| カテゴリー:最新20件、温暖化、食と生活 |
| 不要なDMの温暖化への影響と、自宅に入れない水際作戦 (2009.05.25) |
<内容> ■不要なDMや折り込み広告は受け取らない! ■温暖化も同封!? ~頼んでもいない郵便物が地球温暖化に及ぼす影響は? -----------------------------------------------------------------------
船に乗っていてよいことの1つは、郵便物が届かない、新聞も部屋にはない、ということです。自宅ではちょっと油断すると、未開封の郵便物や読んでいない新聞が山積みになってしまうので……。 もっとも、船内での好ましい状態は「Better before worse」(今はよいけど、あとで大変)であることは言うまでもありません。帰国したら、郵便物や新聞がいっぱい待っていますから。 それでも、前に比べると、待っている郵便物や新聞の量は半分以下に減りました。なぜなら、「どうせ読まないものは、家に入ってくるまえにブロックする」ことをしてきたからです。必要なものしか届かなくなれば、かなり減るのですね。 リサイクル箱に直行させるより、もともと家に入れない「水際作戦」をぜひどうぞ! おうちの整理整頓もラクになるし、不要な郵便物の輸送にかかるエネルギーもCO2も減らせるし、資源も節約できるし、そういう人が増えれば、むだなものを印刷し、送りつける会社も考え直すことでしょう。 (1)不要なDMが郵便で届く場合は、外封筒に赤で「受け取り拒否」と書いてポストに投函します。そうすれば、送り主に戻してくれます。1~2度そうやって戻せば、DM送付リストから外してくれるようで、届かなくなります。 (2)どうせ注文しない通販のカタログが届いた場合には、巻末の連絡先に電話をして(だいたいフリーダイヤル)、カタログ配送中止のお願いをします。または、郵便で届いた場合は、(1)のように「受け取り拒否」と書いて、ポストに戻してもOK。 (3)最近増えているメール便の場合も、集配の人を呼ぶか、集配所に不要なメール便を持参して受け取り拒否の旨を伝えると、業者から発信元に送り返してもらえます。または、発信元に直接連絡て配信をストップしてもらうとよいでしょう。 (4)新聞の折り込み広告も、もし必要ないなら、「ついてくるもの」とあきらめずに、販売店に「いりません」と言えばOK。折込をせずに新聞だけ届けてくれます。これで新聞の量は半分(以下?)に減り、まとめてしばってリサイクルに出す手間も半分以下になりました。 ほんの一手間ですから、まだ実践されていなかったら、ぜひやってみてください。頼んでもいないのに届く郵便物を受け取り続けていると……、温暖化の悪化にも加担していることになってしまいます~。 ----------------------------------------------------------------------- ■温暖化も同封!? ~頼んでもいない郵便物が地球温暖化に及ぼす影響は? たかが郵便物、されど郵便物。米国からのクイズです。「米国人の場合」ですが、想像してみてください。 (1)米国の迷惑郵便物が世界の郵便物総量に占める割合はどのくらいでしょう? (2)米国の迷惑郵便物に使用される紙の量は年間にどのくらいでしょう? (3)米国人が一生のうち迷惑郵便物の処理に費やす時間はどのくらいでしょう? こたえ: (1)約30% (2)年間650万トン (3)なんと約8カ月! (出所:http://donotmail.org/article.php?list=type&type=3)
このレポートは、絶滅の危機に瀕している森林や自然、野生動物、人間の福祉を守るために2000年に設立された環境NGO「フォレストエシクッス」が発行したものです。カナダ、米国、チリに拠点を持つ団体です。 ~~~~~~~~~~~~~~~こから引用~~~~~~~~~~~~~~~ 温暖化も同封!? ~頼んでもいない郵便物が地球温暖化に及ぼす影響は? フォレストエシクッス 米国では毎年1,000億通以上、1世帯あたり848通も配達されているダイレクトメールなどの迷惑郵便物。これが、気候変動に大きな悪影響を気候に及ぼしていることが、私たちの調査で分かった。 迷惑郵便物によって年間5,145万8,000トン(二酸化炭素換算)の温室効果ガスが排出されているのだ。これがどれほどの量なのかは下記の通りである。 ・平均的な乗用車937万2,000台からの排出量 迷惑郵便物のカーボンフットプリントは下記の通り。 ○森林炭素収支(製紙用・エネルギー用木材の炭素量から紙製品に蓄積される炭素量を引いた数) ○森林伐採と木材輸送(伐採と製紙工場までの運搬で使用する車両や機械の燃料に起因する排出量) ○製紙(製紙過程で、主に化石燃料使用で排出される量) ○黒色炭素(製紙過程において、バイオマスなどのエネルギー燃焼時に放出される粒子。黒色炭素排出量1トンあたり、約133.5トンCO2相当量に匹敵する温室効果ガスを発生させる放射強制力がある) ○印刷(印刷時のみの推定排出量) ○配達(米国郵政公社による配達) ○エネルギー回収(自治体廃棄物処分場での紙廃棄物焼却から得られるエネルギー) ○埋立地からの排出(埋立場の紙廃棄物から排出されるメタン) ダイレクトメール業界は、「通信販売を利用すれば買い物のために車を運転せずに済み、排出量を減らせる」「人は迷惑郵便物を求めている」などと主張するが、下記のような数字もある。 ・通信販売カタログの作成・印刷、配達、廃棄に起因する温室効果ガス排出量は、通信販売で商品を買ったため車で買い物をせずに済んだ場合に抑制された排出量の5~10倍。 ・1991年以来実施されている様々な全米規模の世論調査で、常に80~90%の回答者が「迷惑郵便物は嫌いで、その数を減らす方法があれば実践したい」と回答している。 ・ダイレクトマーケティング協会が2005年に実施した調査によると、ダイレクトメールによる勧誘への反応率は平均3%未満。 ・未開封のまま埋め立て処分されている迷惑郵便物の割合は約44%。 また毎年、迷惑郵便物を作るために1億本の樹木が伐採されているが、これは、ロッキーマウンテン国立公園の森林全部を4カ月毎に伐採しているのと同じ量である。伐採されているのは、絶滅の危機に瀕している森林や、稀少な、あるいは消滅しつつある小規模な森林生態系だ。迷惑郵便物をなくすことは、温室効果ガスの大量抑制のほかに「大切な森林の保護」という大きな特典もついてくるのだ。 ~~~~~~~~~~~~~~~引用ここまで~~~~~~~~~~~~~~~ このレポートでは続いて、 > 気候変動対策の一つとして、国家的な「郵便勧誘辞退登録(Do Not Mail Registry)」、 と呼びかけています。ここに出てくる「電話勧誘辞退登録」とは、2002年12月に米国のテレマーケティング販売規定に修正条項として盛り込まれたものです。連邦商取引委員会が管理・運営しています。 数字にしてみると、もともと読まれもしないもののために、大量の資源を消費し、CO2を排出していることがわかって、びっくりしますね。 米国で生活していた頃、確かに膨大な量のDMが届いていたことを思い出します。日本では少なくとも郵便で届いたものは「受け取り拒否」で戻せますから、個人のレベルで「辞退」を始めちゃいましょう~。 まわりの人にも教えてあげてくださいね。みんなで「受け取り拒否」を始めれば、DMを送っている会社ももっと効果的で効率的で、環境にも優しいやり方をくふうするでしょうから! |
| ← 前の記事 | index | 次の記事 → |
