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| 大阪、名古屋、東京:システム思考トレーニングのご案内(2008.02.08) |
「ハブとマングースの対決」って、聞いたことがあるでしょう? マングースが毒蛇ハブに果敢に立ち向かい、やっつけてしまう--。ハブとマングースを対決させると、だいたいマングースが勝つのだそうです。 そこで、ハブに悩まされていた奄美大島では、ハブをやっつけてもらおうと外来種であるマングースを連れてきました。あちこちで、ハブ対マングースの対決ショーが展開され、島からハブは駆逐され、めでたしめでたし…… とはならなかったのですね。マングースは、わざわざハブとは戦わず、自分よりも弱いニワトリやアヒル、野鳥などを襲いながら、繁殖し、どんどん数を増やしていきました。天然記念物のアマミクロウサギも、マングースにやられて数が激減してしまったといわれます。 「ハブとマングース」というところだけを取り出して見れば、確かにマングースは解決策でしたが、自然という全体像の中では、その取り出した部分は成り立たなかったのですね。 「マングースよ、情けないなあ、しっかりしろよ」と言いたくなるかもしれませんが、マングースは、「人間よ、情けないなあ、しっかりシステム思考を身につけろよ。W.ケーラーが言っているように、全体は部分の総和とは異なるんだよ」と言うかもしれません。(^^; システム思考の研修を、個人向けにもビジネス向けにもおこなっていますが、毎回どの事例を取り上げても、「人間って、そのままではやはり部分だけで考えてしまうものなんだよなぁ。だから『想定外』『予期せぬ結果』にびっくりしてしまうんだなぁ」と思います。 世界中で使われているシステム思考のバイブル的教科書である Business Dynamics を書いたジョン・スターマン氏は、「“副作用”など実は存在しない。あるのは“作用”だけである」と言います。「予期せぬ副作用だ」と言うのは、その人がその「作用」を予期していなかった、全体像やつながりを見ていなかった、ということを告白しているにすぎない、と。 企業の事例を取り上げても、多くの企業が全体像やつながりを見る力(システム思考)を欠いているがゆえに、多額のマーケティングキャンペーンを展開してもよけいに売上不振に陥ったり、気がつかないうちに市場でのプレゼンスをなくしていたり、社内の体制ややる気がぼろぼろになっていたり……業種を問わず、規模を問わず、繰り返し起こるのだなあ、と。 つながりをたどって全体像を見ようというシステム思考は、私たちが生まれながらに持っているスキルではないのだと思います。しかし、意識すること、トレーニングすることで、鍛えることはできます。企業などで研修をしていても、少なくともそういうスタンスを身につけて帰ってくれる受講者がたくさんいます。 すべての企業や組織でシステム思考が“常識”となる日がくれば、「自社がおこなっていることは地球の裏側にどうつながっているのだろう?」「ここでの決断は、200年先にどう影響を与えるのだろう?」ということも、ごく自然に全員が考えられるようになるでしょう。 そして、すべての子どもや若者たちが、社会に出る前に「つながりを見る力」を身につけることができたら、環境問題だけではなく、さまざまな教育や社会の問題も、表層的な対応だけではなく、根本的な解決策を考えようという動きが広がるのではないかと思うのです。 そんな思いを胸に、今年もシステム思考のトレーニングの機会を提供していきます。いまのビジネス上の問題解決のきっかけのためにも、自分のビジネススキルやライフスキルのアップのためにも、本当に大事なものを見る力をつけるためにも、ぜひごいっしょに~! 今月は、大阪と名古屋でも開催します。東京以外での開催はめったにない機会ですので、どうぞお見逃しなく! 「システム思考トレーニング」ベーシックコースの開催予定 2008年2月27日大阪 http://change-agent.jp/news/000109.html 2008年2月28日名古屋 http://change-agent.jp/news/000110.html 2008年3月12日東京 http://change-agent.jp/news/000111.html 以下、ウェブに掲載されているご案内です。 ~~~~~~~~~~~~~ここからご案内~~~~~~~~~~~~~~~ ■複雑な問題構造を見抜く 「複雑な問題構造のツボを見抜く力をつけたい」 このようなニーズをお持ちの方にはシステム思考がお勧めです。システム思考は、グループや組織、社会などでのできごとをシステムの視点で捉え、その全体像とつながりに着目する新しいものの見方を提供する思考方法です。さまざまな複雑な変化がどのように生じるかを理解し、望ましい変化を起こすための手がかりを与え、また、組織の共通言語として目的や複雑な状況認識の共有を促すコミュニケーションに役立ちます。 日々変化するビジネス環境の中で、「学習」が新たな競争力の源泉として注目されています。デュポン、BP、フォードなどの欧米の企業では、従来のように目の前の問題や自社だけを見て意思決定をしていたのでは、これからの複雑性の時代を勝ち残れないという危機感を強め、マネジメントから現場レベルまで幅広くシステム思考をトレーニングプログラムに取り入れ、活用することで、「学習する組織」づくりに役立てています。これらの企業では、短期間に数百億円規模の付加価値向上を実現したほか、知識資本や人的資本無形の価値の向上に大きな成果を挙げています。 本トレーニングコースでは、このシステム思考の基本的な考え方と3つの基本ツールを、グループ演習、ラーニング・ゲームなどを活用しながら、頭と体で実感しながら学習します。 システム思考は、開発、生産から営業まで、長期戦略から日々の業務、ひいては職場だけでなく家庭や地域コミュニティ、人生そのものまで幅広く応用いただけます。また、組織で導入したいという、経営者や人事担当者の方にも好評をいただいています。お申し込みは、info@change-agent.jpまで。 ■コース概要 ■講師 小田理一郎 枝廣淳子 ■募集人数 約25名 ■料金 45,000円/人(税込) ■日時と場所 ○大阪:2008年2月27日(水) 10:00-17:00 (9:45開場) ○名古屋:2008年2月28日(木) 9:30-16:30 (9:15開場) ○東京:2008年3月12日(水) 9:30-16:30 (9:15開場) ■お申し込み・お問い合わせ お申し込みは、下記申し込み票を電子メールでお送りください。 ============================================================= 該当するコースに印をおつけください ご氏名 [ ] ※この研修コースのことをどこでお知りになったか教えていただけると幸いです。 ( ) a. 以前受講した人からのご紹介 ご紹介者名( ) ============================================================= ~~~~~~~~~~~~~~ご案内ここまで~~~~~~~~~~~~~~~ ご一緒できることを楽しみにしています~。 さて、先に書きました「世界中で使われているシステム思考のバイブル的教科書であるBusines Dynamics」もぜひ、日本語で読んでもらえるようにしたくて、著者のジョン(彼もバラトンメンバー)や出版社と話を進めていましたが、翻訳出版してもらえることになりました。 なにせ大作なので1年がかりのプロジェクトですが、世界のビジネスエグゼクティブから学生まで、みんなが読んでいるこの本を日本語でも読んでもらえる日が来ますから、どうぞお楽しみに~! |
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