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ネパール地震で全壊した学校の校舎1棟が再建されました!

2017年01月14日

皆様にもご協力をお願いしたクラウドファンディングにより、ネパール地震で全壊した校舎のうち1棟(1教室)を再建することができました。レポートをいただきましたので、ぜひご覧下さい。ご寄付してくださった皆様、情報を多くの方々にシェアをしてご支援くださった皆様、誠にありがとうございました!

1. 募金活動開始までの経緯

今から16年前年まで、ネパールのダディン郡サッレ村に学校はなく、幼稚園児から高校生の子供達は山道を片道約1~2時間ほど歩いて隣村の学校に通学していました。この村出身で日本に留学していたリジャルが日本の支援団体に協力を呼び掛けて、2000年に小学校が建設されました。2003年にはリジャルが日本人有志と共にNPO法人「バル・ピパル奨学基金」を設立、これまでに「フィリピンの友を援ける会」「京都中ロータリークラブ」「NPO法人ブッダ基金」「一宮よつば会」「サロン・ド・アサミ」など、その他多くの個人、団体のご支援により、10年をかけて11年制の学校(幼稚園~高校)を建設、教科書や文具品支援、給食の実施、教師の給料支援などを行ってきました。

しかし2015年4月のネパール地震により、震源地に近いダディン郡でも多くの家屋が全半壊の被害に遭い、校舎も17教室(7棟)のうち15教室(6棟)が全半壊しました。いずれも石を積んで粘土で固めただけの校舎です。無事だったのは、日本国際協力機構(JICA)の経済・技術支援による2教室(1棟)と、校舎とは別で建てた、壁面に鉄筋コンクリートの梁の入った図書館でした。

その後はブルーシートや廃材を利用した仮設教室で、全校生250名ほどが学んでいましたが、長期間の使用に耐え得る建物ではありませんでした。特に毎年6~9月の雨期は、多量の激しい雨が降るため安全性も心配です。

そこで、これまでよりも多くの人々に呼び掛けて、図書館と同じ壁面に鉄筋のコンクリートの梁を入れた校舎を、まず1教室だけでも再建したいと、クラウドファンディングで寄付を募集することを決めました。

2. 募金活動と新聞掲載

1教室建設に必要な費用1,500,000円を目標金額として、2016年1月にクラウドファンディングをスタート。2月には活動に賛同してくださった枝廣淳子先生が、京都マラソンでチャリティーランを完走し募金を呼び掛けてくださいました。そして、同年3月末までの間に皆様から1,111,050円(達成額74%)のご寄付が集まりました。このクラウドファンディング制度では、合計金額から手数料が15.2%差引かれ、実際にはNPO法人バル・ピパル奨学基金の口座に941,584円が振り込まれました。

募集期間中、クラウドファンディングがきっかけで、募金活動と枝廣淳子先生の京都マラソンのチャレンジ活動の記事が、読売新聞・横浜市版(2016年2月22日付)に掲載されました。そして、記事をご覧になった方々へも新たな募金の輪が広がり、NPO法人バル・ピパル奨学基金の口座へ15名のご支援者様から計438,000円のご寄付がありました。加えて2月の京都マラソンでは、京都中ロータリーと華頂女子中学校のインターアクトクラブの生徒の皆様が街頭募金を行ってくださり、8,601円が集まりました。そのため、最終的には合計1,388,185円のご寄付が集まり、おかげさまで目標額にほぼ達成しました。

その後も募金活動について、神奈川新聞(2016年4月26日付)やタウンニュース・都筑区版(2016年5月5日付)にも紹介して頂きました。

クラウドファンディングへのご寄付明細
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クラウドファンディングのギフトとして10,000円以上をご寄付して下さった方々のお名前を下記の通りこの報告書に掲載させて頂きました。

寄付者・団体のリスト(58名様・ご寄付順・敬称略)

リジャル、岡田真水、吉村伸一、たつや、フィッシャー、purio、わしお、宮永則子、ogi、ワールドギフト国際社会支援推進会、ぴょん、kiaro77、鳥越一成、相沢栄子、みーあー、茶畑亙美、魚住隆太、muracaba、MIC、MamiS、本の虫、リュウパパ、矢島洋子、tomi、新野由紀、yoshiki、saul ueda、miki、みつばち社、aca、Michiji KONUMA、8chan、Kanoko、ちゃま、m.nakamura、Yumi、Akane、Yukiko Yokono、Kay Yoshida、Hiroko、エムケイコ、小池啓道、みーあー、室田昌子、虎の角、高桜あゆみ、星野善久、nog221、高口洋瑞、町田正英、a、ひろ、のびのび、f_mikagami、べっく、小栗秀夫、tuesugi、azamikoji

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京都マラソンて・華頂女子中学校インターアクトクラブの生徒の皆様の街頭募金の様子

読売新聞で募金活動と枝廣淳子先生の京都マラソンのチャレンジ活動を紹介いただきました。
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3. 校舎の設計

校舎の設計は、カトマンズのトリブヴァン大学工学部の学生・卒業生達からなる団体「Aashraya(アシュラヤ)」が行いました。地震への強度を考慮して基礎を鉄筋コンクリートで作り、外壁4ヶ所を鉄筋コンクリートの梁で結びました。壁は現地で調達できる石で造っており、壊れた校舎の廃材も利用しました。出入口のドアは2ヶ所、窓は6ヶ所あり、一度に生徒45名が利用できる広さで、パソコンや理科の授業に使用します。

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校舎の平面図・断面図・外観

神奈川新聞に学校再建活動を紹介いただきました。
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タウンニュース・都筑区版に学校再建活動を紹介いただきました。
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4. 校舎の建設

校舎の建設を2016年5月~6月に行いました。2016年は7月~9月が雨期のため作業を中断し、10月に室内の壁のプラスターなどを仕上げました。砂、砂利、鉄筋、セメント、木材、釘、トタン、塗料などの材料費、大工への作業費用が募金額から支出されました(下記の表・校舎再建費用明細をご参照ください)。約16万円の残高があるため、今後は教室で使用するパソコンを購入することになりました。

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校舎の工事と完成の様子

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5. 竣工式

2016年10月24日に竣工式を行いました。生徒、保護者、村人、行政教育委員などが集まりました。式では、キャンドルに火をつけて神様にお祈りしテープカットを行って建物に入りました。この日を迎えることができて、皆が大変喜んでいました。

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竣工式の様子

6. 再建した校舎でパソコン授業

完成した教室では、45人の生徒がパソコンや理科の勉強をしています。パソコンの台数が限られているため、学生達は交代で使用しています。この新しい教室で沢山勉強して欲しいと思います。

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パソコンの授業の様子

7. 村の関係者のコメント

再建された校舎について、生徒15名、教員9名、保護者14名、大工6名、計44名にアンケート調査を行いました。皆が新しい校舎に非常に満足し喜んでいます。また生徒達は、新しい校舎で沢山勉強したい、さらに今後も新しい校舎再建が必要と回答しています。今回のこの再建活動が「地震に対して強い建物を作る必要がある」と、人々の意識も変えたことも分かりました。

質問内容
Q 1. あなたは、新しい建物は地震に対してどの程度良いと感じますか。
Q 2. あなたは、新しい建物は地震に対してどの程度強いとと思いますか。
Q 3. あなたは、この新しい建物をどの程度好きですか。
Q 4. あなたは、この建物の建設についてどの程度喜んでいますか。
Q 5. あなたは、この建物で何を子供に勉強させたい、または自分が勉強したいですか。
Q 6. あなたは、他の校舎の建設がどの程度必要だと思いますか。
Q 7. この新しい建物の建設で何を学びましたか。
Q 8. この建物に対して、何かがありますか。

(A) 生徒のコメント(15名)

生徒① 氏名:Jiban Nagarkoti (高校1年生)(男)
Q 1. 近代的に作っているため良い
Q 2. セメントと鉄筋が入っているため強い
Q 3. 好き
Q 4 とても喜んでいる。新しい方法で作っており地震にも強い
Q 5. パソコンの知識
Q 6. とても必要。他の建物が壊れているので、教育のため必要
Q 7. 地震に強いため、他の建物もこのように作る必要がある
Q 8. 良いデザイン、近代的な技術、地震に強いと思う。

生徒② 氏名:Madan Gurung (高校1年生)(男)
Q 1. 近代的に作っているため良い
Q 2. 建築家の助言に基づいてセメントと鉄筋で作っているため強い
Q 3. 近代的であるため、好き
Q 4. 学校の雰囲気や見た目がよくなっているため、好き
Q 5. パソコン
Q 6. 事務室や図書館に新しい校舎が必要
Q 7. 他の校舎もこのように作れば地震に強くなる
Q 8. 良いデザイン、近代的な技術、地震に強いことなどが必要。

生徒③ 氏名:Rajendra Manandhar (中学3年生)(男)
Q 1. 近代的に作っているため良い
Q 2. 近代的であるため、非常に強い
Q 3. 近代的であるため、好き
Q 4. 非常に喜んでいる
Q 5. この建物で非常に勉強したい
Q 6. 4つの校舎が必要
Q 7. 地震に強い家を作る必要
Q 8. 自然換気を良くする必要

生徒④ 氏名:Susmila Rijal (高校1年生)(女)
Q 1. 地震や余震に強い
Q 2. 四角いカット石・鉄筋・セメント・砂利・砂などを使用しているため、非常に強い。
Q 3. 石に絵も描いてあるため、好き
Q 4. 非常に好き
Q 5. パソコンの部屋を作っているため、パソコンについて学びたい
Q 6. 他の校舎もとても必要。今も小屋で勉強しているため、雨期に隙間から雨が入る。
Q 7. 地震に強い家の作り方を学んだ。
Q 8. この建物が地震に強くなって欲しい。建築家が学校を作る必要。

生徒⑤ 氏名:Soniya Gurung (中学1年生)(女)
Q 1. 地震に強い
Q 2. 非常に強い
Q 3. とても好き
Q 4. 非常に喜んでいる
Q 5. この建物でとても勉強したい
Q 6. 他もこのような強い校舎が必要
Q 7. 強い建物を作る必要性を学んだ
Q 8.

生徒⑥ 氏名:Santi Gurung (中学1年生)(女)
Q 1. 地震に強いため良い
Q 2. とても強くて良い
Q 3. 大好き
Q 4. 地震に強い建物であるため、非常に喜んでいる
Q 5. この建物で良い教育を受けられるので、良く勉強したい
Q 6. 他の校舎もとても必要。今も小屋で勉強しているため、雨期に隙間から雨が入る。
Q 7. 私達が地震に強い家を作る必要があることを学んだ
Q 8. 適切な自然換気が必要。同じ方法で他の建物も建設。

生徒⑦ 氏名:Anisha Kuwar (高校1年生)(女)
Q 1. 近代的であるため、地震に強いくてきれい
Q 2. セメントと鉄筋を使用しているため、非常に強い
Q 3. 石に絵も描いてあるため、非常に好き
Q 4. パソコンの部屋になっているため、非常に喜んでいる
Q 5. 私がこの建物で沢山勉強したい。
Q 6. 私達が安全な部屋で勉強することができていないため、このような校舎がとても必要
Q 7. 地震に強い建物や家を作る方法を学んだ
Q 8. 地震に強くする必要。建築家の助言に基づいて作る必要。建物の高さをあまり高くしない方が良い。

生徒⑧ 氏名:Sangita Gurung (中学3年生)(女)
Q 1. 地震に強いと思う
Q 2. 非常に強いと思う
Q 3. とても好き
Q 4. 非常に喜んでいる
Q 5. この建物で勉強したい
Q 6. 他の校舎も非常に必要
Q 7. 地震に強い建物を作る方法を学んだ
Q 8. 自然換気を良くする必要

生徒⑨ 氏名:Dinesh Adhikari (高校1年生)(男)
Q 1. 地震にとても強い
Q 2. 鉄筋を使用したため、非常に強い
Q 3. 建築家が作ったため、とても好き
Q 4. 地震に強いため、非常に喜んでいる
Q 5. この建物でとても勉強したい。新しいことを学びたい。
Q 6. 1年前から小屋とテントで勉強しているため、他の校舎もとても必要
Q 7. この建物の建設から様々な知識、技術や建物を作る時に注意すべき点について学んだ。
Q 8. このような地震に強い建物が今後も作られることを願っている。地震被害者にもこのような地震に強い建物を作って欲しい。

生徒⑩ 氏名:Susma Gurung (中学3年生)(女)
Q 1. 地震に強くて、きれい
Q 2. 非常に強いと思う
Q 3. とても好き
Q 4. 非常に喜んでいる
Q 5. この建物で沢山勉強したい
Q 6. このような地震に強い他の校舎もとても必要
Q 7. 地震に強い建物を作る方法を学んだ
Q 8.

生徒⑪ 氏名:Umesh Adhikari (中学3年生)(男)
Q 1. 地震に強い
Q 2. 非常に強い
Q 3. とても好き
Q 4. 非常に喜んでいる
Q 5. この建物で沢山勉強したい
Q 6. 他の校舎もとても必要
Q 7. 地震に強い建物を作る方法を学んだ
Q 8. このように他の校舎も作る必要

生徒⑫ 氏名:Basanta Dhamala (中学3年生)(男)
Q 1. 地震に強い
Q 2. 非常に強い
Q 3. とても好き
Q 4. 非常に満足して喜んでいる
Q 5. この建物で沢山勉強したい
Q 6. このような校舎が、あと5つ必要
Q 7. 地震に強い建物を作る方法を学んだ
Q 8. 自然換気を良くする必要

生徒⑬ 氏名:Sabita Gurung (女)
Q 1. 近代技術で作っているため、校舎が地震に強くて、きれい
Q 2. 校舎は柱・セメント・砂・鉄筋で作っているため、非常に強い
Q 3. 壁に絵が描かれているため、とても好き
Q 4. パソコンを教える教室が作っているため、とても喜んでいる
Q 5. この建物で沢山勉強したい
Q 6. 今、小屋で勉強しているため、横雨が入ったり日射で暑くなったり外から騒音が入ったりするため、とても必要
Q 7. 地震に強い、校舎を作る必要があることが学んだ
Q 8. 地震に強い校舎を作る必要。建築家の指示に従う必要。あまり高い校舎を作らない方が良い。

生徒⑭ 氏名:Sujan Thapa Magar(高校1年生)(男)
Q 1. 近代技術で作っているため、校舎が地震に強い
Q 2. 校舎は柱・セメント・鉄筋で作っているため、非常に強い
Q 3. 建築家がよく考えて作っているため、とても好き
Q 4. 地震が来る時、影響しないため、とても喜んでいる
Q 5. この建物で沢山勉強して新しいことを学びたい
Q 6. とても必要。今まで校舎を再建してくれた支援団体がないため、小屋で勉強しなければならない状況である。
Q 7. 建物を作る近代的な技術について学んだ
Q 8. このような校舎をもっと作る必要。地震で被害を受けた人たちにも、地震に強い家の作り方を教えて欲しい。

生徒⑮ 氏名:Prasanta Dhamala (10年生) (男)
Q 1. 建築家が設計したため、地震に強い
Q 2. 梁、鉄筋などを使用したため、強い
Q 3. デザインが良いため好き
Q 4. 私達の校舎がない状態で建設したため、喜んでいる
Q 5. 地震・雨・風・強い日差しに対して良いため、この校舎で勉強したい
Q 6. 他の良い建物がないため、他の校舎もとても必要
Q 7. 地震に強い家を作る方法、技術、材料などについて学んだ
Q 8. 地震に強くて恰好良い建物が必要。このような建物を継続的に作ると、安全のための知識、技術が獲得できる。近代的技術を導入する必要。

(B) 教師のコメント(9名)

教師① 氏名:Rujuna Rijal(女)
Q 1. とても良い
Q 2. 非常に強いと思う
Q 3. とても好き
Q 4. とても喜んでいる
Q 5. とても勉強させたい
Q 6. このような2~4棟の校舎が必要。
Q 7. 建物を作る時、地震に強い建物を作る必要であることを学んだ
Q 8. 石の代わりに煉瓦と柱で作れば良かった。

教師② 氏名:Kanchhi Maya Gurung (女)
Q 1. 安全である
Q 2. 梁があるので、強いように感じる
Q 3. 古い材料を利用したため、あまりよくない。
Q 4. 何もない状況で、地震に強い建物を作ってもらっているため、喜んでいる
Q 5. 地震に強いため、安心して勉強させることができる
Q 6. 10~12室の教室が必要
Q 7. 家もこのように強く作る必要があることを学んだ。
Q 8. 古い材料を利用せずに、新しい材料で建設した方がもっと良くて、強い建物ができたと思う。

教師③ 氏名:Kalpana Gurung(女)
Q 1. とても良い
Q 2. どの位強いか地震が来たら分かる
Q 3. とても好き
Q 4. とても喜んでいる
Q 5. この建物で勉強させたり、勉強したりしたい
Q 6. 他の校舎も必要
Q 7. 私達の家も鉄筋コンクリートで作る必要があることが分かった。
Q 8. 古い材料を利用せずに、新しい材料で建設した方がもっと良かった。

教師④ 氏名:Thaneshor Bhatta(男)
Q 1. 基準に従って作っているため、地震に対して安全
Q 2. 基準に従っていても、地面の状態によって思ったより強くない可能性もある
Q 3. 見た目が良いが、古い材料を使ったため思ったほどきれいではない。
Q 4. 地震後に建設したのがこの校舎のみである。この学校には沢山の部屋が必要であるため、このような建物を作ればもっと良い。
Q 5. 学生のためであるため、教員が利用できない
Q 6. さらに8個の教室が必要
Q 7. 私達が教える、勉強する、住む建物が地震に強くする必要
Q 8. この建物を鉄筋コンクリートにして、煉瓦造にすればもっと良い。

教師⑤ 氏名:Deepak Thapa Magar(男)
Q 1. 敷地を見ると、地震に対して良くない
Q 2. セメントとコンクリートを利用すればもっと良い。
Q 3. 校舎はきれいが、トタンは少し良くない。
Q 4. 全ての校舎が壊れている中で、新しい校舎の建設に対して喜んでいる
Q 5. パソコン室と実験室に利用したい
Q 6. このように12~13室の教室が必要
Q 7. 建物のデザインについて学んだ
Q 8. 壁も鉄筋コンクリートにすれば、もっと地震に強い

教師⑥ 氏名:Man Bdr. Shrestha(男)
Q 1. 良い
Q 2. 強い
Q 3. (古い材料を利用したため)あまり良くない
Q 4. 喜んでいる
Q 5. とても
Q 6. とても必要
Q 7. 基礎作りについて学んだ
Q 8. 特になし

教師⑦ 氏名:Ganga Kuwar(男)
Q 1. 良い
Q 2. 他の建物より強い
Q 3. 見た目が良いが、材料が古い
Q 4. 喜んでいる
Q 5. 学生達に教えたい
Q 6. 少なくても5つの校舎が必要
Q 7. 地震に強い家を作る必要性が感じた
Q 8. 壁も鉄筋コンクリートにして、煉瓦も使用すれば、もっと良い

教師⑧ 氏名:Sagar Rijal(男)
Q 1. 校舎が地震に強い
Q 2. 非常に強い
Q 3. とても好き
Q 4. とても喜んでいる
Q 5. この建物で教えたい
Q 6. 12室位が必要
Q 7. 地震に強い建物のデザインを学んだ
Q 8. 石の代わりに煉瓦を利用した方がさらに強いと思う

教師⑨ 氏名:Chameli Thapa Magar(女)
Q 1. 良い
Q 2. 強い
Q 3. とても好き
Q 4. とても喜んでいる
Q 5. 沢山教えたい
Q 6. とても必要
Q 7. 地震に強い建物を作る方法について学んだ
Q 8. このような他の校舎も作る必要

(C) 保護者のコメント(14名)

保護者① 氏名:Om Bdr. Lamsal(男)
Q 1. 良い
Q 2. 強い
Q 3. 好き
Q 4. 喜んでいる
Q 5. 勉強させたい
Q 6. 必要
Q 7. 新しい家の作り方
Q 8. なし

保護者② 氏名:Krishna Bdr. Shrestha(男)
Q 1. 良い
Q 2. 強い
Q 3. 好き
Q 4. とても喜んでいる
Q 5. 息子と娘に勉強させたい
Q 6. 非常に必要
Q 7. 新しい家の作り方
Q 8. もっとデザインをよくすれば良い

保護者③ 氏名:Jit Bdr. Rijal(男)
Q 1. 地震に強いため良い
Q 2. 強い
Q 3. 好き
Q 4. とても喜んでいる
Q 5. 息子と娘に勉強させたい
Q 6. 非常に必要
Q 7. 地震から生きられる家の作り方
Q 8. 他の建物も早く作った方が良い

保護者④ 氏名:Karna Bdr. Gimire(男)
Q 1. 良い
Q 2. 強い
Q 3. 好き
Q 4. 喜んでいる
Q 5. 勉強させたい
Q 6. 非常に必要
Q 7. 家を強く作る方法
Q 8. 特になし

保護者⑤ 氏名:Nar Bdr. Rijal(男)(代表者)
Q 1. 新しい方法で作った建物であるため、非常に良い。地震にも強い
Q 2. セメントと梁を利用しているため、非常に強い
Q 3. とても好き
Q 4. とても喜んでいる
Q 5. 子供たちにパソコンを勉強させたい
Q 6. 勉強させるため他の部屋が全くないため、非常に必要。
Q 7. 様々な場所に梁を置いて建物を強くさせる方法を学んだ。
Q 8. 他の建物もこのような方法で作る必要。他の建物も必要であるため、支援が必要。一つの事務室を作る支援も必要。

保護者⑥ 氏名:Mangali B.K.(女)
Q 1. とても良い
Q 2. とても強い
Q 3. とても好き
Q 4. 喜んでいる
Q 5. 子供に勉強させたい
Q 6. 必要
Q 7. 新しい方法で家を作る方法
Q 8. 他の建物も支援が必要

保護者⑦ 氏名:Lal Prasad Dhamala(男)
Q 1. 地震に強くて良い
Q 2. 四つの梁があるため、強いと思う
Q 3. 良い。しかし、長さに対して横が短い。よって、サイズが合っていない感じ。
Q 4. 全てが壊れており、どのように再建するかという状況で建物ができているため、喜んでいる
Q 5. 子供たちにパソコンを勉強させたい
Q 6. あと、10教室が必要
Q 7. 今後の建物も地震に強くする必要
Q 8. 建物が良い。訓練した職人で建物を作ればもっと良かった。

保護者⑧ 氏名:Gyanendra Bdr. Rijal(男)(学校運営委員)
Q 1. 良い
Q 2. 非常に強い
Q 3. とても好き
Q 4. とても喜んでいる
Q 5. 子供たちに勉強させたい
Q 6. 非常に必要
Q 7. 新しいシステムで強く作ることが学んだ
Q 8. この建物の費用が高い。それならいっそ壁も鉄筋コンクリートで作っても良かった

保護者⑨ 氏名:Mira Shrestha(女)
Q 1. とても安全
Q 2. 強くて長持ち
Q 3. とても好き
Q 4. とても喜んでいる
Q 5. 勉強したい
Q 6. とても必要
Q 7. 地震から守る家を作る方法を学んだ
Q 8. 鉄筋コンクリートの建物が必要

保護者⑩ 氏名:Ek Bdr. Adhikari(男)
Q 1. 地震に強い
Q 2. 強い
Q 3. 好き
Q 4. 喜んでいる
Q 5. 子供たちに勉強させたい
Q 6. 他の校舎がとても必要
Q 7. 地震に強い家を作ることを学んだ
Q 8. 他の建物も作って欲しい

保護者⑪ 氏名:Indra Bdr. Gurung(男)
Q 1. 良い
Q 2. 強い
Q 3. 好き
Q 4. 喜んでいる
Q 5. 特になし
Q 6. 他の校舎もとても必要
Q 7. 新しいと地震に強い家を作る方法を学んだ
Q 8. 他も良い建物を作る必要

保護者⑫ 氏名:Radhika Manandhar(女)
Q 1. きれい
Q 2. 校舎が強いが、地盤が弱いと感じている
Q 3. 良い
Q 4. 子供たちがパソコンの勉強できるため、喜んでいる
Q 5. 子供たちに沢山勉強して欲しい
Q 6. 全ての校舎が壊れているため、直ぐに10教室が必要
Q 7. 地震に強い校舎について学んだ
Q 8. 良い。しかし、古い材料を利用したため、少し合ってないように見える。

保護者⑬ 氏名:Susmita Shrestha(女)
Q 1. きれい
Q 2. 強い
Q 3. 好き
Q 4. 喜んでいる
Q 5. 子供たちに勉強させたい
Q 6. とても必要
Q 7. 新しい方法で家を作ることが学んだ
Q 8. 他の校舎も作る必要

保護者⑭ 氏名:Jhhan Bdr. Bogati(男)
Q 1. きれい
Q 2. 強い
Q 3. 良い
Q 4. 喜んでいる
Q 5. 子供たちに勉強させたい
Q 6. とても必要
Q 7. 地震に強い家を作る方法
Q 8. 見本となる教室を作って欲しい

(D) 大工のコメント(6名)

大工① 氏名:Lila Bdr. Gurung (男)
Q 1. 地震に強い
Q 2. 強い
Q 3. 好き
Q 4. とても喜んでいる
Q 5. 勉強させたい
Q 6. とても必要
Q 7. 地震に強い家を作る方法を学んだ
Q 8. 他の校舎は煉瓦で作る。沢山の部屋がある建物を作る

大工② 氏名:Raj Kumar Bogati (男)
Q 1. 地震に強い
Q 2. 強い
Q 3. 良い
Q 4. とても喜んでいる
Q 5. 子供たちにコンピューターを勉強させたい
Q 6. 他の校舎もとても必要
Q 7. 地震に強い家を作る方法を学んだ
Q 8. 他の校舎は煉瓦で作ることが望ましい

大工③ 氏名:Bharat Prasad Dhamala (Chandara Dhamala) (男)
Q 1. 地震に強い
Q 2. とても強い
Q 3. 良い
Q 4. 喜んでいる
Q 5. 子供たちに勉強させたい
Q 6. 他の校舎をとても必要
Q 7. 技術を導入して校舎を作る方法を学んだ
Q 8. 特になし

大工④ 氏名:Padam Gurung (男)
Q 1. 地震に強い
Q 2. 自然災害に強い
Q 3. とても好き
Q 4. 喜んでいる
Q 5. 子供たちに勉強させたい
Q 6. 校舎が壊れているため、基本的に必要
Q 7. 地震、台風などから家を守る方法を学んだ
Q 8. 地震に強い。面白い絵を描いている。壁も鉄筋コンクリートであればもっと良い。隣村の学校を建設する機会を得て喜んでいる。

大工⑤ 氏名:Lal Bdr. Gurung (男)
Q 1. とても良い
Q 2. 強い
Q 3. 好き
Q 4. 喜んでいる
Q 5. 勉強させたい
Q 6. とても必要
Q 7. 新しい方法で家を作ることが学んだ
Q 8. 特になし

大工⑥ 氏名:Som Bdr. Lamsal (男)
Q 1. 地震に対して安全
Q 2. 強い
Q 3. 好き
Q 4. 喜んでいる
Q 5. 子供たちに勉強させたい
Q 6. 他の校舎がないため、とても必要
Q 7. 古い材料を利用しても良い建物を作ることができることが分かった
Q 8. 煉瓦の壁の方が良い。石の壁をもっと良くする必要。

8. 今後の抱負

アンケートにもありますように、今回の皆様のご支援により村の関係者達のだれもが喜びと安堵の気持ちで竣工式を迎えました。また、学生達が新たな気持ちで楽しく学ぶ様子も伝わってきました。再度、皆様には心より感謝申し上げます。

地震前は17教室ありました。うちJICA支援で建てられた2教室は簡単な補修で使用可能でした。残り15教室のうち4教室は政府の支援を見込んでおり、1教室は今回再建しました。よって、今後は、学生達に地震前と同じ教育環境を提供するために、あと10教室(3棟程度)の地震に強い校舎を再建したいと考えています。これらは、今回の再建校舎よりも1教室が小規模(20~30名の学生が学べる)の広さです。そのための建設費として約750万円が必要です。

引き続きご支援どうぞ宜しくお願い致します。

読売新聞(2016年12月24日付)に校舎再建、生徒のコメント、今後の方針を紹介いただきました。
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<ご連絡先>
〒224-0023 横浜市都筑区東山田4-5-4-401
特定非営利活動法人バル・ピパル奨学基金
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2017年1月
特定非営利活動法人バル・ピパル奨学基金

 

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