<?xml version="1.0" encoding="utf-8"?>
<feed version="0.3" xmlns="http://purl.org/atom/ns#" xmlns:dc="http://purl.org/dc/elements/1.1/" xml:lang="ja">
<title>Library：アラン・アトキソン｜対談｜e&apos;s Inc.</title>
<link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.es-inc.jp/lib/alan/talk/" />
<modified>2005-06-12T21:38:07Z</modified>
<tagline></tagline>
<id>tag:www.es-inc.jp,2009:/lib/alan/talk//19</id>
<generator url="http://www.movabletype.org/" version="3.151-ja">Movable Type</generator>
<copyright>Copyright (c) 2005, master</copyright>
<entry>
<title>「変化の担い手となるために」</title>
<link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.es-inc.jp/lib/alan/talk/050526_181350.html" />
<modified>2005-06-12T21:38:07Z</modified>
<issued>2005-05-26T09:13:50Z</issued>
<id>tag:www.es-inc.jp,2005:/lib/alan/talk//19.64</id>
<created>2005-05-26T09:13:50Z</created>
<summary type="text/plain">アラン・アトキソン氏＆エダヒロジュンコ対談−2004年7月10日開催「第4回エコネットワーキングの会」より</summary>
<author>
<name>master</name>


</author>

<content type="text/html" mode="escaped" xml:lang="ja" xml:base="http://www.es-inc.jp/lib/alan/talk/">
<![CDATA[<h3 ><a href="http://www.es-inc.jp/lib/alan/talk/050526_181350.html#5be69e9de5bba35d" id="5be69e9de5bba35d" ></a>[枝廣]</h3>
<p >今、アランの話、そして歌をいろいろ聞いてもらいました。あと20分ぐらい時間がありますので、もう少し詳しく聞きたいことを聞いていきたいと思います。</p>
<p >今、アメーバを実際にやってもらったり、アメーバの図を見せてもらったりしました。「変化の担い手」−例えば新しい考え方があったときに、新しい技術があったときに、それを効果的に伝えていく人、人々の考えとか行動を変えていく人−がたくさんいる必要があるし、そして私たち一人一人が効果的にそれができるように、私たちが効果的な「変化の担い手」になることが大切だと思うんですね。</p>
<p >たぶんここにいらっしゃる方は、今「変化の担い手」である方が多いし、たぶんもっともっと効果的に自分の家庭とか地域とか、自分の所属している組織で、自分が大事だと思っていることをもっとちゃんと伝えていきたい、人々の行動を変えていきたいと思っていらっしゃる方も多いと思います。</p>
<p >私もそう思って活動していますが、そういった私たちに「変化の担い手」としてもっと活躍できるための考え方とかツールとか、どういうことに気をつけてやったらもっといい変化が起せるのか、ぜひアランに具体的に聞きたいと思います。</p>
<blockquote >
<h3 ><a href="http://www.es-inc.jp/lib/alan/talk/050526_181350.html#5be382a2e383a9e383b35d" id="5be382a2e383a9e383b35d" ></a>[アラン]</h3>
<p >私としては、枝廣さんをお手本にしていただくのがいいんじゃないかと思っています。バラトンでは、いつも友人たちと皆で、枝廣さんは非常に素晴らしい「変化の担い手」だと話しています。</p>
<p >「変化の担い手」は、新しい、そして時として複雑なアイデアをまず自分で眺めてみて、そしてそれをどうすれば他の人に実際に理解し、評価し、その真価を認めてもらえるのか、そのやり方を理解できていなくてはなりません。</p>
<p >一つ例を挙げてみましょう。皆さんご自身がエネルギー効率を引き上げる何か新しい技術を発明したとします。その技術は将来的に非常に良いものです。その場合、例えばご友人の方々にその技術の仕組みをせっせと紹介してあげるかもしれません。けれどもその場合、どれだけお金を節約できるかを教えてあげた方が、説明としてははるかに効果的ではないでしょうか？</p>
<p >このように、「変化の担い手」となる人は、新しいアイデアを認識した上で、他の人に受け入れてもらうためにはどう紹介するのが一番良いのか、それを理解していなくてはなりません。ですから、一番必要なのは何と言ってもコミュニケーション能力ではないかと思います。</p>
<p >私もいろいろ枝廣さんに質問がありますので、今度はこちらからお伺いしたいと思います。まずお伺いしたいのは、難しいアイデアを実用化させるにあたって、特に気をつければよいのはどんな点でしょうか？</p>
</blockquote>
<h3 ><a href="http://www.es-inc.jp/lib/alan/talk/050526_181350.html#5be69e9de5bba35d" id="5be69e9de5bba35d" ></a>[枝廣]</h3>
<p >そうですね、今アランがコミュニケーションと言ったように、私自身が通訳や翻訳という、ある言葉を別の言葉を理解する人たちにわかるように伝えるという仕事をしているので、職業柄そういうことを気をつけていることもありますが、例えばとてもいい考えであっても、そのままそれを説明しても普通には通じないことが多いんですね。</p>
<p >ですから自分自身は、まず言っている人の立場で、新しい考えを作り出したイノベーターに近いところで、その人の視点からその考えを聞きます。そのあと、その考えを、今度は聞く側の立場に立って、まったく違う立場から、どういう話し方で聞かせてもらったら、「ああ、なるほど」ってわかるのかな？と考えます。</p>
<p >ですから、まず理解すること、そして、話し方やどういう言葉を使うかによって聞こえ方が全然違うので、「どう聞こえたらよいのか」を考えます。ですから、例えば、誰に向かって話すかによって、同じことを伝えるのでも、全然違う言葉を使うし、違う表を使ったり、違う物語を使います。</p>
<p >ですから、自分が伝えたいのは今回は誰なのか、ということをまず知りたいと思います。それによって、例えば企業の人なのか、一般の方なのか、環境に関心のある人なのかない人なのか、それによって最初の話の持っていきかたも、キーポイントも話し方、それから使う言葉も、変えていきます。</p>
<p >それから、もう一つ大切だと思ってやっているのは、自分では「多分こういうふうに話したら伝わるだろう」と思って毎回やるんですが、本当に伝わったかどうかは、話をした相手に聞かないとわかりません。</p>
<p >ですから、私は講演にしても何にしても、話したあとできるだけフィードバックをもらうようにしています。私はこう話したら通じるだろうと思って話をしているんだけど、本当にそれで通じたのかどうか、分かりにくかったのはどこなのか、自分に切迫して聞こえたのはどこか、自分から遠く聞こえたのはどこなのか、ということを聞いて、自分の次のプレゼンテーションに活かします。</p>
<p >ただ、そのときによく思うんですが、すべての人に愛されるのは無理だし、それは求めないということも大事です。たとえば私のアンケートにある人が「非常に面白かった」と書いてくれたその同じことが、別の人は「一番つまらなかった」と書くわけですね。</p>
<p >同じことを話しても、すごく面白いと思う人と、全然面白くないっていう人がいるので、すべて100％皆に愛されようとは思わない。その代わり、いろいろな人に、一つずつぐらいは持って帰ってもらえるように、いろいろなことをいろいろな形でお話しできたらいいな、と思ってます。「手を替え品を替え」ですね。</p>
<p >で、たとえ話して100％伝えたかったけど伝わらなかったとしても、ゼロよりはいいんじゃない？と思っているので、また続ける。そんなことをいつも考えています。</p>
<blockquote >
<h3 ><a href="http://www.es-inc.jp/lib/alan/talk/050526_181350.html#5be382a2e383a9e383b35d" id="5be382a2e383a9e383b35d" ></a>[アラン]</h3>
<p >確かにおっしゃる通りだと思います。例えば、新しい考え方を試してみようかと思う人がいて、その人に話をわかってもらいたい場合、すでにその人があなた自身のことを慕い、尊敬してくれている場合は事は運びやすいでしょうね。自分に好意を持ってくれていない人たちのところへ出かけていって、変化を起そうと努力している人たちもいっぱい知っています。けれども、それでは、飛躍的な変化を引き起こす「クリティカル・マス（臨界点）」はなかなか作り出せませんよね。</p>
<p >では次の質問です。私はアメリカ出身ですが、今スウェーデンで暮らしているので、両方の文化には違いがあることをわかっていますが、例えば特に日本における「変化の担い手」が、他の国とどこか違う点はありますでしょうか？</p>
</blockquote>
<h3 ><a href="http://www.es-inc.jp/lib/alan/talk/050526_181350.html#5be69e9de5bba35d" id="5be69e9de5bba35d" ></a>[枝廣]</h3>
<p >そうですね、変化を起すためには、変化を起すためのいろいろな情報とか知識といった「頭」の部分と、「変化を起こしたい」っていう熱い気持ちと両方あって初めてできるんだと思うんですね。</p>
<p >で、多分アメリカの方々に比べて、私は、日本人はそのへんの感情がわりと自然に湧き上がってくるんじゃないかなと思います。自然との共存とか、それから人々の感情の出方、対決型ではない関係の取り方とか考えても、わりと心の部分で「このままじゃいけない」「何とかしたい」と感じている人は今すごく多いと思うんですね。</p>
<p >だからこそ、逆にそう思った人が一生懸命自分なりにやるけど、うまくいかなくてがっかりしているのを、実はたくさん見ているので、そういうふうに思った人に、じゃあ、「どう考えたらいいの？」「どういう戦略を立ててうまくその変化を実際に形にしていったらいいの？」ということを私はすごく知りたいし、伝えていきたいと思っています。</p>
<p >そういう点でアランは、そういう考え方とかツールとかをたくさん持っているんですね。アランはあちこちでワークショップとかプログラムをやっているんですが、「Change Agent:変化の担い手」を育てるための、例えば二日半コースなどをやっています。</p>
<p >ですから、そのカリキュラムがあって、何を使えばいいかを教え、さらに、「変化の担い手」になるための自己チェックリストとかもちゃんともう作ってるんですね。ですから、そのワークショップでどういうことをやってるのか、この来日中に一生懸命聞いているのですが、そういった点をもっともっと教えてほしいです。またそのワークショップを行うと言っているので、楽しみに待っています。</p>
<p >もう一つ、私たち自身が何か変えたいと思ったときに、「効果的に変えられる人」になるのと同時に、同じように自分たちで変えていきたいと思う人たちをたくさん作っていく必要があると思います。たとえば、この部屋にいる200人があちこち行って話しているだけじゃ足りないんですね。</p>
<p >ネズミ講方式で、そう思う人をダーっと増やしていくにはどうしたらいいかということを私はいつも考えているんですが、そこをですね、「変化の担い手を大量生産」するためにはどうしたらよいか？ということをぜひ聞きたいと思います。</p>
<blockquote >
<h3 ><a href="http://www.es-inc.jp/lib/alan/talk/050526_181350.html#5be382a2e383a9e383b35d" id="5be382a2e383a9e383b35d" ></a>[アラン]</h3>
<p >まず、私は今スウェーデンに住んでいるのですが、スウェーデンでの生活をとても楽しんでいます。と言うのも、人々の暮らしにおける自然との距離が非常に近くて、その点で日本とよく似ているからです。</p>
<p >もちろん、その他にも共通点はあります。スウェーデンでは生魚もよく食べられているんですよ。スウェーデンと日本では、非常に奇妙なんですが、似たところがいっぱいあるように思っています。でも特にその中でも一番貴重だと思うのは、私たちを取り巻く自然と、その美しさに対して人々が非常に近しい気持ちを持っていることだと思います。</p>
<p >「変化の担い手」となる人をもっとたくさん作り出す上で重要な方法を２つ挙げたいと思います。まず１つ目の方法は、本当はもっと人生の初めの段階で何とか「変化の担い手」になってやろうと思っていながら、挫折してしまった人、こういう人を見つけ出すことです。</p>
<p >そういった人たちは、たとえばグループであれ、場所であれ、職場であれ、どうすればもっと良くすることができるか、環境にやさしくなれるのか、持続可能になれるのか、何らかのアイデアを持っていることでしょう。この人たちは、恐らく変化を起そうとはしたでしょうが、実際には思った通りにはいかず、がっかりしてやめてしまったのです。</p>
<p >このような人たちに対しての働きかけとして必要なのは、眠っていた気持ちをもう一度呼び起こし、もっとスキルを持ってもらう、それだけです。そして、実際にワークショップに参加していた人の中でもそんなことがありしました。そのお話を紹介しましょう。</p>
<p >オーストラリアで最近ワークショップを行ったときに参加してくれた男性の話です。その男性は、大型の風力発電所をオーストラリアで建設したいと考えていました。けれども、現実には非常に小規模な施設しか認可が下りず、がっかりしてしまいました。</p>
<p >それで腹が立って、もうそれ以上活動を続けるのをやめてしまいました。変化を起こすのを引きとめようというアメーバの後ろの方の力に彼は非常に怒りを覚えたのです。</p>
<p >しかしお分かりでしょうが、アメーバというのはせいぜいそんなスピードでしか動けないものなのです。ですから、いかに風力発電所の規模が小さくても、それも素晴らしい最初のステップなんです。やがて、その男性もそれに気付き、もう一度取組みを始めました。そして今では私の同僚にこの新しい小さな風力発電所の横に自分が立った写真を送ってきてくれるまでになりました。</p>
<p >そして、二つ目の方法ですが、これはもうちょっと簡単なことです。このような、ここに来られているような人たちのグループを作ること。そしてお互いに励ましあうことです。</p>
</blockquote>
<h3 ><a href="http://www.es-inc.jp/lib/alan/talk/050526_181350.html#5be69e9de5bba35d" id="5be69e9de5bba35d" ></a>[枝廣]</h3>
<p >そうですね、さっきオーストラリアのお話にありましたけれども、やっぱりこういうことをやりたいと思って、実際に動いていって、自分ひとりが変わればいいことだったら、思った通り自分でなんともできるんですけど、たくさんの人とかいろんなグループとか、いろんな立場がある人が関わっていると、自分が100 ぐらい目指してても、だいたい最初は動けたとしても10か20ぐらいかな、と私もそういう印象があります。</p>
<p >ですから、100を目指していて、実際には10か20しかできなかったと思うと、がっかりしてやるのをやめてしまう人もいると思うんですけど、でもゼロだったことに比べたら10、20進んだってすごいことだと思うんですね。</p>
<p >私も、100を目指して努力をしていて、実際には10か20しかできなかったということもよくあるんですが、一瞬がっかりします。100というビジョンを持っていたわけですから。でも、これだけしかできなかったと思ってがっかりしておしまいにするんじゃなくて、でもゼロだったころから比べたら、ずいぶん進んだんじゃない？　で、これをもう少し進めていったらいつか100にいくかもしれない、これは第一歩なんだと思えば、続けられるかなと思っています。</p>
<p >たとえば、今のワークショップの例で言うと、100を望んだのに10しかできなかった、それで、がっかりしてやめちゃった。でも例えば、「それが第一歩と考えたらどうなの？」というような、例えばセミナーでの気付きや、お互いからのフィードバックがあると、もう一回やろうかなと思って進んでいけると思うんですよね。</p>
<p >なので、私たちにはやりたいこと、きっとこの部屋にいる方にもきっとたくさんあると思います。あそこも変えたい、ここも変えたい、このままじゃダメだってみんな思っていると思います。</p>
<p >でも、いっぺんにかなえるのはきっと無理なので、できるところから、そしてできている一つ一つをお祝いしながら進んでいきたいなと思います。100 まで達してからお祝いしようと思っていると、何十年もお祝いできないかもしれないので、一歩進んだらお祝い、二歩進んだらもっとお祝いというふうにしていくと、進んで行くこと自体楽しくなると思っています。</p>
<p >で、さっき最後に見せてくれたグラフが「希望のグラフ」というのだったのですが、最後にぜひアランに、アランから見て今どこに希望が見えているかという話をしてほしいと思っています。今日来てくださった皆さんへのメッセージを一言いただいて、て最後にもう１曲歌ってもらえますか？</p>
<blockquote >
<h3 ><a href="http://www.es-inc.jp/lib/alan/talk/050526_181350.html#5be382a2e383a9e383b35d" id="5be382a2e383a9e383b35d" ></a>[アラン]</h3>
<p >まず、このようにたくさんの方がお集まりだということに、私は希望を見出します。今日こちらにたくさんの方が来られて、「サステナビリティ＝持続可能性」という非常に複雑な考えに興味を持ち、知ろうとされている、そのことに私は希望を見出します。私自身もそれによって元気付けられ、希望をいただいています。</p>
<p >また、私は一緒に働いている他の「変化の担い手」の人たちたちからも希望をもらっています。枝廣さんが「枝廣さんと私には似たところがいっぱいあることがわかった」とお話がありましたが、まさにその通りで、お互いに元気を与え合う存在であると思っています。</p>
<p >ですから、皆さんにもぜひ、お互いにそのように元気を与えあう存在になっていただきたいと思います。ほんのちょっとしたつまらないことしかできなかったと卑屈になる必要はありません。そのちょっとしたことをみんなで励ましあいながら進めていくことが重要じゃないかと思います。</p>
<p >先ほどお見せしたグラフの曲線を思い出してください。非常に長い間ずっとちょっとした変化しか起こらなかったのに、それが突然大きな変化に結びつきましたよね。</p>
<p >２日前に、枝廣さんのご厚意で、経済界の指導者の方々とお話しさせていただく機会を得ることができました。会長の方は、私に対して「お若いですね」とおっしゃいました。けれども、今私は、10年あるいは15年間にわたって行ってきた仕事を振り返ることができるほどの年齢に達したことを嬉しく思っています。そうした時の流れの蓄積を通じて、世界中に同僚や友人といった人々を作ることができましたから。</p>
<p >そして、もはや自分自身でも覚えていられないほど、数多くの変化が起こっているのを目にしています。私が持続可能性について取組みを始めた当時、私の国で一緒に手を携えてやっていけるだろうと思った人の数はせいぜい２千人ほどでした。けれども、この持続可能性の問題に取り組む人の数は今では５万人ほど、それを仕事としてやっている方がこれだけの数おられるのです。変化は起こります。</p>
<p >最後にメッセージをということでしたが、日本ではよくあることなのかもしれませんが、あまり改めて聞かれることがなかったので、皆さんがこんなに期待の目を向けて下さっている中で、最後のメッセージをどんなこと言おうかとちょっとドキドキしています。</p>
<p >ですから、代わりに歌でメッセージをお伝えしたいと思います。けれども、その歌のメッセージというのは、「共に力を携えてやれば変化はちゃんと起こる」という歌です。後ろの方、大丈夫ですか？聞こえますか？</p>
<p >この曲は、私と枝廣さんが参加しているバラトングループの歌です。私の「持続可能性」に取り組む原動力を歌った歌です。</p>
<p >【BALATON（バラトン）】</p>
<p >古の蒸気機関のギアが回って　燃える火の音が間近に聞こえる<br>代償として僕らが失ったもの、<br>それは取り返しのつかない大きな損失だ<br>もっとよい方法をみつけなくっちゃ<br>語るべき言葉と、情報と、それを実行する力が必要だ</p>
<p >そう、バラトンで<br>火が最高潮に達すると、僕らはまた始めよう<br>最後の残り火がきらりと光って消えていくとき<br>心を癒す歌を歌い、新しい夜明けの光を呼び起こす<br>バラトンでの集いを、僕らは心にずっと抱いていく</p>
<p >こんなにも美しいものが引き裂かれてい<br>そんな悲しみを心の内にとどめておくのは辛いこと<br>そして、また再び同じことが起こるのか<br>そんな痛みを証言するなんて、あまりにも辛い</p>
<p >だから、僕らは寄り添っていこう<br>太陽に力を与えられ、胸の鼓動は力を強め、<br>僕らの声は高らかに、心をこめて、賛美の歌を歌う</p>
<p >床についても眠れない夜。湖に、僕は降りていく<br>衣服を脱ぎ捨て、走り出して、僕は波をけり水に潜る<br>遠くに嵐が来ている。こちらにやってくるようだ<br>雷光の中で僕は踊り、稲妻と力比べをして、<br>高く手を掲げて僕は祈る・・・</p>
<p >僕らの心を高めてくれるように、僕は風に祈る<br>みんなの心を一つにしてくれるよう、雨に祈る<br>僕らの誕生に立ち会ってくれるように、<br>大地の精神に、心をこめて僕は祈る</p>
<p >（訳詞：豊高　明枝）</p>
</blockquote>]]>

</content>
</entry>

</feed>
