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| JFSが5周年を迎えることができました(2007.09.22) |
出張中に出せなかったので、今日は2本お届けしますね。 さて、これも昔のこと、[No.68]で、2000年1月22日に、ワールドウォッチ研究所で開催された会合に参加したときに考えたことを書きました。 ~~~~~~~~~~~~~ここから引用~~~~~~~~~~~~~~~~~ いまの日本がカンペキからほど遠いのは事実ですし、あちこちで問題を抱えてい 他の分野と同じく、環境でも日本は「欧米に学ぼう」という志向が強く、それは 別に高い所から「教えてやる」必要はありませんが、あまりに日本についての情 NGOや市民のレベルで、気楽に「日本ではこんな感じなのよー」「いまエコファ これまで英語教育は「必要に迫られれば誰だってやるようになる、できるように ・・・ということで(もうおわかりの方もいらっしゃるかな ^^;)、 ~~~~~~~~~~~~~引用ここまで~~~~~~~~~~~~~~~~~~ そして、この思いが発端となって、語り尽くせぬ汗と涙の末に(^^;)、2002年8月26日にジャパン・フォー・サステナビリティ(JFS)が誕生したのでした。 そして、先月末に、JFSは5周年を迎えることができました。とてもとてもうれしいです。 この5年間に日本から世界に発信した記事は1600本を超え、毎月のニュースレターも189ヶ国、1万人近くの方々に届いています。世界のメディアからの取材も増えています。先日は米国の公共放送PBSに出て、日本の企業の取り組みについて話しました。先日のベルリンの出張も、JFSの活動を知ってくれている方が招いて下さったのでした。 その方は、スピーチをする私の紹介を次のようにして下さいました。「ヨーロッパにいると日本の情報は本当に手に入りにくいのです。でもJFSのおかげで、日本がどんなに環境に取り組んでいるかよくわかります。政府、自治体、企業、科学界などあらゆる情報がJFSのおかげで入手できます。日本から世界へのそういった情報提供ができるようになったのはJFSが初めてです。そして、日本の主要な企業はほとんどがJFSをサポートしています。かつては日本の産業界などとコラボレーションをしようと思っても、どこに連絡してよいかわかりませんでしたが、いまはJFSがあります!」 うれしいご紹介の言葉でした。 8月末に、財政的にJFSを支えて下さっている法人会員、個人サポーター、ボランティアの方々、JFSの発起人、その他お世話になっている方々といっしょに、「JFS5周年の会」を開催しました。これまでの活動報告なども交えて、楽しい時間を過ごしました。その最後に、「JFSのこれから」についてふたりの共同代表からひと言ずつご挨拶したのですが、世界チーム(世界への情報発信を担当)代表の私はこのようなお話をしました。 ~~~~~~~~~~~~~~ここから引用~~~~~~~~~~~~~~~~~ ほんとに長時間ありがとうございます。世界チームのほうの今後について、一言だけお話をして、今日を締めたいと思います。世界チームのほうで今後やっていこうと思っていること、2つあります。1つは、これまでの活動を継続していくことです。こんこんと毎日1本ずつ、日本の毎日の情報を世界に届けていこうと思っています。 恐らく残念ながら、当面は、地球環境は悪化の傾向を強めるでしょう。その中でどうしても絶望に陥ってしまう人も出てきます。もう出つつありますが……。そういった世界になっていくときに、それでもこんこんと、日本から毎日1本ずつ前向きな情報が届けることで、すごく大げさな言い方ですが、世界にとっての希望の泉になれたら、と思っています。鼓動のように届けたいと思っています。ですから、もちろん届けるコンテンツも大事ですが、「届けつづける」という継続性をこれからも大事にしていきたいと思っています。 5年間やっていて思うのは、5年前は、というか割と最近までは、各企業にしても、「こういう目標を掲げた」とか「こういう取り組みを始めた」という情報がとても多かったのですね。 でも5年たって、今、発信できる情報のなかに、その実績が出始めています。そういう活動をして、たとえば「何十%二酸化炭素を減らしました」とか、「こういう成果を上げました」――そういう実績として、「実際に変わりつつある日本」も伝えられるようになってきたことはとてもうれしく、伝え続けたいと思っています。 もうひとつ、5年、10年という長いスパンでやっていきたいことは、「WFS」です。JFSは「Japan for Sustainability」の略ですが、私たちはこれを「WFS」にしたいと思っています。Wというのは世界です。World for Sustainabilityという形にしていきたい。 今は日本からの情報を世界に届け、それをきっかけや励みにしてもらっていますが、世界各地でも同じようなさまざまな動きがあります。ですから、あるプラットフォームをつくることで、世界各地の情報がそこに載ってくるようなしくみをつくりたい。 そして、たとえば「環境税は世界各国でどうなっているの?」「政治を動かすためにどんなやり方があるの?」「どうやって人々の意識を変えているの?」――そういう事例やベストプラクティス、知恵が、日本からの情報発信だけではなくて、世界から寄せられるような場を、5年、10年かけてつくっていきたいなと思っています。 私たちの活動は、「何本記事を出した」とか、「何カ国、何人に届けている」ということを励みにはしていますが、それは最終的な目的ではありません。やはり、私たちの活動を通じて、世界と日本を、実際何ミリ持続可能な方向に動かすことができたか。それでしか私たちの成果は測れないと思っています。 環境問題は時間との戦いであることは、いうまでもないですが、幸い、追い風も吹き始めています。ですから、この活動をぜひこれからも続けていきたいし、大きくしていきたい。そこで皆さんのご支援、ご協力、これからもぜひお願いしたいと思っています。 これからの5年、10年、ぜひこの活動を続けていくことが役に立つと信じつつ、そして実際に役に立つようにやっていきたいと思っていますので、これまで以上のご支援と、それからご鞭撻をお願いして、おしまいにしたいと思います。どうもありがとうございました。 ~~~~~~~~~~~~~~~引用ここまで~~~~~~~~~~~~~~~~ 世界からいただいたJFS5周年へのメッセージをいくつか、ご紹介します。 +++++++++++++++++ JFSは、日本の情報を世界に向けて発信する、すばらしい窓口となりました。簡潔な表現で一貫した主義を貫き、定期的に情報を発信し続けるその姿勢は、まちがいなく第一級のジャーナリズムです! エルンスト・フォン・ワイツゼッカー教授 +++++++++++++++++ JFS設立5周年、おめでとうございます。 私は以前からJFS記事の読者で、自分のニュースサイトにも、JFSからの情報を数 JFSのスタッフやボランティアのみなさまには、心から感謝しています。重要で、 日本在住記者 +++++++++++ 初めて日本を訪問してから30年以上になりますが、その間、非常に多くの日本の これまでJFSほど、対応が早く、有能なグループにお目にかかったことはありま 日本の進んだ考え方をする人たちへの素晴らしい架け橋となっている、JFSとの 心を込めて デニス・メドウズ ++++++++++++ JFSは日本の環境マネジメント分野における動向について、英語で情報を発信し 障害を取りのぞくにも、難題に取り組むにも、あるいは理解を広げるためにも、 ダンカン
JFSは最高! 時代の流れや希望、そして人類としてどうあるべきかを教えてくださっているか アリス・オドゥワン Havas Media社 開発担当 +++++++++++++++++++++++ 親愛なるJFSの皆さん、 もちろん5歳といえば、まだまだ小さい子どもだよね。 今や世界に、どれほど多くのプロジェクトや記事が存在し、どれだけたくさんの これからも、海を越えたパートナーである君たちの活動を楽しみにしています。 アラン・アトキソン +++++++++++++++++++++++ 親愛なるJFSの仲間のみなさんへ 5周年、おめでとう! これまで数多くのNGOとつながりを持ってきましたが、JFSほど短期間でグローバ この成功の鍵は2つあるのでしょう。ひとつは、JFSに対して、自分の時間、エ そして、2つめには、JFSは間違いなく大変に有益なサービスを提供してくれて これほどしっかりした素晴らしい組織とつながりを持っていることを、私はとて レスター・ブラウン ~~~~~~~~~~~~~~~引用ここまで~~~~~~~~~~~~~~~~ いっしょに活動してくれているボランティアの方々からもメッセージをいただき、会場でもご紹介しました。 ~~~~~~~~~~~~~~ここから引用~~~~~~~~~~~~~~~~~ "JFSは閉塞した社会に光を投げかける新しい型だと思います。
~~~~~~~~~~~~~~~引用ここまで~~~~~~~~~~~~~~~~ さて、最後に2つ。ひとつはこんなJFSの活動をぜひ支えて下さい、というお願いです。もうひとつは、多くの方が関心を持っていらっしゃる指標についての報告書のご案内です。
●企業や組織など(年会費:1口10万円) 現在の法人会員のリストはこちらにあります。 ●個人の方(年会費:1口5000円) ●ときどきサポーターの方 Yahooのトップページからだと、 JFSウェブサイト「環境マンガ」でもお馴染みのHigh Moon こと高月紘先生のオリジナル壁紙がダウンロードできる特典つきです。 また、ご自分のホームページや、ブログをお持ちの方、募金ページへリンクできるブログパーツもありますので、ぜひご活用ください。 お気持ちとお財布に応じて、活動を支えていただければ幸いです~。
~~~~~~~~~~~~~~ここから引用~~~~~~~~~~~~~~~~~ 日本では環境や持続可能性に対する多様な取り組みが、各企業や行政、自治体、市民、NGOなど、さまざまなプレーヤーによって活発に行われています。こうした取り組みの結果、私たちの社会は持続可能な社会に一歩でも近づいているのでしょうか? 世界的に見ても高い水準にある取り組みが多数ある一方で、全体で目指すべき社会像が明確に見えず、共有もされていないため、多くの努力が日本全体でどの程度のパフォーマンスにつながっているのか、正確に測るモノサシがこれまでありませんでした。 日本の持続可能性を可視化する「指標」を定め、「持続可能な日本のビジョン」を策定し、「持続可能なこの国のかたち」を少しずつ目に見えるように描いていきたい―そうした思いで取り組んでいるのが、JFSの持続可能性指標プロジェクトです。 2004年12月にキックオフを行って以来、約3年間、JFSの活動にしてはめずらしく、オンラインではなく顔を突き合わせて議論を重ねてきました。その成果をまとめたのが、『持続可能な日本の社会を考える―JFS持続可能性指標第1~2期プロジェクト報告』です。 2050年を1つのターゲットに、環境だけでなく、経済的な側面、社会のあり方、そして私たち一人ひとりの幸せといったトータルな視点で、あるべき持続可能な日本の社会を具体的に描き、その姿に今私たちが近づいているのか遠ざかっているのかを定量的に試算しています。 JFS指標をつくるにあたっては、世界の研究機関や各国政府によるさまざまな持続可能性指標を比較検討しましたが、そうした指標についても、それぞれの特徴、成果、課題を分析しています。 少しでも関心を持つ多くの方にこの報告書をお読みいただき、持続可能な社会づくりに向けた議論のきっかけにしていただければと思います。 報告書をご希望の方は、以下のページからお申し込みください。お問い合わせはindicator@japanfs.orgへ。 指標プロジェクトの詳細はこちら。 ~~~~~~~~~~~~~~~引用ここまで~~~~~~~~~~~~~~~~ 思い立ったのが2000年1月。2年半後にその思いをカタチにすることができ、5周年を迎えられたこと、本当にうれしいです。世界への広がりの手応えを感じつつ、5年前とは変わりつつある状況のなかで私たちが果たすべき役割を考えながら進んでいきたいと思っています。 どうぞこれからもよろしくお願いいたします。 |
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