炭坑夫が、トヨタの自動組み立てラインを想像できなかったように、今の時点で、持続可能性革命がどのような世界を生み出すかはだれにも語れない。 これまでの大きな革命と同様に、来る持続可能性革命も、地球の表面や人間のアイデンティティ、制度や文化の基盤を変えることになるだろう。その歩みはすでに始まっているものの、これまでの革命と同じく、全面的に展開するには何世紀もかかるだろう。 もちろん、どうすればこのような革命を起こせるか、だれも知らない。「地球規模でのパラダイム・シフトを起こすには、次の二〇の段階を踏めばよい」というようなチェックリストはない。過去の大革命と同様に、今回の革命も、計画や指図ができるものではない。政府からの指令リストやコンピュータ・モデル開発者の言葉に従って展開するようなものではない。 持続可能性革命は有機的な革命になろう。何十億もの人々のビジョンや洞察、実験や行動から生まれるものであって、決して一人の人や一つのグループの肩に実行する負担がかかっているものではない。誰かの功績になるものではないが、だれもが貢献できる。 われわれは、自分たちが受けてきたシステムについてのトレーニングと世界で行ってきた活動から、複雑なシステムには、ここで議論しているような大きな革命に密接につながる二つの特性があると確信している。 第一に、変革の鍵を握っているのは情報である。といっても、必ずしももっと多くの情報やより良い統計、より大きなデータベース、インターネットのサイトが必要だというわけではない(もちろん、すべて役割を担っているだろうが)。 ここで言っているのは、「重要で、切実で、選ばれた、力のある、タイムリーで正確な」情報が、新しい方法で、新しい受け手に流れ、新しい内容を届け、新しいルールや目標を示す、ということである(ルールと目標は、それ自体情報である)。 情報の流れが変わると、どのようなシステムであっても、異なった行動パターンを示すようになる。たとえば、グラスノスチ政策をみればよくわかる。ソビエト連邦でそれまで長らく閉じられていた情報のチャンネルを開放しただけで、だれも予期せぬほど、東欧の急速な変革が起こったのだった。古いシステムは、情報を厳しく統制することで維持されていた。その統制がなくなったことで、システム全体の再構築は始まったのである(混乱に満ち予測不能なものであるが、避けることはできなかった)。 第二に、システムは、その情報の流れを変えること、特にルールや目標の変化に、強く抵抗する、ということだ。既存のシステムから利益を得ている人々がそのような変化に盛んに反対するのは、当然といえば当然だろう。 確立された政治的、経済的、宗教的な派閥は、そのシステムの許容するルール以外のルールに従おうとしたり、異なるゴールを達成しようとする個人や小グループの試みをほぼ全面的に抑えることができるだろう。新しいことを考え、行おうとする革新者は、無視され、まともに相手にされず、笑い者にされ、昇進も資源も世に問う声も否定されるだろう。比喩的な意味でも実際上も、弾圧され消されてしまうのだ。 しかし、革新者だけが――新しい情報やルール、目標の必要性を感じ、その必要性を伝え、試すことによって――システムを変革する変化を起こすことができる。マーガレット・ミードが言ったという「世界を変えようと決意を固めた個人からなる小さなグループの力を決して否定してはならない。実際、その力だけがこれまで世界を変えてきたのだ」という言葉に、この重要な点が明晰に示されている。 われわれは、消費を期待し、熱心に勧め、消費に報いを与えるシステムの中で、節度ある物質生活を送るのは難しい、ということを苦労して学んできた。しかし、節度ある暮らしに向かって長い道のりを進んでいくことはできる。エネルギー効率の悪い製品を作っている経済の中で、エネルギーを効率良く使うことは容易ではないが、より効率的な物事の行い方を探したり、必要があればつくり出すことができる。そうするなかで、ほかの人もそのようなやり方を使えるようにしてあげられるだろう。 何よりも、古い情報にしか耳を貸さない構造になっているシステムに、新しい情報を出すのは難しいことである。「もっと成長することの価値は?」と人前で疑問を唱えたり、あるいは成長と発展を区別しようとしただけでも、ここで言わんとしていることがわかるだろう。既存の体制に挑むには、勇気と明晰さが必要だ。しかし、それは可能である。 どうすれば、もともと変革に抵抗するシステムを、平和的に再構築していけるのだろうか? (後略) ~~~~~~~~~~~~引用ここまで~~~~~~~~~~~~~~~~~ つづきはこちらをどうぞ!
この本のエッセンスをまとめた読みやすい(そして持ち運びやすい ^^;)バージョンはこちらです。 『地球のなおし方 限界を超えた環境を危機から引き戻す知恵』
■デニス・メドウズ博士 講演会「成長の限界」の打開に向けて でもやっぱり、このつづきは、本人に聞きたい! 1972年に『成長の限界』の最初の本で警告した、そのとおりの世界に展開してきてしまったのを、じっと見つめてきたデニス・メドウズ氏はいま、何に注目し、何を考えているのか? デニスが来日する機会に「ジュンコたちの活動のために好きに使っていいよ」と1日提供してくれましたので、広くみなさんにデニスの考えや見通し、それらのベースとなっている問題構造の深い理解について聞いてもらいたい! 電通・電通総研さんのご後援をいただいて講演会を開催することにしました。めったにない機会です、ぜひいらしてください~! そしてぜひこの機会に、デニスも応援してくれている日刊 温暖化新聞の個人サポーターになっていただけたらうれしいです。個人サポーターの方は、この講演会に無料でご参加いただけるほか、このようなご優待の機会や、毎月温暖化に関する情報をまとめてお送りするなど、数々の特典がございます。 ~~~~~~~~~~~~ここからご案内~~~~~~~~~~~~~~~~~ 【デニス・メドウズ博士 講演会】 「成長の限界」の打開に向けて~問題構造の理解とコミュニケーションの果たす役割 ○日時:2010年9月4日(土)14:00~16:30(13:30~受付開始) ○場所:浜離宮建設プラザ10階大会議室(東京都中央区築地5-5-12) ○主催:日刊 温暖化新聞/有限会社イーズ/有限会社チェンジ・エージェント ○後援:株式会社 電通 電通総研 ○参加費: 2,000円/人 ※「日刊 温暖化新聞」企業・団体パートナーおよび個人サポーターの方は 無料でご参加いただけます ※これを機会に「情報・考え方・行動」の広がりをつくり出すことで地球温暖化の問題解決に取り組む「日刊 温暖化新聞」を個人サポーター(年会費 1口5千円/1万円)としてご支援していただける方も無料でご参加いただけます。この機会に是非、デニス・メドウズ氏も応援してくれている「日刊 温暖化新聞」をご支援下さい。 ○プログラム:(予定) ○定員:150名 ○お申込み方法件名に「9/4デニス・メドウズ氏講演会申込」とお書きのうえ、電子メールにて以下アドレス申込書をお送りください。折り返し参加費のお支払いについてのご案内をメールにてお送りいたします。 --*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*-- 申 込 書 ■2010年9月4日(土) 「デニス・メドウズ博士 講演会」に参加します 氏名 [ ] ※『日刊 温暖化新聞』の企業・団体パートナーおよび個人サポーターの方は、以下の( )に印を付けて下さい。申込時にお申し出いただきいた場合のみ、参加費無料でご案内させていただきます。 ●企業・団体パートナー: ※このセミナーのことをどこでお知りになったか教えていただけると幸いです。( ) a. 枝廣淳子のメールニュース(enviro-news) --*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*-- ※お申込後、自動返信メールが届かない場合は、インターネットの送受信にトラブルがあることも考えられますので、メール(info@es-inc.jp)または、お電話(03-5426-1128)でご一報ください。 ○お問合せ有限会社イーズ ~~~~~~~~~~~~ご案内ここまで~~~~~~~~~~~~~~~ デニスとの再会、とても楽しみです。環境問題もエネルギー問題も、すべて「成長の限界」という構造から生じている--どうやったら良い方向に向けて、舵を切ることができるか、一緒に考え、実行していきましょう~。 |
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