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| IPCCとアル・ゴアさんのノーベル平和賞~温断化サイトより最新情報(2007.10.16) |
アル・ゴア元米国副大統領がIPCCとともに、ノーベル平和賞を受賞されたこと、とてもうれしく思っています。 「翻訳者としての談話を」と、あちこちのマスコミから連絡が入り、「温暖化が世界の平和や安全保障に対する脅威であるとの国際社会の認識の表れだと思う。温暖化は、もはや環境主義者や一部のグループの取り組みではなく、メインストリームとなったということ。これがさらに追い風になって、行動につながっていくことを願っている」というようなコメントをしました。 科学的知見を追求するとともに、「得られた知見を、政策決定者をはじめ広く一般に利用してもらうこと」を使命としているIPCCと、温暖化問題についての啓発に世界規模で貢献しているゴアさんの受賞は、大きなメッセージになると思います。 IPCCからは3つの作業部会からそれぞれの報告が出されました。各作業部会に日本から関わってこられた研究者が、「何がわかったのか。どういう報告なのか」を、「環境を考える経済人の会21」の朝食勉強会で話した講演録がありますので、それぞれについてご興味のある方、ぜひどうぞ。 2006年度第8回[3/7] 2007年度第2回[5/11] 第3回[5/29] 第2回の原沢氏が「IPCCに日本はどのくらい貢献しているのか」という質問 ~~~~~~~~~~~~~~ここから引用~~~~~~~~~~~~~~~~~ 環境を考える経済人の会21 2007年度第2回朝食会2007.5.11 二つ目のご質問の、報告書の中で日本人の研究はどれくらいかということですが、たまたまそうしたご質問が以前あったので、われわれの国立環境研究所のグループでざっと調べまして、WG2だけに限ると、8,400ある文献中の1.75%が日本人の研究論文ということです。第2次報告書の時に調べた時には、2%弱くらいでした。 今回もWG2だけですが1.75%ですから、約2%弱の寄与率ということで、これはやはり少ないので、多く引用されるよう努力をしなければいけないということです。 この5年間、そういうことでやってきたつもりですが、日本語で書いた論文はやはり外国人は読めないし、英語で全部論文を書くと今度は日本人が読めない。とくに温暖化の問題を世界に発信しなければなりませんから、日本語で書いて英語でも書くということを研究者の方も努力しなければなりません。 関連して、IPCCに相当するような仕組みを日本でつくらなければいけない。以前は環境省に地球温暖化問題検討会があった時には、そちらでJPCCという名称で、その時点の最新の日本の知見をまとめて、それを英語の本にして外国の研究者に送付したという例があるのですが、この5年間そうしたことをやらなかった。 日本の良い研究情報が100%伝わったかと言うと、どうもそうではない。今後の5年間はそういった努力が必要です。また執筆者として多くの人をIPCCに送ることも重要です。 もう一つは審査付きの論文、例えばサイエンスやネーチャー級の論文をどんどん出して、世界にアピールするという話です。英語の論文をしっかり書く。あとは、報告書を執筆者が書く時に情報が必要ですが、そうした時にどんどん英語の論文を執筆者に送りつけると言うことも非常に重要なわけです。 こういった三つのポイントは研究者が最もやりたくない仕事なものですから、誰かこうしたことに興味を持ってやるようなグループなり、国の支援があればいいと思います。次の5年はこれが課題になると思います。 ~~~~~~~~~~~~~~~引用ここまで~~~~~~~~~~~~~~~~ ゴアさんとIPCCの受賞もそうですが、ここ数ヶ月、世界が大きく動き始めたなあ、さらに加速するだろうなあ、と個人的にも思うことが増えています。海外の、特にマスコミからの問い合わせや取材の手伝いの依頼が急増しているのです。 「温暖化の番組を作るので」「サステナビリティについての6回シリーズを作るので」「雑誌で特集をするので」日本での取り組みについて知りたい、でも英語では検索してもなかなか日本発の情報に出会えない、ということで、JFSに問い合わせが来たり、私個人にも、問い合わせがよく来ます(そういうときはここに聞いたらいいよ!とコンタクト情報が回覧?されているのではないかと思うほどです) もしみなさんもそういう問い合わせを受けたら、ぜひこちらをご紹介下さい! そのなかの「情報データベース」。ここで「温暖化」で検索すると、現在441件の記事があります。日本の温暖化へのさまざまな取り組みを見ていただけます。 また、逆に、世界のニュースを日本に伝える(今度は英語→日本語ですね)ひとつの窓口として、イーズのウェブサイトにある「温断化ニュース」には、ほぼ毎日世界からの新しい情報がアップされています。 9月1日から10月15日にアップされた記事タイトルをご紹介しますね。内容を読みたい記事がありましたら、「温断化」アーカイブからどうぞ。 そうそう、そのまえに、昨年チェンジ・エージェント主催、日経BP環境経営フォーラム共催でおこなったフォーラム「地球温暖化防止 企業の戦略的アプローチ 現状を打破する次の一手」でご紹介した「世界の先進企業の温暖化対策事例集」がチェンジ・エージェントのウェブサイトにアップされています。1年近くたって、さらに先進的な取り組みを進めている企業も出てきていますが、参考になると思いますので、ぜひご覧ください。 では、「温断化ニュース」のタイトルをどうぞ! ざっと眺めているだけでも、世界の鼓動が伝わってくる気がします。 ~~~~~~~~~~~~~~ここから引用~~~~~~~~~~~~~~~~~ 2007年10月15日 2007年09月30日 ~~~~~~~~~~~~~~~引用ここまで~~~~~~~~~~~~~~~~ せっかくなので、IPCCについて日経エコロジーに書いた連載からも、ご紹介しましょう。でもそのまえに、CMタイムです~。(^^; |
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